スタッフのひとりごと
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うちわ 2010年08月10日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は知人が仕掛けた面白い広告について書きたいと思います。

 

その広告とは、個人的にお世話になっている某社T社長発案による「うちわ」です。Tサンと親交のある飲食店、広告会社などのロゴが描かれた「うちわ」を花火大会に合わせて無料で配り、涼んでいただきつつ、うちわで街をジャックし、それを広告にしてしまおうという企画。

 

先週、このうちわを製作した広告会社のOサンの事務所に遊びに行った折、話の流れで「米澤クンもちょっと配ってきて」と指令を受け、主に花火大会に向かう浴衣の男女をターゲットにうちわを配ってきました。

 

utiwa.jpgのサムネール画像

 手渡しで何か(例えばティッシュのようなもの)を配った経験がないため要領がわからず、断られる度に凹んでいましたが、じょじょにコツを掴み、断られても気にならなくなり、勢いで配って、ひとまずノルマは達成。 それからは渡した人の反応を見る楽しみを覚えたので、ノルマ以外のうちわも余分に配ってしまいました。

 

そして、私だけでなく、色々なお店のスタッフがうちわを配りまくった結果、うちわで街をジャックする事に成功!!しかし、広告の費用対効果という点では、判定が難しいところ。このうちわを機に、今回のうちわに広告を掲載したお店に普段興味が無い人が、興味を持って足を運んでくれるかどうか…

うちわだけに内輪だけにならない新しい繋がりになって欲しいと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.21 2010年08月05日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年8月1日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。  

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 □ コラム 長久手町でひとりごと

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去る7月に、メーカとのミーティングのため弊社がゴム手袋を輸入しているマレーシアとインドネシアを訪問してきました。得意のデタラメ英語とジェスチャーを駆使して、いくつかのトピックについて話し合ったミーティングは滞りなく終わり、無事帰国したときのこと。

 

中部国際空港を出て、そのあまりの熱気に「マレーシアに帰りたい…」と思わず呟いてしまいました。そうなのです。真夏の日本(正確には名古屋)と東南アジア諸国を比べると、もはや日本のほうが暑いのであります。少なくとも、インドネシア・マレーシア・タイの3カ国については、個人的に日本の夏より涼しく感じました。確か現地の最高気温は3235℃程度だったと記憶しています。このままでは、いつの日か日本を脱出して東南アジアへ避暑する時代が来るのかもしれません。

(商品企画 神戸)

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41FAogkO3YL._SS500_.jpg小学生の頃「東南アジアは亜熱帯気候で突発的なスコールが降る」と社会の授業で勉強した記憶があります。今では、日本が亜熱帯気候になり、数年前は考えられなかった「ゲリラ豪雨」と呼ばれる現象も見慣れた光景です。

このあたりの事はアル・ゴア元米副大統領の「不都合な真実」を読むと温暖化にフォーカスされていて理解しやすいですが 、個人的には、高城剛氏の「サヴァイヴ!南国日本」も、色々な意味でホット(?)で面白い本です。温暖化を問題として提起するではなく、確実に暑くなる世界がどうなるか予言するという観点が高城氏らしい。

 

 「オーストラリアの人が大挙してニセコの土地を買っているのは、単にリゾートライフを楽しむためだけではない。実は温暖化に危機感を抱いている人たちは、日本に移住する準備を進めていると僕は見ている」

 

と氏は読んでいますが、私達日本人も数年後には避暑を求めて、より涼しい北の地を目指すようになるのかもしれません。私もクーラーが好きではないので、これ以上暑くなるようなら、数年後は涼しい土地への移住を検討するやも。

しかし、今日も暑いですね…

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ケミストリー 2010年08月03日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、先日行ってきたフジロックから思う事について書きたいと思います。

 

フジロックとは1997年から毎年新潟県の苗場スキー場で開催されている日本初の野外ロックフェスティバルで、国内外200組以上のミュージシャンが集まり、3日間でのべ10万人以上の動員数を誇るイベントです。フジロックという名称は第1回の会場が富士山のふもとだったためです(それ以降は諸所の都合で富士山周辺では開催されていない)。このブログで散々音楽について取り上げておきながら行った事がなかったのですが、友人と1週間前に行く事を決め、最終日のみ参加してきました。

 

DSC00127.JPG

 

個人的には今回の目玉だったAtoms For Peaceというバンドのパフォーマンスが期待を遥かに超えるほど素晴らしく、今まで体感した事が無い次元の音楽体験ができました。各々が自分の力を最大限発揮し、それが他のメンバーの演奏とシンクロすることで、お互いの良さが倍増して引き出される「ケミストリー」という現象の最高峰を見た気がします。

 

彼らの演奏を聴いていて、アパレル通販最大手のスタート・トゥデイ前澤社長(前職はプロのミュージシャン)がある雑誌のインタビューで「僕にとって会社はバンドのようなもの。バンドだから、一人では出せない力が出せるんです。」といった趣旨の発言をしていた事をふと思い出しました。

 

私もサッカーをしていて、ケミストリーを実感する事がありますが、仕事ではまだまだ力量不足なのか、ケミストリーを実感できていません。いつかはAtoms For Peaceのようなケミストリーを起こせるよう、自分の力を磨きつつ、仲間とのシンクロを図りたいと思います。

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P.D.R.新聞 バックナンバーvol.14 2010年07月28日

こんにちは、PDR米澤です。

今回はPDR新聞のバックナンバー(10年5月1日号)よりおススメ商品の紹介をさせていただきます。  

 

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【反響ありがとうございます プロテクトX2】

 

4月のPDR新聞で「PDRのスタッフに人気なのに全然売れていない商品」としてご紹介した、凄いハンドクリーム「プロテクトX2」ですが、予想をはるかに超える方々からご注文いただきました!この商品のファンの私としては、本当に嬉しいです♪

…が、手荒れでお悩みの方が多いということですね。お仕事お疲れ様です!

私にはすごく良かったのですが、使ってみて、思うようでないなど、ご不満がありましたら、どうぞ気兼ねなくお電話くださいね。お使いいただいた感想もお待ちしております。 

 

108696721_1.jpgちなみに、プロテクトX2とは…

・手に保護膜を作ってバリアするクリームです

・朝、昼、お風呂上りに使うとおススメ

・一度塗ると、バリア効果が数時間続きます

・ベタベタ、ヌルヌルしないのでとっても快適

・スタッフの武田は「PDRに入社して良かったのは、社長の人柄とプロテクトX2に出会えたこと」という名言を残したほど…。

・詳しくはPDRカタログvol.24 74ページをご覧ください

 

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正直なところ、私は肌荒れに縁がなく、ハンドクリームやらリップクリームやらという類のモノを使った事がありません。その代わり、新陳代謝が良すぎて、顔がテカり気味です。特に、この季節は汗もかくので、いつもより多めにテカってしまい、社内外を問わずいじられます。まあ、いじられるのはオイシイと思っていますが…

 

そんな余談はともかくとして、PDR新聞から反響があった事は凄いと思いました。私も、このブログを書いて1年が経ちましたが、まだ、お客様から反響をいただくまでに至っていません。

ブログを読んでくださった取引先の方から「この前薦めていたCD良かったよ」とか「彼女いないなんて寂しいだろ。頑張れよ」などと声をかけていただく事があり、励みになっているので、より広い範囲からも反響をいただけるよう、ブログ2年目も頑張りたいと思います。

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夏の音 2010年07月27日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、取引先の方から要望がありましたので、夏におススメの音楽について書きたいと思います。

 

61znWjuqIXL__AA300_.jpg夏の音楽と言えば、サザン、TUBE、Jack Johnson、Sergio Mendes…などが有名ですが、個人的な定番はAnn Sallyです。Ann Sally(愛知県名古屋市出身。Ann Sallyは本名を文字った芸名)は、現役の心臓内科医、2児の母、歌手。という3つの顔を持つ異色のアーティストで、父親から薦められて聴くようになりました。

 

ジャンルは、ジャズ、ボサノヴァ系のボーカル。歌われる楽曲は細野晴臣、吉田美奈子、Janis Ian、Joni Mitchellなどのカバーからオリジナルまで幅広く、日々の憂いを溶かしてくれるような、透明感と包容力に溢れた歌声に定評があります。

 

今までに発表されたアルバムの中では、夜をイメージして選曲されたカバー曲が収録された"Moon Dance"というアルバムが個人的には好きです。"Moon Dance"と同日発売された"Day Dream"という昼をイメージしたアルバムもおススメですので、興味がある方は聴いてみてください。夏はテンションを上げる音楽も良いですが、最近暑すぎるので、心が涼しくなるような、落ち着く音楽がしっくりくる気がします。

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報酬の無い副業 2010年07月22日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は自分の副業(?)について書きたいと思います。

 

最近、自分(26歳)の周りで第一次結婚-出産ブームが到来したようで、その余波を受けて休日は結婚式の二次会の準備やら結婚式で流すDVDの編集やらをしております。現在、私が抱えている案件は3件。二次会の幹事が1件とDVDの制作が2件です。

 

今週末も、土曜は昼から二次会の打ち合わせ(1回目)、夕方からDVD制作の打ち合わせ(1回目)。日曜は昼から、土曜とは別件のDVD制作の打ち合わせ(2回目)があり、特に報酬はもらっていませんが、副業と化してきた感さえあります。

 

もともと、私は映像の専門家でも何でもなく、専門の教育を受けた経験もありません。ただ、「マックユーザーだし、電化製品に詳しそうだから何となくやれそう」と依頼され、やった事がないなりにやってみると、思ったよりクライアント(?)の評判がよく、クチコミの効果か、仕事(?)が増えてきました。 これも素人でもそれなりのものができるマックのおかげです。

 

今回でDVD制作は7件目になり、場数を踏んだので、どうすればウケがいいか少しずつわかってきた気がします。どれくらいの時間だとダレずに観てもらえるか。音楽はどれがウケるのか。スライドショーの流れをどうしたらいいか…等々つかめてきました。

 

この経験で学んだ事は、才能うんぬんではなく、場数を踏めばある程度なんとかなるという事です。以前はまさか、自分がそういった映像を作るとは思ってもいませんでしたが、やれば案外なんとかなります。最近、自分でもクオリティが上がってきたと実感しているので、引き続き依頼があれば制作を頑張ろうと思います。

 

「それより自分が彼女を作って結婚する事を考えろ」と周りから突っ込まれそうですが、それは追々…頑張る気ないなぁ

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ヴァーチャルな繋がり 2010年07月19日

こんにちは、PDR米澤です。

今回はインターネットのヴァーチャルな繋がりについて書きたいと思います。

 

最近、mixiやtwiiterをやめました。mixiやtwitterは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と呼ばれ、文字通り社会的なネットワークをインターネット上で構築するサービスです。私の記憶が確かなら2005年くらいから流行し始め、私もかなりハマってやっていました。

 

サービスの内容としては、インターネット上の友人同士(現実世界の友人含む)がインターネット上にアップした日記や写真などを見せ合う。また、「コミュニティ」と呼ばれる共通の趣味、嗜好、職業(例えば、ミスチルのファン。自民党支持者。銀行員)を持った集合体に入り、情報交換をする。といったものです。

 

サービスの売りはインターネットだからできる、ヒトとの繋がり。住んでいる所が遠くて、なかなか会えない友人や普段の生活では会う事がないであろう、共通の趣味や嗜好、志向を持ったヒトと繋がる事ができる事。そうしたサービスは今までなかったので、つい最近まで面白がってやっていました。しかし、それは「弱い絆」でリアルなものではないとも思い始めました。

 

SNSは確かに便利ですが、ハマりすぎるとインターネット上のコミュニケーションばかりになってしまい、実際のコミュニケーションがおろそかになってしまう場合があります。私はそうなりがちだったので、やめました。インターネット上だけで会っていると、なんとなくわかったような気になりがちなので、疎遠な友人と会う機会を作っていませんでしたが、やめてから、意識してそういう人とも会うようになりました。そこで得られる情報はインターネットで得られる情報より圧倒的に多いです。情報化社会と言いつつも、アナログな付き合いの方が生の情報が溢れている気がします。

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自分の常識を疑う 2010年07月15日

20061226.jpgこんにちは、PDR米澤です。

昨日、このブログを読んだ社内のパートさんから「意外にカタくて難しい本ばかり紹介しているのね」と言われましたので、今回は自分らしく(?)やわらかい本を紹介させていただきたいと思います。

 

今回ご紹介させていただく本は「Out Of Photographers(通称 アウフォト)」という本。この本は10年前に廃刊になっていますが、知る人ぞ知る伝説的な雑誌です。この雑誌の凄かったところは全編素人の投稿写真(決してエロ本ではない)によって成り立っていたところです。逆光だったり、ピンボケしていたり、どこを撮っているか意味がわからなかったり、そんな写真素人(一般人から吉川ひなの、スチャダラパー、横尾忠則、小沢健二、菅野美穂…等の有名人まで)の写真が全ページを埋めつくすという、衝撃的な内容でした。写真に詳しくない私から見ても、明らかにプロのクオリティには遠く及ばない写真ばかり…だけど面白かった!!

 

掲載基準である、『「楽しすぎて撮るの忘れちゃった」みたいな気持ちで撮った写真』が、プロの編集によって、「ただ、楽しい写真」が「作品」に昇華された事が発売当時、最高に新しく、自分の中では画期的で、新しいモノ好きな私の気持ちはガッチリつかまれました。自分で「ただ、楽しい写真」を並べても、プロの様に「作品」にはならないので、編集の面白さが少し分かった気がします。

 

また、この雑誌を読んで、私は「自分の常識は疑え」という事を学びました。アウフォトに出会う前は、写真に限らず「プロが作ったもの=クオリティが高い」で「素人が作ったもの=クオリティが低い」と思い込んでいました。しかし、アウフォトに掲載されていた素人の写真は、偶然の産物的なモノが多かったにせよ、面白さという点ではクオリティが確実に高かった。それまで、有名無名やプロかどうかに囚われていた私の価値観は壊れました。

 

ありがとう、アウフォト。

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國安京のテーマ 2010年07月13日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、お客様からいただいた、プレゼントについて書きたいと思います。

 

このブログやPDR新聞でも何度か告知しているように、弊社社員の國安京(クニヤス ケイ)が、カヌーポロ日本代表に選出され、9月にイタリアで行われる世界選手権に出場する事になりました。最近は、ワールドカップで日本代表が活躍し、かなり私の身の回りでも盛り上がっていましたが、次はカヌーポロ世界選手権!!ということで社内もにわかに盛り上がっております。

 

そんな雰囲気の社内に、お客様から思わぬプレゼントが届きました。なんと、あるお客様が國安のためにカヌーポロをイメージした楽曲を作ってくださったのです!!今までも、応援のメッセージなどはいただいていましたが、まさか楽曲を贈っていただけるとは思ってもいませんでした。早速、社内で従業員を集め、制作された楽曲を聴かせていただきましたが、川の流れを想起させるようなメロディが心地よく、これで國安もリラックスして試合に臨めると思います。今回、楽曲を制作してくださったA様、ありがとうございました!!

 

このプレゼントを受けて、プレゼントのお礼を何かせねばと立ち上がったのが弊社社員の竹内。竹内は國安が実際に競技をしている様子をお客様に伝えるべく、愛知県の保田々池で國安を撮影し、それをまとめてDVDに仕上げました。出来上がりの評判は、まずまず。おかげさまで、社内でよりいっそう國安を応援するムードが高まりました。

 

ワールドカップの次はカヌーポロ世界選手権です!!ただし、テレビ放映はありませんが…

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.20 2010年07月08日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年7月6日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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 弊社では今月末までグローブのセールをしております。セールのチラシでは私がグローブ工場で働いてきた体験記を掲載しているのですが、今回はそのこぼれ話でも。

 

手袋の塩素溶液で洗浄する工程で働いていた時のこと。仕事を教えてくれていたネパール人の出稼ぎ労働者から「お前の給料はいくらだ」と質問をされました。私の給料は日本ではごく平均的な額ですが、彼らの収入が月に300400米ドルであることは知っていましたから、正直に話して反感を持たれてはマズイと思い「1,000米ドルくらい」と嘘を付いてしまいました。

 

果たして嘘を付くべきだったのか。内心はうかがい知れませんでしたが、そのときの彼の寂しそうな顔は今でもよく覚えています。私にはまだ答えを見つけられません。

 (商品企画 神戸)

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私は、この話を読んで、少し方向性は違いますが、昨年話題になったコムデギャルソンの川久保玲さんが「いいものは高い」という価値観を提示したインタビュー(興味がある方はソースがネット上にもあるので、探してみてください)を思い出しました。川久保さんはモノの質より安いものがもてはやされる風潮に対して

 

「ジーンズ1本が何百円なんてありえない。どこかの工程で誰かが泣いているかもしれないのに、安い服を着ていていいのか。いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残って欲しいのです」

 

と警鐘を鳴らしていました。安いという事は消費者にとって一見よいことのようにみえても、もとを辿れば、下請けの誰かが苦しい思いをしている一面もあります。

だから、私は安い以外の価値観でお金を遣いたいと考えています。例えば、フレッシュネスバーガーではハンバーガーというより「安心」を買う。コムデギャルソンでは服というより「反骨精神」を買う。モノの高い安いより、そこに思想や哲学があるから買う。そういう価値観があっても良いと思います。

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