サクライのサクッと小噺
STAFF BLOG

2016年4月Vol.45 2016年07月09日

こんにちは、サクライです。もうすぐ6月、ジューンブライド・・・と言っても、6月の結婚式が人気なのは梅雨の無い欧米だけで、日本では式は少ない季節だそうです。できれば雨は避けたいですものね。ところで、私は今年の1月に挙式したのですが、雨どころではないハプニングがありました。

 

花嫁のベールの意味をご存知ですか?ベールは「両親の保護」を表しているそうです。そしてベールアップする新郎の行為には「これからは僕がお守りしますよ」という決意が込められています。ベールはとても象徴的で大事なアイテムなんです。

 

さて、サクライの挙式開始。父と腕を組んで入場する時、私の頭の中は「右足で蹴っ飛ばして、両足そろえて、左足で蹴っ飛ばして、両足そろえて・・・」でいっぱいいっぱい。裾の長いウエディングドレスは普通に歩けないんです。一歩一歩、足を前に蹴り出しながら進みます。感動よりも行進に気をとられて・・・

 

あっっ? ? ! !ふいに気づきました。ベールがあがったままだ!
緊張のあまり、入場前にベールを下げるのを忘れました。私が忘れるのはともかく、式場スタッフが忘れるのはどうなんでしょうね。 ベールを上げたまま、ロボットダンスのように進む私・・・。ひきつった顔をむき出しにして、バージンロードを進む私・・・。「ベールを被っていない」=「両親に守られていない」のだとしたら、隣を歩んでいる父の意味って・・・? 式場スタッフのオオタさんに目でサインを送りますが、彼女は優しく微笑んでうなずくばかり。うなずいてる場合じゃないんだよ、オオタさん!

 

エスコートが父から新郎に移り、壇上に立って参列者の方へ向き直り、お辞儀・・・。この時点で気づいていたのは私一人だったようです。父も気づかず、新郎も気づかず、オオタさんも気づかず、せめて司会者が気づいてくれたら良かったのですが、司会者の立ち居地から新婦はほとんど見えません。司会者も台本通りにコトを進めます。
「それでは、今まで二人を隔てていたベールをあげていただきましょう。」

 

新郎はベールをあげようと両手を掲げて・・・ようやく彼も気づきます。彼の手はむなしく空をかく事しかできません。
ここで慌ててオオタさんがやってきて、ベールを下げてくれました。そして下げられたベールは、3秒もしないうちに新郎によって再びあげられました。ベールの存在意義、薄すぎ。

 

挙式後、私達は怒っていなかったのですが、オオタさんは謝ってくれました。「もしお嫌でなかったら、式のお写真をプレゼントさせてください。ただ、新婦様はベールをあげたまま入場しているお写真です・・・本当に申し訳ありません!!」もともと購入予定だった写真です(約6万円)。ありがたく受け取りました。

 

──  式の帰り道

 

旦 那「僕ら気にしてないのに、6万円もトクしちゃって、逆に申し訳なかったね」
サクライ「過ぎた事だから怒らなかっただけで、もし挙式前に“ベールをあげたまま入場したら6万円ディスカウント”と話を持ちかけられても、私は断ってるよ」
旦 那「・・・ごめん」

 

そんな会話で終わった、サクライの結婚式でした(苦笑)。
 

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2016年3月Vol.44 2016年06月15日

こんにちは、サクッと小噺のサクライです。弊社の新カタログ(Vol.30)はご覧いただけましたか?
ピンク、ブルー、イエロー、グリーン・・・鮮やかな色水を入れた紙コップが並んだ、とってもカラフルな表紙です。
手前味噌ですが可愛い表紙だと思います。でも今日は表紙ではなく、裏表紙の豆知識をお話します。

 

裏表紙の右上に蝶がいるので、ぜひチェックしてみてください。この蝶はオオカバマダラといって、環境にとても敏感です。自然豊かな土地でしか生きられません。実はこの蝶マークは「この印刷物は環境を配慮して作りました」という証なんです。

 

私達の経済活動はどうしても環境を汚染します。チラシを作るために木を切り、商品を作るために機械を動かし、商品を届けるためにトラックを走らせます。
でも、私達は自然に生かされています。自然を壊してしまったら、経済活動も何もあったものではありません。だからできるだけ環境に配慮した経済活動をしよう―そんな取り組みの一環がこの蝶マークなんです。

 

蝶マークの印刷物は「水なし印刷」という技術を使って作られています。一般的なオフセット印刷(平版印刷)は「水あり印刷」といって、大量の水を使います。水が油をはじく性質を利用してインクのつかない部分を版に作り出すことで印刷します。この方法では有害な化学物質を含んだ廃液が多く排出されます。

 

一方で、水あり印刷より新しい技術である「水なし印刷」は、水のかわりにシリコンを使います。インクを乗せ
たい部分だけ、シリコン層に穴をあけます。この穴の部分にインクが入り込んで、紙に転写されるんです。印刷物をよ~く見ると、この『穴』が分かります。たとえば弊社のカタログVol30表紙の「P.D.R.」という帯はグリーンです。でもよ~く見ると、小さなブルーの点々とイエローの点々でできています。これがシリコンの穴に入って紙に転写されたインクなんです。

 

水なし印刷は有害な廃液が出ないだけでなく、水あり印刷よりも色が綺麗に仕上がります。イイ事づくめだから全て水なし印刷に切り替わればいいのに―と思うのですが、印刷機を変えるのも大変で、水あり印刷よりも高価になりがちなので、世の中の主流はまだまだ水あり印刷だそうです。水なし印刷で刷られたカタログは貴重って事ですね!

 

そんなわけで、私達はささやかながら環境に配慮したくて水なし印刷を使っています。P.D.R.カタログに限らず蝶マークを見かけたら、「企業から環境へのちょっとした気遣いなんだなぁ」とあたたかい目で見ていただけると幸いです。
 

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2016年2月Vol.43 2016年05月20日

こんにちは、サクライです。もうすぐ4月、ということは…新しいP.D.R.デンタルカタログの発刊です!
パンパカパ~ン。先日、このカタログを印刷している工場を見学してきました。

 

カタログ作成を大まかに分けると6工程あります。①データ作り、②版作り、③印刷、④折り・断裁、⑤綴じ、⑥三方断裁、です。①データ作りは、各ページのイメージ作りです。たとえばグローブ紙面なら小野が、歯ブラシ紙面なら私が、お客様に伝えたいことを考えます。その意図を汲んで、分かりやすいイメージを作るのがP.D.R.の制作部署です。さてデータが完成すると、舞台は印刷工場に移ります。

 

②版を作ります。カタログにはいろんな色が使われているように見えますが、実際は4色です。ブラック、シアン(緑を帯びた青色)、マゼンタ(紫を帯びた赤色)、イエロー。この4色の掛け合わせで無限の色が生まれます。版1枚でカタログ8ページ分です。そして各ページは4色必要ですから、同じ8ページに対して、ブラック版、シアン版、マゼンタ版、イエロー版を作るわけです。

 

③印刷は面白い!カタログ作成の目玉です。巨大なトイレットペーパーのような巻紙(幅88cm、長さ10km、重さ600-800kg)を印刷機にセットします。
巻紙は高速で引き出され、まずブラック版を通ってブラックインキが紙に転写されます。そのまま他の三版も同様に通過して、すべて通過し終わった時には色鮮やかな紙面の完成です。ちなみに、紙の両面で同時に同じことが起こっています。

 

④印刷機を抜けると、自動でA4サイズに折られて、1組(片面8ページ・両面16ページ)ごとに裁断されます。⑤P.D.R.新カタログの場合、これを22組まとめて背の部分に糊をつけます。そして表紙を被せるんです。
これでカタログの完成!

 

これでカタログの完成!・・・に見えますが、まだです。
1枚の紙を折って両面16ページの状態ですから、いわゆる“袋とじ”です。めくれません。⑥そこで背表紙以外の三方を切り落とします。これで1ページずつめくれるようになります。今度こそ本当に完成!!

 

私達も印刷工場も一生懸命つくりました。
新デンタルカタログ、ぜひご覧になってみてください。
「この緑は・・・シアンとイエローの掛け合わせかな」なんて考えながら見ると、さらに面白いかもしれません?!
 

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2016年1月Vol.42 2016年04月12日

こんにちは、サクライです。先日、愛媛県の道後温泉に行ってきました! 1200年以上昔からある日本最古の温泉です。台湾の九份(きゅうふん)と共に「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている温泉です。

 

道後温泉本館は外観からして立派です。築122年の木造建築で、いかにも歴史ある由緒正しき温泉!!という趣があります。浴室は男女それぞれ2種類(神の湯・霊の湯)。お湯はアルカリ性単純泉(透明でさらさら)。制限時間は入館から退館まで1時間。長湯の私には足りないと思ったのですが、ちょうどよかったです。すぐに体がぽかぽかしてくるので、あまり長くは入れません。いい湯です。

 

あまり長くは入れないもう1つの理由・・・湯船の中で落ち着いて座れなかったんです。だいたい温泉って、湯船の中に段差がありますよね。まず段差に足をおいて、階段を下りるように入湯します。しばらく底に座って肩までつかり、体が熱くなってきたら、先ほど足をおいた段差に腰かけませんか?そして胸から上は湯に入っていない状態で、しばしぼ~っとしますよね。しかし道後温泉は、この段差が狭い!!
段差が狭くて、腰かけるとお尻がはみ出るんです。半分くらいはみ出るんです。どーにも落ち着かない。
ナゼこんなに狭いんだ? あの有名な正岡子規も湯につかってぼ~っとしながら歌を詠んだらしいのに、こんなに落ち着かない状態では歌なんて詠めません。
どうすりゃいいんだ?あれやこれやと体勢を変えて、見つけました、落ち着く姿勢。道後温泉の正しい入り方は、こうです!!!

 

・・・でもこの入り方だと、洗い場にずらーっと並ぶ背中を眺め続ける事になるので、妙な気持ちになります。「あの人はクビレが色っぽいなぁ」とか「この人は洋ナシ体型だなぁ」とか思わずにはいられません。これはこれで、ちょっと落ち着かない(苦笑)。

 

とはいえ、道後温泉は体が芯からぽかぽかする良い湯でした。また行きたいです。

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2015年12月Vol.41 2016年01月29日

新しい年もはや1ヶ月が過ぎようとしています―。時が経つのは早いですね。

年々早くなっているような気がします。

2016年もサクッと小噺にお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 

さて、昨年わたしは入籍したのですが、残念ながらサクライ家ではそれほど感動的な出来事ではなかったようです。大学進学と同時に実家を出ているので(10年前)、〝家を出て、よそに嫁ぐ”感覚が希薄なんですね。もちろん私個人の中ではいろんな葛藤がありましたが、家族内では「結婚?うん、いいんじゃない?」とサラッとしたものでした。ちょっとサミシイ…。

 

両親が寂しがってくれないので、私はさだまさしの〝親父の一番長い日”や山口百恵の〝秋桜”を聞いて一人でしんみりしていました。そしたら母から電話が!「ラジオで秋桜を聞いたよ」おぉ、私も聞いてますよ、お母さん!!!

 

  ♪秋桜2番冒頭の歌詞♪

  あれこれと思い出をたどったら いつの日も一人ではなかったと

  今更ながらわがままな私に 唇かんでいます

 

 母 「ビックリするくらい当てはまらないね」

 私 「えっ?」

 母 「歌詞が1つも当てはまらないんだよ。特に2番の冒頭。アンタはいつも一人で頑張ってた」

 

えぇ~~~~??!! ちょっとお母さん、アナタ何をおっしゃいますか?!

中学生のとき、私がいじめっこグループに目をつけられて、学校に行けなくなったことを覚えていますか?「学校に行きたくない」と言う私に、母は「じゃあ映画に行こう」とウォーターボーイズを観に連れて行ってくれました。その態度に気楽になって、登校拒否が深刻化する前に学校に戻れたんです。

 

カナダの大学に通って3年目、初めての彼氏にフラれてボロボロになったことを覚えていますか?時差があるから話す時間を合わせるのも大変なのに、ずっとSkypeで励ましてくれたではないですか。太平洋の西と東に分かれて、12時間の時差があって、それでも私の一番近くに居続けてくれたのは、母でした。(Skype:インターネット経由の無料通話ソフト)

 

母は「あーしなさい、こーしなさい」を一切言わずに「好きに生きろ」と私を放任する一方で、私が傷ついた時には必ず寄り添ってくれました。私には母がいると分かっていたから、怖い学校にも行けたし、遠い海外にも行けた。それなのに、「アンタはいつも一人で頑張ってた」って…。

 

 私 「お母さんにいっぱい助けてもらったよ」

 母 「おっ、そうかい。何も覚えてないけどそりゃよかった♪(嬉しそう)」

 

…脱力してしまってそれ以上は話せなかったけど、いつか、ちゃんと感謝を伝えようと思います。

 

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2015年11月Vol.40 2015年12月24日

 こんにちは、サクライです。早いものでもう今年も終わりですね。今年はどんな年でしたか? 

私は10月に結婚しました。入籍して3ヶ月・・・幸せな時もあれば、あまり幸せじゃない時もあります。最近のケンカは『うずらの卵事件』です。

 

ある日、私は急にうずらの卵が食べたくなりました。そこで会社帰りに材料を揃えて、八宝菜を作ったんです。

すぐに食べてもいいのですが、あと30分もすれば彼が帰ってくるでしょう。

そこで、八宝菜の入っているフライパンに蓋をして、先にお風呂に入ることにしました。

 

う、う、うずらの卵~♪鼻歌をうたいながら入浴していると、彼が帰ってきました。

つまみ食いをしているようで、「美味しい!」という声も聞こえてきます。そこで私もお風呂からあがってキッチンに戻りました。

  私 「おかえりなさい。今日は八宝菜を作ったんだよ♥」

  彼 「うん、少しつまみ食いした。ありがとう♥」

 

それなりに新婚らしい会話をしながら、和気あいあいと食事の準備をします。

彼がテーブルを片付けてお箸を用意して、私がご飯をよそって八宝菜を温め直して、最後にフライパンの火を止めて蓋を取ったら・・・

うずらの卵がありません???!!!

  私 「うずらの卵がないっ!」  菜箸で八宝菜をひっくり返し、必死に卵を探す

  彼 「え?」

  私 「まさか食べたの? 6個もあったのに全部食べたの?!」 まだ探す

  彼 「え、わ、分からない・・・」

  私 「分からないってどーいう事?! 認識せずに食べたの?!」 探すのを諦めて彼につめよる

 

なんという事でしょう。6個のうずらの卵は、彼のつまみ食いによって全滅していました。

しかも、無意識のうちに。

その後の夕飯では一言の会話もありませんでした。卵をつまみ食いするなんて許せない・・・八宝菜だっておでんだって、卵だけはつまみ食いしちゃダメ、ゼッタイ・・・

胸のうちにはいろんな思いが去来しますが、落胆して何も言う気にもなれません。うずらの卵のない八宝菜なんて、もう美味しくもなんともない。私は黙-って味気ない夕飯を済ませ、黙-って布団を敷き、黙-って寝ました。

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翌日、私は一人で大量のうずらの卵を茹でて、一人でぜんぶ食べました。自分の欲望を満たすためではなく、怒りを鎮めて笑顔で彼を迎えるためです(我ながら優しい嫁です)。

さて、彼が帰ってきました。

笑顔で「おかえり」と出迎えると、しおらしく彼が言います。

 

  彼 「昨日はごめんね。温泉卵ぜんぶ食べちゃって」

 

温泉卵じゃなくてうずらの卵だっ!!  おみゃぁ、反省しとらんなっ!!!

(おみゃぁ=お前。しとらん=してない。名古屋の方言)

 

怒り再燃。なんだかんだで3年半付き合っていますが、今回の件には今までで1番腹が立ちました。

食べ物の恨みは怖いですね。・・・それにしても、温泉卵を6個も食べられる人なんていないよ(苦笑)。

 

今年も1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 
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2015年10月Vol.39 2015年11月19日

こんにちは、サクライです。寒くなってきましたねぇ。そろそろコタツを出そうかな。

コタツで鍋なんか囲んだら最高ですよね!誰かと一緒に囲めば更に楽しいから・・・という訳でもないですが、わたし結婚しました。

 

婚姻届を提出する際には、戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は本籍地でしか取れません。

彼の本籍地は熊本の実家、私の本籍地は埼玉の実家、私達が住んでいるのは愛知なので、それぞれ実家に「戸籍謄本を取りに行ってほしい」と頼みました。

それから1ヶ月半後の連休に私は別件で帰省する用事があったので、その時に戸籍謄本を受け取る事にしました。ところが・・・

 

 母 「あのね、休日は役所がお休みだから、連休が終わるまで戸籍謄本は取りに行けないよ」

 私 「1ヶ月以上前に頼んだじゃん。この1ヶ月の間に、平日はたくさんあったでしょう」

 母 「なかった」 体をモゾモゾ動かし始める

 私 「(ない訳ないだろう)・・・最初から断ってくれればよかったのに。自分で郵送で申し込むから」

 母 「だって・・・、役所が悪い・・・、私は悪くない・・・」 更にモゾモゾ動く

 

 

母は袖の長いシャツを着ていたのですが、モゾモゾ動いて、服の中に首をひっこめていきました。まるで亀が

首をひっこめるように―。「何してるの?」と思ったけど、あえてつっこまずに話を終えました。

 

頭頂部にシャツをひっかけたまま、母はその場を去っていきます。

廊下で父に出くわして、

 父 「なんだその格好?」

 母 「え? 特に意味はない」

 父 「・・・着るか脱ぐか、どっちかに決めた方がいいぞ」

 母 「うん」(でもそのまま)

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母はしばらくこの格好でウロウロしていました。自分の都合が悪くなって、服の中に頭を隠すなんて、叱られた子どもみたいで心配になります(母は51才、小学校教員)。 

―結局、私は郵送で戸籍謄本を取り寄せました。

 

結婚するにあたって、熊本と埼玉に挨拶に行ったり、両家顔合わせがあったり、書類を揃えたりと、一生に(たぶん)一度しかない事をいろいろとしたのですが、最も印象深く残っているのは、この時の母の姿です。

「28年も付き合っているけど、この人の事はよく分からないなぁ」と嫁に行く今になって再認識したのでした。

仕事上は今後もサクライのままなので、これからもサクライのサクッと小噺をよろしくお願いいたします。

 
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2015年9月Vol.38 2015年11月16日

 こんにちは、サクライです。秋ですねぇ。自分の名前に 晴 という漢字が入っているからというわけでもないけれど、私は晴れた空が大好きです。

天気の良い週末には広い芝生がある公園に出かけて、レジャーシートを敷いて仰向けに寝転んで、ただ空を眺めるだけで2~3時間は楽しめます。
しばらく見ていると、雲の形も、めまぐるしく変化している事が分かります。
 
 
ところで、秋は空が一段と青く高く見えるのは気のせいでしょうか。
・・・いや、他の季節より確かに青いです。確かに高いです。
 
 
ちょっと調べてみました。
理系は赤点だった私の理解なので、大雑把すぎるかもしれませんが・・・
 
 
①夏の空は南太平洋からの高気圧に覆われるが、秋の空は大陸からの高気圧に覆われる。
大陸生まれの高気圧は海生まれの高気圧よりも空気中に含む水蒸気の量が少ない。
②春も大陸生まれの高気圧に覆われるが、地面の雪や氷が溶けたばかりの時期なので、土などが舞い上がり易い。
だから空や遠くの景色はボンヤリと霞んで見える。一方で秋は、夏の間に地面に草が茂るため、土や砂が舞い上がりにくい。
 
 
空からも地からも、秋は空気に混じる不純物が少ないって事ですね!
空気が澄んでいるから、空が遠くまでよく見えるのでしょう。ナルホド。
 
 
空が高く見える理由に、雲も一役かっています。空気中の水蒸気量が少ないと、上昇気流が弱くなって、入道雲のようなモクモク立体感のある雲(低い高度から高い高度にまたがってできる雲)はできなくなります。
代わりに、空の高いところに平らな雲がサラリとできるわけです。
 
気のせいではありません。秋の空は、科学的根拠を持って1年で最も澄んでいるのです。いつも見られるわけではない貴重な秋の空を、今のうちに存分に眺めてみてはいかがでしょうか。
 
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2015年8月Vol.37 2015年10月15日

こんにちは、サクライです。今年はどんな夏でしたか? 私は久しぶりに家族そろって旅行に行きました(父50才、母50才、妹24才、私28才)。昔はよく家族で旅行に行きましたが、大人になってからはなかなか…4人みんな働いているので、全員の予定を合わせるのは簡単ではありません。
でも、やっぱり家族で過ごすのは楽しいですね。
子どもの頃に両親と遊ぶのも楽しかったけど、大人になってから両親と遊ぶのは、また一味違う面白さがあります。

 

ところで、「大人になる」ってどーいう事でしょう?「成人する」は年齢の基準がありますが、「大人になる」はまた別です。働いたら大人? 感情に振り回されなくなったら大人?

 

世間には大人の条件がたくさんありますが、私が一番しっくりきた基準は、三島由紀夫の「不道徳教育講座」というブラックユーモア溢れる本の中にありました。
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「大人はウソつきだ」とハイ・ティーンは絶叫します。かれらは他人の不潔さをゆるすことができないのだ。ところで、私の経験だと、十代の時代ほど自分に対してウソをついている時代はない。自信がないくせに強がるのも一種のウソであり、好きなくせにキライなふりをするのも一種のウソである。そこへゆくと大人は、自分に対してウソをつくことがだんだん少なくなって……
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なるほど!! 私も昔は、自分に対してウソをついていました。「今の自分を受け入れられない」と言い換えてもいいかもしれません。たとえば外見…私は髪の量が多くて癖っ毛なので、髪を伸ばすと大変な事になります。それでもサラサラロングヘアーに憧れて、頻繁に縮毛矯正をかけていました。そのためにバイトを始めたのですが、そんな事は誰にも知られたくなくて、誰にも言わずにお給料をつぎこんでいました。
たとえば中身…私は大勢でワイワイ騒ぐのが苦手で、一人ひっそりと本を読むのが好きでした。それでも「暗いヤツ」と思われるのが嫌で、無理して友達を作ったり、無理して騒いだりもしていました。大勢で行ったディズニーランドは辛かったなぁ。

 

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しかし大人になると、自分が自分である事に諦めがつきます。癖っ毛にも諦めがつくし、暗い性格にも諦めがつきます。これは大変ラクです。今の私はサルのような短髪で、毎日ひっそりと本を読んで生きています。ディズニーランドも気楽な相手としか行きません。「若い頃に比べて生きやすくなった」としみじみ思います。

 

この夏、私は28才になりました。30代に突入したら、また新しい変化があるのかな♪楽しみです。
 

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2015年7月Vol.36 2015年09月30日

こんにちは、サクライです。夏が終わり、運動会が秋開催の学校ではそろそろ練習が始まる時期でしょうか。私は超運動音痴だったので運動会は憂鬱でした。かけっこではビリ、障害物では転び、組体操ではピラミッドの上から落ちるので、運動会のサクライは“さらし者”だったんです。大人になると運動音痴に悩む機会もなくなるのですが、この夏は久しぶりにヒドイ目に合いました。

 

彼氏とプールに行った時のことです。直線のスライダーを、自分大サイズのビート板に乗って滑り降りるアトラクションがありました。頭を進行方向に向け、お腹側をビート板に乗せて、スーパーマンのポーズで滑るんです。生身の体で滑るのはちょっと怖いけど、ビート板に乗るなら怖くない!! 私は喜び勇んで「アレ滑ろう」と彼氏を引っ張っていきました。

 

スライダーのてっぺんに着くと、スタッフさんが滑り方を説明してくれます。
ビート板の片側を手に持ち、片側は足の指先の前に下ろします。
そのまましゃがむと、ビート板は大きく弧を描いて曲がります。
その状態から、ヒラリとジャンプしてビート板に飛び乗り、その勢いのまま滑っていくのです。手は離しちゃダメ、ゼッタイ。

 

スライダーは全部で6レーンあります。私の左には彼氏、右には4人家族がしゃがんでいます。スタッフさんの説明が終わると、この6人全員が同じ合図で滑りだします。3…2…1…GO!!!

 

彼氏はヒラリと飛び乗って滑り去っていきました。4人家族も―うち2人は小学生くらいの子どもなのに―難なく飛び乗って去っていきます。とり残されたのは私1人…

 

慌てて勢いよくジャンプしたら、着地地点にビート板がない??!!
そう、私は手を離してしまったのです。しかしスライダーの傾斜面に着地してしまったので、このまま滑降は避けられません。しかも四つん這いです。寝そべってスーパーマンポーズを取る方が良いのか、四つん這いの方が良いのか、決め切れないので結局四つん這いのまま滑り降りていきます。
生身の滑降は想定外のため、スライダーの表面はザラザラしていてとても痛いです。摩擦で膝・足の甲・手の平が熱を帯びてきます。とてもとても痛いです。

 

周囲から「あの人ビート板が無いよ!」「嘘ぉ?!」等の声が聞こえてきて、「あぁ、久々のさらし者だ…」と思いました。摩擦で膝がちぎれるんじゃないかと思った瞬間に着水!バシャーン!!と顔からつっこみます。よろよろとプールからあがって、半泣き状態でスライダーを後にしました。膝・足の甲・手の平にはどす黒い青痣ができて、しかも血がにじんでいます。

 

・・・無念なのは、こんなに痛い目にあったのに、彼氏には私の勇姿を見てもらえな
かったということ。
昔の私なら「見られたら恥ずかしく死んじゃう」でしょうに、「私すっごい事をしていたんだから見てほしかったよ」と言う今の私は、ずいぶん神経が図太くなったなぁと思います。でも、年を取ったらケガの治りも遅くて、今でも足には不気味な青痣が残っています…。あぁ、痛かった痛かった。

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