スタッフのひとりごと
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7月の1冊 2010年07月06日

o0329035810602326251.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例の私の独断と偏見に基づいた書籍紹介をさせていただきます。

 

今回ご紹介させていただく本はアロン・シェパードによる「私にはもう出版社はいらない」という本です。内容としては、従来の出版社を介した販路をとらず、amazonを最大限活用して、アメリカで電子書籍、紙の書籍をセルフパブリッシング(自費出版)で販売し、ベストセラーを作るためのハウツー本です。

 

日本でもキンドルやiPadが発売され、電子書籍も話題には上がるようになりましたが、まだまだ普及していないのが現状。amazonを利用したセルフパブリッシングもほとんど知られていません。ただ、数年後には日本にも普及する可能性があるので、本好きとしては書籍の今後の扱われ方を知るために、気になる内容でした。

 

さて、今までの自費出版とamazonを利用したセルフパブリッシングはどう違うのでしょう?最も大きな違いは儲かる可能性があることです。今までの自費出版の場合、出版社を通さないため、販売経路が限られ、宣伝効果も望めず、黒字回収すら困難でした。しかし、amazonを利用すれば、資金が少なくても、より多くの方に本を読んでもらえるチャンス、ベストセラーになる可能性があります。ただ、amazonに掲載されている本は何百万単位ですので、読者が自分の本を見つけ、興味を持ち、購入してもらうのは至難の業…そこで本著の出番!!だそうです。

 

私は、ベストセラーを生み出すテクニックに興味はないので、特に言及しませんが、セルフパブリッシングで採算が立つ(ほんの一握りだとは思いますが)ようになってくると、今まで出版に縁の無かった素人がプロより面白い作品を生み出す可能性もあり、面白くなりそうな予感がします。ただ、私は出版社買い(CDで言うレーベル買い)する事や良い書店の名物店員さんが選ぶ本を目当てに書店に行く事もあるので、amazonによって出版社や書店の存在が薄くなってしまうのも寂しいです。本好きとしては、扱い方が変わっても、良い本が良い評価をされて、良い成果を上げるようになる事を望みます。

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文化系カフェのお手伝い 2010年06月29日

DSCF3045_convert_20100628233629.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、先日のブログで取り上げた、近所のカフェで行われたイベントについて書きたいと思います。

 

この前の日曜日に私の行きつけのカフェで東京からバンドを呼んで、ライブがあり、今月いっぱいくらい宣伝を手伝っていたのですが、目標の50人を上回る約60人のお客様にきていただけました。ライブも盛り上がり、お客さんにも楽しんでもらえたと思うので、ひとまず成功だったと思います。

 

私が手伝った宣伝活動は、知人の洋服屋、美容院、雑貨屋、飲食店へのチラシの設置。アクセス数の多い知人のブログでの宣伝依頼。mixiやtwitterによる告知等を行いました。ただ、これらは反応が見えるものではなかったので、私がどれだけ貢献できたか計りかねます。そこで、ライブに来てくれたお客さん数人に話をうかがってみました。

 

結果は

 

「友達が面白いバンドが来るらしいよって教えてくれたから」

「友達から誘われたから」

「友達が行くから」

 

という声が多かったです。全員に話をうかがった訳ではないので、母数全体でも言えるとは限りませんが、「音楽マニア」というニッチな層以外にアピールするにはクチコミが最も効果的なのかもしれません。

 

もし、次回があるとすれば、きっと今回来てくれたお客さんのうち何割かから更にクチコミで広まる(と信じたい)。私も更に多くの人に認知してもらうべく、ライブの様子をビデオで録画したので、youtubeなどを利用してクチコミとは別ルートで宣伝を手伝えたらと思います。お店の単なるカフェにとどまらない「文化発信基地」というコンセプトに共感しているので、お店の発展に少しでも貢献できたら幸いです。

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通勤の友 2010年06月23日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は社内で「電車での通勤時間が長いので、通勤に合う音楽があったら教えて欲しい」という声がありましたので、この場を借りて、私が思う通勤に合う音楽を紹介させていただきます。

 

さて、私が思う「電車通勤にフィットする音楽」は「気持ちが上がりすぎず下がり過ぎない音楽」ではないかと思います。通勤時間が長いのにテンポが速すぎたり、激しかったりすると疲れてしまうし、かと言ってテンポが遅すぎたり、曲調が暗すぎたりすると気持ちも落ちてしまう。気持ちの針がふれすぎない、ちょうど良いバランスが長い通勤にストレスを与えず、リラックスをもらたしてくれる。私は3年間往復2時間電車通勤中、色々な音楽を聴く中でそういう結論に達しました。

 

51NyWRk4E5L__SL500_AA300_.jpgそれを踏まえて、ご紹介させていただくのは藤原ヒロシ&K.U.D.Oの黄金コンビによる"Michael Jackson/Jackson 5 remixes"

衝撃の死から1年が経とうとしているマイケル・ジャクソンの幼年期~少年期の音源をリミックスしたものです。青年期~のマイケルも素晴らしいですが、個人的にマイケルは幼年期~少年期の声が好きで、その声を最大限に生かした加工により、更に素晴らしい出来に仕上がっています。超ヒット曲から隠れた名曲まで、マイケルの良さを再認識できるこの1枚は通勤に限らず、その他のシチュエーションでも活躍してくれるはずです。

 

通勤時間も心地良い音楽で楽しめたら、仕事にも程よいテンションで臨めると思いますので、興味がある方は聴いてみてください。初回限定にボーナスディスクとして収録されているダブヴァージョンも素晴らしい出来ですので、気になる方はお早めに。 

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PDR新聞 バックナンバーvol.13 2010年06月22日

こんにちは、PDR米澤です。

今回はPDR新聞のバックナンバー(10年5月1日号)より『今月の國安京』を取り上げさせていただきます。  

 

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【今月の国安京】

最近、たくましさに磨きがかかってきた、國安(コールセンターに勤務しているカヌー大好き女子)です。

「なんか大きくなったんじゃない?」

と聞いてみると、さらっと

「昨日の秋から4kg増やしましたから」

と笑顔で返事をするではありませんか!

世の女性が体重を減らそうと頑張る中、彼女は筋肉を増やそうと頑張っているのでした!スゴイぞ!

ちなみに、現在、唇が日焼けしすぎて、皮膚科に通院中…

 

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先日、國安の壮行会を兼ねた社内の飲み会が名古屋市内某所であり、なんと、そこで國安による演技の実演が行われました。私も実際に國安がカヌーを漕いでいる姿を見た事がなかったので、今までは國安の凄さがイマイチわかりませんでしたが、とにかく速かったです!!以前、このブログでも紹介した通り、國安が世界選手権に出場するカヌーポロという競技はカヌーと水球が合体したようなイメージで、速さではなく得点を競う競技ですので、カヌーを漕ぐ速さは本質とは違うかもしれませんが、身内だからという贔屓目は抜きにして、「日本代表」の凄さが少し分かった気がします。残念ながらワールドカップの様にテレビ放映はありませんが、9月にイタリアで開かれる世界選手権が私も楽しみになってきました。

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切っても切れない関係 2010年06月17日

d_15429_791c9cad_l.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、スポーツ選手と歯の関係について書きたいと思います。

 

その昔「芸能人は歯が命」というコピーのCMが流行りました。芸能人は外見が大切だということからついたコピーのようですが、スポーツ選手は、運動能力と歯の状態に強い相関が見られる事から、芸能人とは違った意味で「スポーツ選手も歯が命」と言えます。

 

最近、母の知人の歯科医師の方から「スポーツ選手は、歯並びが良くて綺麗な歯をしている方が、絶対的にパフォーマンスが良い」という話を聞きました。そこで、半信半疑ながら、自分の周りで運動神経が良い友人の歯をひそかに観察していると、確かに運動神経が良い人ほど綺麗な歯をしている事がわかりました。プロスポーツ選手の方の歯はまだじっくり見た事がないので、何とも言えませんが、少なくとも自分の周りでは歯とパフォーマンスが比例する事が実感できました。

 

イチロー選手は、昔読んだ雑誌によると、1日に5回歯を磨くそうです。その記事を読んだ当時は「イチローの変わった癖」特集の一つだったので「イチローはカレーしか食べない」という話と同列に考えていて、変わっているなとしか思いませんでしたが、最近やっと腑に落ちた気がします。

 

残念ながら、私はそこまで歯並びが良くなかったせいか、運動神経もイマイチでしたが、もし生まれ変われるなら、歯を大切にしてスポーツをやり直したいです。歯は運動能力以外とも切っても切れない関係がありそうなので、また何かわかったらブログでも報告したいと思います。

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準備ができているか 2010年06月15日

43.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は先日のワールドカップ初戦で決勝点を決めた本田選手について考えてみました。彼はなぜ、あの試合で唯一と言っていい決定機を確実にモノにする事ができたのか?

 

想像するに、彼は何度も何度もイメージトレーニングを繰り返して、心の準備ができていたのではないでしょうか。「心の準備」は4文字で簡単に表現できますが、行なうは難し。いざチャンスが到来しても逆に力が入ってしまい、良くない結果になる事は、サッカーに限らずよくある話です。そうならないよう、日頃の練習、普段の生活から本番に起こりうる様々なシチュエーションを想定していたのではないでしょうか。

 

そして得点の場面では

「仲間からパスがくるか信じられない」⇒「シュートするイメージができない」⇒「実際にパスがきてしまった」⇒「慌ててトラップする」⇒「シュート?」

ではなく

「絶対にパスがくると信じる」⇒「シュートするイメージをする」⇒「実際にパスがきた」⇒「落ち着いてトラップする」⇒「シュート!!」

という精神状態でプレーできていたのだと思います。

 

本田選手のプレーを観て、私もサッカーに限らず、準備を大事にしたいと思いました。仕事でも色々な場面を想定して準備していれば、臨機応変に対応できますが、準備ができていない時はどうしてもあたふたしてしまいます。最高の結果を出した本田選手が、ワールドカップ開幕前に某テレビ番組で「結果は準備でほぼ100%決まる」と言っていた意味がようやくわかった気がしました。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.19 2010年06月10日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年6月8日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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皆さんは百貨店の食品フロア(通称:デパ地下)はお好きでしょうか。私はたまに百貨店に行っても紳士服売場を覗くくらいで、あまりデパ地下には縁がなかったのですが、昨年、友人に伴われてJR名古屋駅前にある高島屋の食品フロアをブラブラして以来、すっかりデパ地下ファンになってしまいました。

 

デパ地下のお菓子と惣菜は、スーパーで売られているそれらと比べると少々値は張りますが、ディスプレイされた商品はどれも美味しそうで、目移りしてしまいます。デパ地下の様々な惣菜を少しずつ買って、デザートも買って一緒に自宅(緑豊かな公園でも可)で食す。何と幸福な風景でしょうか。高く見積もっても5,000/人ほどの予算でとても贅沢な気分を味わえますので、一度飲みに行ったと思えば高い出費ではありません。デパ地下、おススメです。

 (商品企画 神戸)

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私もデパ地下好きな両親の影響で、どこかに行った時は、ほぼ必ずと言っていいほど各地の百貨店に足を運びます。近年は取寄せグルメもすっかり浸透し、ネットショッピングで全国の名産も簡単に手に入りますが、アナログ派な私は、デパ地下のディスプレイや店員さんとの会話を楽しみたいので、ネットショップはほとんど利用しません。今まで知らなかったお菓子や惣菜に出会う事も多く、テンションが上がって、ついつい買ってしまいます。

また、デパ地下で買ったお菓子を友人・知人にお土産や差し入れとして持っていくと、クオリティと知名度が共に高いので、大抵喜ばれます。そうして人を喜ばせるためのツールとしても使えると思いますので、行かれた事が無い方は是非、足を運んでみてください。私も、自分への御褒美を買うため、近々行こうと思います。

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next to skin 2010年06月08日

skins-main.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は私が愛用しているSkinsという新手のタイツ(?)について書きたいと思います。

 

Skinsとは、スポーツ選手には御馴染みの「コンプレッションウェア」の1種です。「着るサプリメント」とも称され、効果としては

 

・筋肉痛の緩和

・血流運搬の促進、冷え性の防止

・ムクミの緩和

・回復時間の短縮

 

などが挙げられます。元々Skinsは長距離移動が多いオーストラリアで長距離移動による体の負担を軽減するために開発されたもので、心臓に向かうほど締め付けが緩くなる、段階的着圧という特殊な技術によって、上記の効果を実現しています。

 

「逞しい肉体を保つ事もファッションの一部」という美学を持ち、39歳にして驚異の肉体をキープしている、アパレル関係のT社長から教えていただいて、私も1年前から愛用し始めました。私は主に長距離移動時やフットサル等の運動後のケアとして使用していますが、身体の疲労がかなり軽減されるので重宝しています。ただ、頼りすぎると、いつも着ていないと安心できなくなるので、できる限り使用はひかえています。(※効果はあくまで私個人の感想で、効果の保証をするものではありません。)

 

先述のT社長には先日、腕立て伏せ対決で負けてしまったので、いつかリベンジすべく、Skinsでお洒落に身体を休めながら、鍛えていきたいと思います。

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6月の1冊 2010年06月03日

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例、私の独断と偏見に基づいた書籍紹介をさせていただきます。

 

今回、ご紹介させて頂く本は、ジェフリー・ムーアの「キャズム」という本です。サブタイトルが「ハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論」となっている、簡単に言うとマーケティングの本。刊行は1991年と古いのですが、今でもMBA関連の書籍で引用される事もあり、ハイテク市場マーケティングにおけるバイブル的存在らしいです。

 

詳しい説明は長くなってしまうので割愛させていただきますが、この本における「キャズム(溝)」とは、先駆的ユーザー(新しいもの好き)と一般的ユーザー(実用性重視)の間に存在する溝をさします。この本が出るまで、一般的に新商品の普及は市場の16%(先駆的ユーザーの割合)を超えれば、急激に広がるとされていました。しかし、著者のジェフリー・ムーアはその理論にそぐわないケース(特にIT商品おいて)がある事を発見し、先駆的ユーザーと一般的ユーザーの間に大きなキャズムがあり、それを超えなければ新商品は普及しないと主張しました。

 

もはや、忘れられつつある「ブルーレイ 対 HD-DVD」の規格争いを例にとると、HD-DVD陣営(東芝、NEC)は映画配給会社を仲間に引き込めなかったため撤退する事になり、ベータと同じ轍を踏まなかったブルーレイ陣営(ソニー、パナソニック)が勝利。この間、先駆的ユーザーは規格争いの勝敗に関係なく、自分が欲しいと思ったレコーダーを購入。一般的ユーザーは規格争いに負けた製品を買うリスクは冒したくないので、ブルーレイ陣営の勝利が確定してから、ブルーレイ用のレコーダーを買い始めました。この例からも、先駆的ユーザーと一般的ユーザーの間には大きなキャズムがある事がうかがえます。

 

とはいうものの、あくまで理論ですので悪しからず。実際に新商品が普及するかどうかは神のみぞ知る事なのかもしれません。このブログもどうやったらキャズムを越えられるのか…神様教えてください。

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はじめてのチラシ配り 2010年06月01日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は私のはじめてのチラシ配りについて書きたいと思います。

 

先日、いつもの様に行きつけのカフェでコーヒーを飲みながらオーナー(20代女性)と話していると

 

「今度、東京からバンドを呼んで、ウチの店でライブをやるの。それで、告知用にフライヤー(チラシ)を作ったんだけど、どこに置いたら音楽好きに見てもらえるかな?カフェ関係は仲が良いから置かせてもらえると思うけど、他にあてがなくて…」

 

と、相談を受けました。オーナーとはよくCDやDVDの貸し借りをしたり、アート関係のマニアックな情報を教えてもらったり、お世話になっているので、私も何かできればと思い、やった事がないなりにチラシ配りを手伝う事にしました。

 

ただ、闇雲にチラシを配っても効果がないので、まず、音楽好きが集まる洋服屋に、チラシを置いてもらおうと考えました。洋服屋なら昔から通っているので、知り合いも多い得意分野。さっそく知り合いの洋服屋を回ってみると、思ったより反応がよく、お願いしたらメンズ4店舗とレディース1店舗にチラシを置いてもらえる事になりました。チラシを置いてもらうついでに自分の物欲も刺激され、やや出費がかさんでしまいましたが…結果オーライ(?)。

 

100枚ほどチラシを配り終えて、オーナーに報告すると「本当にありがとう。カフェ関係以外はあてがないから助かったわ」と、とても喜んでくれました。喜ばれるのがクセになり、ついつい追加でチラシをもらってしまいましたが…オーナーの素敵な笑顔を見るべく、また来週違う店を回ろうと思います。今度は美容院や飲食店関係かなあ。

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