山男Tの部屋
STAFF BLOG

白川郷 2024年03月26日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

2月初旬に岐阜県の世界遺産「白川郷」を訪問してきました。

今年は雪が少なく、合掌造り集落屋根にこんもりと積もった雪は見ることができませんでした。

飛騨牛の串焼きを提供しているお店の前には海外からの観光客が大勢並び、1本1,000円の飛騨牛の串焼きを20本と1個600円の飛騨牛コロッケを20個など団体客が人数分の食料を買い込んでいました。小屋のような小さなお店で30,000円分の買い物をする姿は物珍しくインバウンド効果の凄さを目の当たりにしました。

宿泊は白川郷近くの通年営業しているキャンプ場で雪中キャンプをしましたが、我々は飛騨牛を食べることなく、クリームシチューとフォカッチャという至って質素な食事で済ませ、翌朝はカチコチに凍った菓子パンを食べどこにも立ち寄ることなく帰ってきました。

ただ雪の上でキャンプをしたいという思いで白川郷まで行った訳ですが、次回はしっかりお金を準備して飛騨牛を食べようと誓いました。

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どうする家康 2024年01月09日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

皆さんはNHKの制作する大河ドラマ「どうする家康」をご覧になりましたか?
私は結構日本史が好きで、 史実とドラマ制作者の思いを比較して、「あ〜こう表現したか」とか「ここ削っちゃうんだ」とか思いながらドラマを見ています。

1年通して「どうする家康」を見てきましたが、家康の生涯を1年で表現しなくてはならないので、家康が天下統一をなす伏線「関ヶ原の戦いの小早川秀秋への調略」「大阪夏の陣の若江の戦い」などは端折られていました。まあ、しょうがないです。制作者の思いもあるのでしょう。

「どうする家康」の最終回は、NHKに応募してパブリックビューイングで視聴してきました。

家で見ていると、「ねぇパパ、今のどういう意味?」とか「上洛って何」など毎回娘たちが質問をしてくるので、内容に集中できないからです。しかし、会場に到着すると意外と小さな子ども達がいたため若干不安を感じました。というのも小さな子どもが会話せずに視聴することは難しく、ましてや死を伴うシーンでは泣き出す子もいるのでは無いかと思ったためです。

ところが、大阪城が落ちるシーンの最後で北川景子さん演じる淀姫(茶々姫)が自害し、約20秒の無音のシーンでは、参加者1,000人ほどにも関わらず会場は静まり返り、人の呼気さえも聞こえません。

その会場の雰囲気に鳥肌がたち、「どうする家康」への視聴者の思いを感じました。

パブリックビューイング後は皆静かに会場を後にしました。「家康の戦なき世界」の偉業に感動しつつ、家康の晩年を見届けた皆さんの目には涙が多く浮かんでいました。

家康は今回の大河ドラマで「白兎」と表現されていますが、岡崎城内の「龍城神社」では大晦日に「うさぎ汁」を振る舞っています。うさぎは、子孫繁栄の象徴であり、徳川幕府はその後250年余りの太平な日本を築きます。

2024年!泰平な世を望みます!弥栄!

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テントの生地 2023年09月19日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

昔のことですが小学生から高校生の間、ボーイスカウトに所属していました(退団はしていないので今も名前だけ残っているかも)。
当時からキャンプにはよく行っていて、装備もそれなりに揃えています。

一昨年、息子がポリコットン素材のワンポールテントを購入しました。
ポリコットンなんて重い素材の何が良いのか、私にはわかりませんでした。テントは、畳むと小さくて軽いのが正義だと思っていました。

息子曰く、「将来、薪ストーブをテントの中に入れて、雪が深々と降る中、ストーブの火を見ながらコーヒーを飲むのが夢。」

ふ〜ん。そうなの。全く興味なく聞き流していました。

その後、社会人になった息子は東京で暮らしていますが、テントは私の自宅に置きっぱなしです。

昨年の冬、富山の氷見漁港で寒ブリを買ってテントで鰤しゃぶを食べようと、友人と計画を立てました。
冬山登山用の小さなテント(2人用)を使うつもりでしたが、人数が3人だったので、息子の置いていったポリコットン素材のテントを使ってみることに。テントの中にストーブを入れて、ストーブの火で鰤しゃぶを食べることにしました。

ボーイスカウトで活動していた頃はナイロン素材のテントは見たことが無く、コットンが大半でした。 

雪や雨が降ったらベタベタになり片付けるのがめんどうだなと思いつつ、初めて息子のテントを立てました。
雪が降ってきましたが、昔のコットン素材のテントのように中に水が漏れる事も無く、ストーブの暖気もしっかりテントが保ってくれます。ポリコットン素材は難燃素材なので火の粉がついても燃えません。

息子のテントの素晴らしさがようやくわかりました。

その日から、息子のテントは私のものになりました。

しかし風通しが悪いので夏は暑くて使えません。そこで、新しく風通しが良いポリコットンのテントを購入しました。

これでポリコットン素材のテントが2つになりました。

息子の夢だった薪ストーブも今では私の夢となり、先日予約しました。
これで、今年の冬もご当地の食材を使って鍋を囲む準備が整いました。

息子がこのままテントを自宅に置きっぱなしにしてくれることを望みます。

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東海豪雨 2023年06月20日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

過日の大雨被害を受けられた地域の皆様には大変心を痛めております。
お客様をはじめ、ご家族や地域の患者様もご無事でしたでしょうか。
お見舞い申し上げますとともに、皆様のご無事と、被災地区の一日も早い復興をお祈り致します。

今から23年前、東海地方も大雨の被害にあいました。「東海豪雨」です。

会社から帰る途中の道が冠水し、私は通れそうな道を探しながら自宅方面を目指していました。
その間も降雨が続き、状況は悪化の一途。

車が走ることで波が起き、住宅のドアを壊すおそれがあり、住宅街を走ることも難しい状況。
道の先が冠水していることで渋滞が発生し、Uターンして戻ろうとしても、戻る道も冠水し身動きが取れず、そのまま水没してしまう車もいました。

自宅近くの県道がまるで川のようになり、何台もの乗用車が水没しています。
水位は乗用車の窓辺りまで来ており、大型トラックの荷台に乗せてもらい避難する人もいました。
私がゆっくり水没車を避けながら進んでいると、1台の乗用車の窓ガラスが曇っていました。

もしかして?と思い車を停車させ、助手席側に移動して冠水した車をノックすると、男性が乗っていました。
「逃げなきゃ!こっちに乗りなさい!」と私の車に乗せ、そのまま彼の家まで送り届けました。

いつもは1時間で帰宅できる道のりでしたが、結局たどり着けたのは6時間後。
普段冠水しないような場所でも突然の大雨で冠水する可能性がある。大雨の恐ろしさが分かりました。

この出来事があってから、車の中に脱出用のハンマーを常備するようになりました(アウトドア用の金属製の懐中電灯には、脱出用ハンマー機能のある物があります)。
また、大雨が降ると分かっている場合には、車が水没して故障しないよう、近隣の立体駐車場に駐車しています。

ご存知かもしれませんが、自宅や駐車場で車が水没してしまった場合には、絶対に水が引いてもすぐにエンジンはかけないでください。
外見ではわからない場所に水が残っており、それをエンジン内に吸い込んでしまうとエンジンが壊れてしまいます。
何もせずに修理業者に依頼したほうが良いです。

これからの季節、各地で大雨の降る可能性が高くなります。
少しでも被害が少なくなればと思い、このブログを書きました。
どうぞご用心ください。

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ワシを追い求めて 2023年04月20日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

北海道では冬季にワシが越冬のために飛来するのをご存知でしょうか。
北海道東部の羅臼(らうす)町では観光船でワシを餌付け、
観光客に見せるツアーがあり、私も参加して撮影してきました。 
初めて肉眼でワシを見たのですが、その大きさに驚き、感動しました。

観光船の乗務員さんから聞いた話では、
流氷の下には「ニシン」がおり、そのニシンを餌にするために

ロシアからオジロワシとオオワシが知床半島に飛んでくるそうです。
しかし、だんだんニシンの漁獲量が減ってワシ達も餌を得るのには苦労しているそうです。

一方、エゾシカが増えて農産物を食い荒らす被害も多くなっているようです。
列車や車との衝突事故で亡くなるシカも。
そのシカの肉を餌にワシが捕食するのですが、
ワシは垂直に飛び立つことが出来ず、
少しの助走が必要となるためシカと同じように衝突事故にあってしまうそうです。
2023年1月に北海道の太平洋側でイワシが大量に打ち上げられ、
それをワシが捕食するため、北海道東部だけではなく
南部でもワシが確認できたようです。
みなさんも実際に足を運んでいただき、
こんな近くで見える自然の素晴らしさを知って欲しいです。

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豚汁 2023年02月21日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています

寒い季節にいただく「豚汁」は格別です。
米にも合いますが、お酒にもよく合います。
豚汁のエピソードをご紹介します。

25年くらい前の話ですが、当時はまだコンビニエンスストアは町中にしかありませんでした。
岐阜の高山方面でスキーを楽しみ、ゲレンデで食事はせずに、帰り道のドライブインで済ませることにしました。
ドライブインは大規模なものや、個人で営んでいるものなど数多くありましたが、
その時は比較的空いている個人で営んでいる小さなドライブインを選びました。
友人が豚汁定食を頼むと、出てきたのは味噌汁の上にラーメンのチャーシューが2枚。
友人は文句を言うわけでもなく、食事を終えました。
豚汁の定義は「味噌汁に豚肉が入っていること」とすれば、
ドライブインの味噌汁チャーシューも「豚汁」と言えます。
私のお気に入りの豚汁は酒粕を入れていただく豚汁。
味に深みが出てまろやかになり、本当に美味しいです。

具材は湯がいた大きめの里芋、ごぼう、大根、舞茸、木綿豆腐、れんこん。
まだ寒い日も続きます、是非お試しください。

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Macintoshの話 2022年10月27日

こんにちは。

カメラ男Tです。

※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

 

今から30年ほど前、私は初めてパソコンを購入しました。

当時すでにWindowsが販売されていましたが、

義理の弟がデザイン関係の仕事をしていたので、

その影響からMacintosh(Mac)のパソコンを購入しました。

購入したものの、何をしてよいかわからず、結局は幼児用のソフトを購入し、

子供達が遊んでいるうちに壊れ、廃棄しました。

iPhone、iPadなど、家庭内にもアップル製品が幅を利かせるようになり、

写真や動画を編集することが多いので、試しにスペックを上げたiMacを購入してみました。

昔のMacintoshのイメージしかなかったのですが、

操作に迷うことなく普通に使えます(当たり前ですが)。

すると家庭内のアップル製品が次々にiMacを中心に連携し始めました。

これは便利で驚きです。

 

外へ撮影に行き、カメラ内のデータが満タンになり、

何処かにデータを吐き出さなくては撮影が出来なくなるのを防ぐために、

外出用のM1チップ搭載のMacBook Airも購入してみました。

M1チップとはAppleが作ったCPU(コンピュータの頭脳)と

GPU(グラフィック性能)を搭載したもので、

自宅にあるiMacのCPUよりも速く動作します。

 

MacBook Airを買ってよかったな〜と思い1年経過した2022年。

新しくM2チップ搭載のMacBook Air が販売されました。

私の持っている物よりも処理速度が1.5倍速いという噂。

早速、M1 MacBook Airを下取り見積もり。

えぇ〜下取り額40000円。。

1年しか使っていないのに10万円強も引かれている。

 

絶対に買わない!

 

買わないの?

 

でも動作速いんだよね?

 

 

こうやってApple信者は増えて行くのでしょうね。

 

絶対に買わない。

 

変えないの?

 

買えないの…

 

 

自問自答し、
まだ我慢できています。

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営繕日誌 「テラスの机」 2022年08月18日

 

こんにちは。カメラ男Tです。

※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

新社屋に移転して約半年ほど経過した5月頃のお話です。

※P.D.R.は2021年11月に移転しました。

 

新社屋には個人の机はなく、備え付けの机をフリーアドレスで使用しています。

旧社屋で使用していた机などは大半が不要となりましたが、

一部使えるものは使用しています。

その中で、天板が白色の合板の長机を休憩室の屋外テラスで

使っていたのですが、白色のため、日光の反射がきつく、快適ではありません。

また、隙間のない天板なので、屋根のないテラスでは雨水が溜まり、

腐食し始めていました。

もともと室内用のテーブルですし、腐食は想定内だったので、

今回営繕(天板交換)を行いました。

 

 

 

まず、天板とフレーム部分を外し、どのような形にするか勘案します。

 

屋外の机に求められるのは、

・天板に雨水が溜まらないようにする

・金属のフレームを錆から守る

・女性でも動かせる

 (台風などの時にはひっくり返して風であおられることを防ぐ)

 

以上の観点から、天板は「すのこ」の形状にします。

また、天板を直接金属のフレームに「ビス(ネジ)」を打つと

水が染み込んで錆びる箇所が増えるので、

元々の天板とフレームを固定するために空いている穴を再使用することにしました。

そのため、新しく作る天板とフレームを固定するための木枠を間に設置します。

 

 

仕様が決まったので、作業に移ります。

まず、フレームの錆止めを行います。

フレームは錆止めとデザイン性の良さを兼ねて、黒色に塗装しました。

あえてムラになるのがいい感じです。

 

次に天板とフレームを固定する木枠を切り出していきます。

使用する木材は新社屋のリノベーション時に使用した余りで、

林業を営んでいる社長仲谷(なかや)の実家の山から、
仲谷のお兄さんが切り出してくれた「杉」を使用します。

いい感じです。このまま透明なアクリルの天板を置いてもかっこいいです。

 

次は厚さ40mmの杉を70cm幅で切り出し、すのこ状に固定していきます。

均等に間をあけて、正確な位置にビスを打っていかないと、見た目が悪くなります。

 

最後は、天板を滑らかにヤスリ掛けし、屋外でも腐食を抑える「ニス」を塗って完成です。

 

完成した机がこちら。

 

節目の穴がかっこいいです。

ここに透明なアクリル樹脂を流し込んでもいいですね。

 

次回は、直射日光を遮りつつも風を通し、なおかつ簡単に設置や撤収できる

スクリーンタープを設置する予定です。

 

 

以上久々の営繕日誌でした。

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改名 2021年11月02日

こんにちは。
山登りをやめてカメラにハマっている山男、
改名「カメラ男T」です。

※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

 

山登りの相方が結婚し、子供が生まれ、すっかり山へ行かなくなりました。
私達は山のバリエーションルートを登っていました。
バリエーションルートとは、ロープを使って道なき道を進んだり、
雪山で吹雪の中登頂したり、パートナーがいないと登れないようなルートです。

相方は「子供ができたので危ないことは子供が大きくなるまでは辞めます」と宣言。
子供が大きくなるのは10年後。
10年後、私は今と同じような体力を保つ自信がありません。
私「山」辞めました(一人でも行ける一般登山道は今後も歩きますが)。

そこで、昔から趣味としていたカメラの道に進みます。
4年前に、CanonからSONYのデジタル一眼に機材を全て替えました。
その時購入した機種がSONYの「α7SⅡ」という機種なのですが、
動画のピントがおそいのが気がかりだったので、
思い切って5年ローンでカメラをもう一台買いました。
1年前に発売された後継機種の「α7SⅢ」です。
驚きはピント性能の良さ。瞳にピントが合った状態で動画もきれいに撮影できます。
(普通は被写体が動くとピントがずれてボケます)
一眼カメラならではの、背景のボケ具合も自由自在にコントロールできます。
正直自分にとってオーバースペックかもしれませんが、
今後使いこなして、色々な記録を残していきたいと思います。
あと、ローンもコツコツ返します。笑

写真はそのカメラで記念に撮った
名古屋市栄のオアシス21です。

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ベルランゴ 2021年05月27日

こんにちは。
山男Tです。

先日、友人の奥さんが第二子を出産しました。
それを機に、友人は自家用車を軽自動車から普通車に乗り換えました。

 

奥さんの要望は後部座席の扉がスライドドアであること。
友人は国産のミニバンを見積もりに行ったのですが、
それなりにいいお値段。
様々なオプションを装備させると400万円を超えてしまいます。

 

彼は普段からなるべく人とは違う物を選んだり、
人気の商品も売れ残った色を安く購入するなど、
変わり者で倹約家。

 

そんな彼が選んだ車はフランスの自動車メーカー、
シトロエンの「ベルランゴ」。
車両価格300万、総額350万とミニバンでは
そこそこ手頃な価格の車です。
先日その車が納車されて私も実際に見ましたが、
外観は商用車に近いのですが、内装は高級感があり、
車内の収納スペースも非常に大きく、使い勝手が良さそうです。
見た目もおしゃれで、かわいい車。
すっかり私もベルランゴのファンになってしまいました。

 

友人の長男は動物園でフラミンゴを見て、
「ベルランゴ、ベルランゴ」と間違えて叫ぶくらいに発音しやすく、
覚えやすい名前もいいですね。

 

おすすめするわけではありませんが、
車を買い替える予定がある方はぜひ一度見てほしい車です。
アウトドア好きにはたまらない良い車ですよ!
ベルランゴ。

 

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