スタッフのひとりごと
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8月の1冊 2009年08月11日

悪人正機こんにちは、PDR米澤です。

8月も半ばになってしまいましたが、今回は自称活字病の私米澤より、今月おすすめの1冊を紹介させていただきます。

このコーナーの第1回目にご紹介させていただくのは、吉本隆明(著)糸井重里(聞き手)による「悪人正機」という本です。

出版は2004年と古いのですが、世界同時多発不況とも言える現代にこそ、哲学や思想といった無形財産に価値があるのではと思いましたので、その中でも切り口が独特で、文量的にも読み易いコチラの本をセレクトさせていただきました。 

 

おおまかに本の内容を述べますと、聞き手の糸井氏が人生相談風にネタを投げて、吉本氏が思いっきり場外までかっ飛ばすイメージ。 

その中で私が個人的に面白いなと思ったのは糸井氏の「一流になるにはどうすればよいか?」という問いかけに対する著者の吉本氏の

「つべこべ言わずに10年続ければ、それはもう、確実にモノになるんです」という主張です。

才能云々を全く度外視したこの主張は一見奇異にも聞こえます。

ただ、ドラフト外で入団したものの、「才能が無い」と言われクビ寸前まで追い込まれた事もある現楽天の野村監督が野球を続けたことで、名選手、名監督になった様を見るとその主張はうなずける気がします。

 

「吉本隆明」と聞くと難解だと先入観が入りがち(実際難しすぎて他の本は読む気にもなれませんでした)ですが、この本は「吉本隆明」というステレオタイプなイメージを壊す。私達の日常的な価値観を壊すという意味でパンクであり、かつ読み易い分量になっていますので、気になる方は是非一度手にとって読んでみてください。

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PDR新聞 バックナンバーvol.1 2009年08月06日

こんにちは、PDR米澤です。

今回はお客様に商品をお届けする再に同封させていただいているPDR新聞のバックナンバーを紹介させていただきます。

PDR新聞は社員の川合が社内でのエピソードや社内のパートの意見を反映させた日常生活に役立つ情報、名古屋弁の紹介など様々なトピックを手書きでまとめたもので、発行開始以来お客様からご好評いただいております。

今回はその中で09年5月号より「歯にまつわる記念日特集」が個人的に興味深い内容でしたので掲載させていただきます。

 

以下PDR新聞より

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【3月4日… 酸蝕歯の日】 

酸蝕歯を社会に広くアピールするため、「シュミテクト」が制定した日。日付は語呂から。

 

【4月2日… 歯列矯正の日】

歯列矯正の大切さをアピールするために、オーエーシージャパン(株)が2001年6月に制定。日付は語呂と4月は新しい事を始めるのにふさわしいからという理由。

 

【6月4日… 虫歯予防デー】

日本歯科医師会が1938年まで実施。現在では厚生労働省が6/4~6/10を「歯の衛生週間」としている。

 

【8月8日… 歯並びの日】

正しい矯正歯科治療の普及を目指して、日本臨床矯正歯科医会が制定した日。日付は歯(8)と歯(8)が並んでいることと、笑い声の「ハッハッハッ」のイメージから。

 

【9月24日… 歯科技工士記念日】

1955年のこの日、日本歯科技工士会が創立されたことを記念したもの。国民保健を支える、専門医療技術者としての歯科技工士をアピールすることを目的に、社団法人日本歯科技工士会が制定した。

 

【10月8日… 入れ歯感謝デー、入れ歯デー】

日付は語呂から。 

 

【11月8日… いい歯ならびの日】

歯ならびへの関心を高め、噛み合わせの大切さをPRしようと、日本矯正歯科学会が制定。

 

【11月8日、9日… いい歯ぐきの日】

歯周病の治療薬「アセス」の佐藤製菓が制定。11月8日と9日で「いいはぐ(き)」の語呂。

 

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私はほとんど知らないものばかりでしたが、みなさんはご存知でしたか?

歯にまつわる記念日だけでこれだけあった事も驚きですが、 ある雑誌によると日本の記念日を管理している日本記念日協会には記念日の申請が年間70件近くあるとか。

記念日と言えば最近、家族揃って母の誕生日を忘れてしまい、母を怒らせてしまいましたが…

増え続ける世の中の記念日に流されず、大事な日はおさえておきたいものです。

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価値観の見える化 2009年08月04日

こんにちはPDR米澤です。

唐突ですが最近、ファッションは「価値観の見える化」だと思いました。

昔「人は見た目が9割」という新書がベストセラーになった、アルバート・メラビアンの法則が云々という話とは全く関係がありませんが、私が「Body & Soul New York Cityと書かれたTシャツを着てみたところ、そこから友人ができた事がその考えのベースになっています。
 
Body & Soulとは?
90年代後半に日本で活躍したアイドルグループSPEEDのヒット曲ではなく、1996年よりFrancois K.、Danny Krivit、Joe Clausellの3大ハウスDJによって、ニューヨークのクラブ Vinylで行われたパーティー
 
ここでのポイントは「Body & Soul」というメッセージの内容より、価値観を見える様にするという点です。
つまり、本来は目に見えない価値観(Body & Soulが好き)を可視情報に起こす(Body & Soulと書かれたTシャツを着る)事によって、他人に自分の価値観が見えるようになる
こうすることで、「Body & Soul 若しくはそれに派生するものに興味がある」という私との共通項を持つ赤の他人(36歳男性)から「君Body & Soul 好きなの?」と話かけられ、会う頻度こそ多くないものの音楽情報を交換する仲になりました。
 

あの時Body & SoulのTシャツを着ていなければ、こうして新しい繋がりが出来る事もなかっただろうなと考えると、私の中で以前は単なる着るものでしかなかった服がコミュニケーションツールに変わった気がします。

かと言って明日はエヴァンゲリオンのTシャツを着て、明後日は矢沢永吉さんのTシャツを着て…といった事は決してしませんが、あからさまなものを着てしまうと奇異な目で見られるかもしれませんので、わかる人だけにわかる暗号的(Body & Soulも100人に1人も知らないはず)に服を着てみると面白いかもしれません。 

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.1 2009年07月30日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガのワンコーナー「長久手町でひとりごと」のバックナンバーを紹介させていただきます。

「長久手町でひとりごと」はPDR社員の神戸(かんべ)が独自の視点で社内のエピソードから食、音楽、政治・経済など様々なトピックを扱ったコラムで、07年8月28日の連載開始以来お客様からご好評いただいております。今回はスイカを題材に扱った08年5月13日配信分がこれからの季節に合うと思い、取り上げさせていただきました。

 

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 □ コラム【長久手町でひとりごと】
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最近読んだ雑誌にあった面白いアンケートが載っていました。皆さんも考えてみてください。

 

質問 次のA~Cで一番美味しそうなのはどれですか?
   A.すいか B.スイカ C.西瓜 

 

雑誌によると回答は圧倒的に「B.スイカ」が多数だったそうです。理由を聞くと、「スイカは冷えておいしそうだけど、すいかは生温いのでまずそう」だとか、「西瓜は畑にある状態を想像するけど、スイカは三日月の形にカットして食卓に載っている姿が思い浮かぶ」など、いくつかの理由が並んでいました。実際に私もスイカが一番美味しそうに見えたので何となく納得できるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

ところで、私も同じような質問を考えてみました。

 

質問 次のA~Cで一番痛そうなのはどれですか?
   A.虫歯 B.ムシバ C.むしば

 

虫歯かムシバで悩みましたが、私はムシバのほうが痛そうに感じました。理由は、ムシバのほうが虫歯よりもバイ菌が喜んで仕事をしていそうなイメージ(バイ菌が工事現場で使うドリルを持って、歯をガリガリ削る姿を想像してください)が思い浮かんだからです。皆さんはいかがでしょうか?同じ発音でも文字の形は全く違って、文字の形によって受ける印象も人それぞれです。日本語は不思議な言語ですね。

 

(商品企画 神戸)

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最近は全国的にも、ここ愛知県長久手町でも雨が続いていますが、みなさんが梅雨が明けた頃、扇風機の風を浴び、甲子園をテレビで見ながら食べたいのは「すいか」でしょうか?それとも「スイカ」?あるいは「西瓜」でしょうか?

私はなんとなく「スイカ」が一番美味しそうに聞こえます。 

また、余談ですが「あい」より「アイ」より「愛」が欲しい今日この頃です…

 

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ブログコンテンツ 2009年07月28日

こんにちは、PDR米澤です。

大まかに今後のブログの内容が決まりましたので、報告させていただきます。

あくまで現時点の予定ですが、

 

  • 「米澤のおススメ書籍紹介」
  • 「メルマガバックナンバー紹介」
  • 「PDR新聞バックナンバー紹介」

 

の3つの内容でブログを更新していきます。 

自称活字病の私米澤がジャンルレス、ボーダレス、エイジレス。つまりLess Is More(?)な視点でセレクトした書籍に加え、お客様からご好評いただいている弊社メルマガコラム、お客様にお届けする商品に同封させていただいているPDR新聞のバックナンバーから皆様の生活にちょっとしたスパイスを加える様な情報が提供できればと考えております。

毎週更新していく予定ですので気晴らしにのぞきに来てください。

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ハジメマシテ 2009年07月23日

みなさん、はじめまして。

本日より弊社HPのブログを担当させていただく事になりました、PDRの米澤と申します。

今回は初回の更新ということで、私の自己紹介をさせていただきたいと思います。

ということで、さっそく…

 

名前:米澤彰太(よねざわしょうた)

出身:岐阜県岐阜市(長良川という川がキレイな街で育ちました。得意科目はバーベキュー)

年齢:25歳(長野県の信州大学を卒業して入社3年目です)

所属:品質管理(主に商品の検品などをしています)

趣味:読書(とは言っても雑誌が多いです。休刊したEsquire、広告批評、スタジオボイスが好きでした)

    音楽鑑賞(Perfume、Jaco Pastrius、Madlib、ユーミン、Jose Gonzalez…色々聴きます)

    フットサル(メタボ解消のために週2回くらいのペースでやっています)

 

…と趣味のスペースが多くなってしまいましたが、その他に私の特徴をあげるとすれば「老け顔」でしょうか。

高校2年生の時に床屋で「坊主にしてください」とオーダーしたら「お仕事に支障はありませんか?」と真顔で返された事があり、ショックを受けた記憶があります。

こんな感じでよくわからない自己紹介になってしまいましたが、また定期的に更新していきますので、今後ともよろしくお願い致します。

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谷川あかね篇|2002年。入社7年目の頃。 2009年06月26日

 

入社して7年めの今、

年商は11億円になりました。

入社時の年商は3億円。企業規模もかなり大きくなってきました。

 

悪いものは売らない。横着なビジネスはしない。

 

シンプルなことだけど、これをやるのがなかなかできない。

でも、真面目に商売しようと頑張ってきたからこそ、

ここまで成長できたんだと思います。

私も私なりに、真面目に頑張ってきたから、

ちょっとは成長できたかな、なんて思っています。

 

人生の設計図は、まだまだ描きかけの未完成のままですが、

この会社で頑張れば、何年後かにはちゃんとした絵が描けるような気がしています。

 

今の不安ですか?

そうですね、やはりクルマの運転でしょうか。

ちょっとは上手くなったと自分では思っているのですが、

誰も私の助手席に乗ってくれません。

 

あの時、私が見た求人広告に書かれていた言葉。

今度は社長に代わって、私があなたに伝えます。

 

「一緒に会社を切り盛りしていきませんか」

 

頑張りたいと思っていても、

思っているだけじゃ、時間だけが過ぎていってしまいます。

そして気付いたら、もう転職も何もできない年齢になっていた…

なんてことだけは避けなければなりません。

頑張りたいときに、頑張るのです。

 

何歳になっても、泣いたり、笑ったり、怒ったり、

そんな毎日を送りたいと思いませんか。
 

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「はじめに」でも書いたとおり、この「谷川あかね篇」は

2002年現在の谷川の様子を描いて出した中途採用の広告をもとに書きました。

 

 

 

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谷川あかね篇|1997年。突然の海外出張。 2009年06月26日

入社2年目のときです。

ラテックスグローブというゴム手袋があるのですが、

その商品にクレームが殺到したことがありました。

 

歯科医院から「サラッと感が足りないから、使い勝手が悪い」と

意見が次々と届いたのです。

取り引きしていた輸入代理店の担当者に問い合わせても、「品質は規格内。問題なし。」の一点張り。

このままではラチがあかないと判断した社長は、私に言いました。

 

「谷川さん、マレーシアにあるメーカーに行って、改善案を見つけてくれんやろうか。

 あ、オレは行けないんだけどさ」

 

なんとあっさり「行け」という社長でしょう。

任せっぷりのいい社長だと褒めてあげたいのは山々ですが、

今度ばかりはそうもいきません。

 

マレーシアでメーカーと交渉するなんて……

焦らない人がいたら見てみたい。

しかし、泣きごとを言っても仕方ありません。

数日後、私は大きな旅行鞄をもって、空港に佇んでいたのでした。

 

そして。

語学は多少できるつもりでしたが「多少」は「ほぼできない」と

同じ意味だということを痛感しました。

 

現地工場での交渉は難航しました。伝えようとする品質がうまく伝わらない。

できるだけ平常心を保って交渉しようと努めていたのですが、

時にキレた私は「どうしてわかってくれないんですか!」と

日本語で怒鳴ってしまったこともありました。

輸入代理店の担当者は「まあまあ、」と日本語で言うばかり。

でも、怒鳴ってしまった自分を、自分で恥じた。

工場の人たちも、私のつたない英語での説明を、

一生けんめい聞き取ろうと真剣に耳を傾けてくれていたのに……。

 

なんとか「明日までに徹夜で改良品を作る」という約束を取り付けてホテルに戻ると、

張りつめていたものが一気に解かれて、ドッと疲れや不安の波が押し寄せてきました。

明日、また工場に行って、製品の品質が改善されていなかったらどうしよう?

工場の皆が徹夜で作ってくれた商品に、NGを出さなければいけないのか?

泣きながら会社に電話したこともありました。

 

電話口で社長は

「何しに行ったんだ?会社の皆が、自信を持って売れる商品を待っているんだぞ。

自分の責任を考えたら、そんなことじゃいかんだろ」と一喝。

 

慰めの言葉を期待していたわけではないけれど、

心温まる言葉をいってもらえなかったことには驚きました。

でも、次の瞬間、電話で苦情を受け、お客様に謝罪するパートさんたちの顔が目に浮かびました。

 

いま思えば、任されているというのはそういうことなんです。

その日の夜、メーカーが本当に徹夜で改良品を作っているのか、

輸入代理店の担当者を引き連れて、タクシーで工場まで見に行きました。

これにはメーカーの人も驚いていました。

そもそもそのメーカーに女性バイヤーが来るのは初めてだったし、

ろくに通じない英語で品質のことをガンガン要求してくるというのも初めてのことだったそうです。

 

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谷川あかね篇|1996年3月。P.D.R.に入社する。 2009年06月26日

パートではなく、正社員で採用されました。

入社して驚いたのは、小さな会社にもかかわらず、

きっちり会社を運営していることです。

 

P/LやB/Sもわからないのに経理を自前でやっていたり、

そのくせお茶くみ要員がいたり、

中枢スタッフが欲しいと思っているのに採用コストをケチったり、

給料を現金で配っていたり……

中小企業には、ヘンなところでヘンなルールがあるものです。

でも、この会社は私がイメージしていた中小企業とはまったくの逆でした。

新卒や中途採用を定期的に行い、ン百万円のコストをしっかり投資している。

社屋も大きくないものの、とても小ギレイにしている。

将来ビジョンもはっきりしている。

社員もパートさんも分け隔てなく、ちゃんと戦力として活用している。

入社してさらにこの会社の良さがわかったという感じです。

 

実は、私が入社した時、社員は社長の他に、男性2名、女性3名でした。

そこに、私と新卒の社員が二人加わりました。

新卒社員の男性は安達くんと言う名前だったのですが、

新しく出てきた仕事はほぼ全て私と安達くんの二人で切り盛りしていました。

求人広告に嘘はありませんでした。もう、任せられすぎ。

 

社長が来たと思うと「谷川さん、この販促考えてくれんか?」と一言。

販促内容からツール作成まで、すべて私が企画し、切り盛りしていかなければなりません。

ランチする時間もなく仕事をしていると、「頑張ってね」の言葉とともに、

パートさんの誰かがコンビニでパンを買ってきてくれたり。

オシャレなカフェでランチもいいけど、こういう瞬間もなかなかいいものです。

 

仕事は本当に大変でしたけれど、

辛いとか、辞めようと思ったことは、1度もありませんでした。
 

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谷川あかね篇|1995年1月。P.D.R.を知る。 2009年06月26日

人生の図面に、1本の線を引いては消し、また引いては消す。

そんな繰り返しでした。

再び、求人雑誌をめくる日々が続きました。

設計図を描いていくのは、なかなか難しいものです。

どの会社の情報を見ても、一長一短でなんだかピンとこない。

 

そんなとき、求人誌で、PDRの求人広告を目にしました。

というかイヤでも目に止まってしまったのです。文字だらけの広告でしたから。

隅から隅までギッシリ文字が書かれている。

「伝えたい」という思いがそこにあるような気がして、

思わず読みはじめてしまいました。

社長が会社を興したときのこと。

保守的だった歯科材料販売の世界に通信販売のシステムを導入し、

価格破壊を起こしたこと。

品質クレームが頻発し、歯を食いしばりながら品質向上を実現したこと。

安く商品を提供するために、単身海外に渡り取引先探しをしたときのことなど、

さまざまな思いがそこには綴られていました。

 

そして、最後にひとこと。

「私と一緒に会社を切り盛りしてくれる方を募集します」

 

一緒に会社を切り盛りする……

小さな会社で得られていた満足感を、私は思い出していました。

 

会社説明会に参加し、社長にお会いして話を聞き、実際に会社を見学に行って、

私はどうしても入社したいと思いようになりました。

 

細かなことはどうでもよかったのです。

なにか「熱」のようなものに惹かれたのだと思います。

それは熱気かもしれませんし、情熱かもしれません。

端っこでポツンと仕事をするのではなく、熱の真ん中で仕事ができる。

そんな期待感がPDRという会社にはありました。

 

「もし不採用なら、パートで採用してください」とまで言ってしまっていました。

熱が伝染したのでしょうか。いま思えば私も相当熱くなっていました。

 

入社したいと思っていたのはいいのですが、不安がなかったわけではありません。

じつは、資格に「要普免」とあったのですが、私は立派なペーパードライバーでした。

そんな小さなこと、と笑わないでください。

クルマの運転をしなきゃいけないのが、本当に不安だったんですから。

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