こんにちは。コールセンターのコマちゃんです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。
私は旅行が大好きなのですが、突発的な旅行よりも、
行きたい場所を吟味して、下調べして行くことが多いです。
その下調べが楽しくもあり、宿探しは熟考してしまいます。
「絶対にここに泊まりたい!」を見つけると、もう融通がききません。
結果、その宿が空いている日から旅程が決まるので、
「じゃあ今年は無理だけど、来年の秋はここに行こう」と、ずいぶん先の予定になってしまうこともしばしば。
一方で「今月のこの日程にどうしても旅行がしたい!」と突然夫からリクエストがあることも。
(彼は言うだけ言って、具体的なプランは全て私に丸投げなのです笑)
先日まさにその突発リクエストが発生しました。
行きたい場所や候補はたくさんあるものの、
日程が近いと「空いている飛行機」と、「良い感じのお宿」の空きを合致させるのは至難の技です。
色々考えた結果、今回はふらっと名古屋から電車(特急しなの)で行ける、長野県に旅行しました。
旅のテーマは「念願の戸隠神社奥社の早朝参拝」と「おやき巡り」です。
旅の下調べの一環として、その土地の歴史や観光地の由来を調べたり、
ご当地ならではの食文化を楽しんだりするのも大好きです。
今回のメインテーマに掲げた「おやき」。
以前、長野の宿のライブラリーで「おやき」の専門書を見かけた時から、ずっと気になっていました。
一冊の本が書けるほど奥が深く、今もなお人々の生活に息づいている郷土料理だなんて、ロマンを感じずにはいられません。
(長野県外ではなかなか本場の味に出会えないのも、旅心をくすぐります)
香川の讃岐うどん巡りのように、何軒もおやき屋さんをハシゴしよう!と意気込んで出発した私。
伝統的な「灰焼きおやき」や「石焼きおやき」、お店ごとの生地や焼き方の工夫を比べようと、
お店を何軒もリストアップしてやる気満々だったのですが、ここで本物の「おやき」の洗礼を受けることになります。
「おやき」の腹持ちが半端じゃない!
そもそも「おやき」とは、寒さが厳しく米作りが難しかった山間部で、
冬を乗り越えるための主食として受け継がれてきた知恵の結晶。
私はサービスエリアで購入できるような軽めで小ぶりなサイズを予想していたのですが、
本格的なおやきはパクパクと何個も食べ歩けるような、軽いスナックではなかったのです。
本物の郷土料理のずっしりとした重みの前にあっさり敗北し、結果として巡れたのは2店舗だけでした。
2店舗だけとはいえ、焼き方による違いや、中の具材の味付けの差など、
お店のこだわりを存分に楽しめましたし、この旅をきっかけに「おやき」に詳しくなりました。
定番の野沢菜はもちろん、なんで切干大根?と思っていた具材も、
作物が育たない寒い季節を生き抜くための「保存食の知恵」なのだと知ると、
一口食べるごとに昔の人の暮らしに思いが馳せられて、よりいっそう美味しく感じました。

下調べ通りにいかない突発旅でしたが、長野の歴史と食の深さに触れられた、大満足の休日になりました!
