過去のメルマガより
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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.22 2010年09月09日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年9月7日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。  

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 □ コラム 長久手町でひとりごと

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 コストパフォーマンスに優れた新しいダウエルピンを新発売いたしました。1,000本で1,480円とお買い得になっておりますので、在庫の少ない方はぜひご検討ください…。ところで、ダウエルピンの「ダウエル」はどんな意味なのかご存知でしょうか?

 

グレーシーキュレットは米国の歯科医師、クレイトン・グレーシー氏が開発したスケーラーとしてすっかり定着しています。それではダウエルピンもダウエルさんが作ったのか。気になって調べたのですが、ダウエルのスペルは「Dowel」であり直訳すると目釘とかダボという意味だそうです。つまりダウエルピンは、いわゆるダボであって、人名ではなく機械や土木の分野でも使われる、すこぶる一般的な英名のカタカナ表記なのでした。ダウエルが人名でないとすると、歯科で一番有名なのはグレーシー氏と思われますが、もしも私が開発していたらカンベキュレットになっていたわけで、今一つ締りがなく名称が採用されていたかどうかは甚だ怪しい。というわけで後世に自身の名を冠した製品を残したい方は、本名の他に是非イカしたニックネームを用意しておくことをお勧めいたします。 

(商品企画 神戸)

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このメルマガを読んで、自分を振り返ってみると、語源を知らずに何となく使っている言葉が多い事に気付きました。例えば、

 

「元も子もない」

 

【何もかも失う】いう意味で使われていますが、この言葉における「元」や「子」とは何なのか、私は知りませんでした。辞書をひいてみると、この場合の「元」は元金で「子」は利子を指すそうです。欲張って投資したはいいが、元金はおろか利子も得られなかった事から「元も子もない」。

この他にも、意味を知らずに使っている言葉がかなりあると思うので、自分の無知を実感しました。大事な場面で恥をかいては元も子もないので、普段から知らない事は人に聞くなり、自分で調べるなりしておこうと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.21 2010年08月05日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年8月1日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。  

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 □ コラム 長久手町でひとりごと

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去る7月に、メーカとのミーティングのため弊社がゴム手袋を輸入しているマレーシアとインドネシアを訪問してきました。得意のデタラメ英語とジェスチャーを駆使して、いくつかのトピックについて話し合ったミーティングは滞りなく終わり、無事帰国したときのこと。

 

中部国際空港を出て、そのあまりの熱気に「マレーシアに帰りたい…」と思わず呟いてしまいました。そうなのです。真夏の日本(正確には名古屋)と東南アジア諸国を比べると、もはや日本のほうが暑いのであります。少なくとも、インドネシア・マレーシア・タイの3カ国については、個人的に日本の夏より涼しく感じました。確か現地の最高気温は3235℃程度だったと記憶しています。このままでは、いつの日か日本を脱出して東南アジアへ避暑する時代が来るのかもしれません。

(商品企画 神戸)

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41FAogkO3YL._SS500_.jpg小学生の頃「東南アジアは亜熱帯気候で突発的なスコールが降る」と社会の授業で勉強した記憶があります。今では、日本が亜熱帯気候になり、数年前は考えられなかった「ゲリラ豪雨」と呼ばれる現象も見慣れた光景です。

このあたりの事はアル・ゴア元米副大統領の「不都合な真実」を読むと温暖化にフォーカスされていて理解しやすいですが 、個人的には、高城剛氏の「サヴァイヴ!南国日本」も、色々な意味でホット(?)で面白い本です。温暖化を問題として提起するではなく、確実に暑くなる世界がどうなるか予言するという観点が高城氏らしい。

 

 「オーストラリアの人が大挙してニセコの土地を買っているのは、単にリゾートライフを楽しむためだけではない。実は温暖化に危機感を抱いている人たちは、日本に移住する準備を進めていると僕は見ている」

 

と氏は読んでいますが、私達日本人も数年後には避暑を求めて、より涼しい北の地を目指すようになるのかもしれません。私もクーラーが好きではないので、これ以上暑くなるようなら、数年後は涼しい土地への移住を検討するやも。

しかし、今日も暑いですね…

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.20 2010年07月08日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年7月6日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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 弊社では今月末までグローブのセールをしております。セールのチラシでは私がグローブ工場で働いてきた体験記を掲載しているのですが、今回はそのこぼれ話でも。

 

手袋の塩素溶液で洗浄する工程で働いていた時のこと。仕事を教えてくれていたネパール人の出稼ぎ労働者から「お前の給料はいくらだ」と質問をされました。私の給料は日本ではごく平均的な額ですが、彼らの収入が月に300400米ドルであることは知っていましたから、正直に話して反感を持たれてはマズイと思い「1,000米ドルくらい」と嘘を付いてしまいました。

 

果たして嘘を付くべきだったのか。内心はうかがい知れませんでしたが、そのときの彼の寂しそうな顔は今でもよく覚えています。私にはまだ答えを見つけられません。

 (商品企画 神戸)

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私は、この話を読んで、少し方向性は違いますが、昨年話題になったコムデギャルソンの川久保玲さんが「いいものは高い」という価値観を提示したインタビュー(興味がある方はソースがネット上にもあるので、探してみてください)を思い出しました。川久保さんはモノの質より安いものがもてはやされる風潮に対して

 

「ジーンズ1本が何百円なんてありえない。どこかの工程で誰かが泣いているかもしれないのに、安い服を着ていていいのか。いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残って欲しいのです」

 

と警鐘を鳴らしていました。安いという事は消費者にとって一見よいことのようにみえても、もとを辿れば、下請けの誰かが苦しい思いをしている一面もあります。

だから、私は安い以外の価値観でお金を遣いたいと考えています。例えば、フレッシュネスバーガーではハンバーガーというより「安心」を買う。コムデギャルソンでは服というより「反骨精神」を買う。モノの高い安いより、そこに思想や哲学があるから買う。そういう価値観があっても良いと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.19 2010年06月10日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年6月8日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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皆さんは百貨店の食品フロア(通称:デパ地下)はお好きでしょうか。私はたまに百貨店に行っても紳士服売場を覗くくらいで、あまりデパ地下には縁がなかったのですが、昨年、友人に伴われてJR名古屋駅前にある高島屋の食品フロアをブラブラして以来、すっかりデパ地下ファンになってしまいました。

 

デパ地下のお菓子と惣菜は、スーパーで売られているそれらと比べると少々値は張りますが、ディスプレイされた商品はどれも美味しそうで、目移りしてしまいます。デパ地下の様々な惣菜を少しずつ買って、デザートも買って一緒に自宅(緑豊かな公園でも可)で食す。何と幸福な風景でしょうか。高く見積もっても5,000/人ほどの予算でとても贅沢な気分を味わえますので、一度飲みに行ったと思えば高い出費ではありません。デパ地下、おススメです。

 (商品企画 神戸)

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私もデパ地下好きな両親の影響で、どこかに行った時は、ほぼ必ずと言っていいほど各地の百貨店に足を運びます。近年は取寄せグルメもすっかり浸透し、ネットショッピングで全国の名産も簡単に手に入りますが、アナログ派な私は、デパ地下のディスプレイや店員さんとの会話を楽しみたいので、ネットショップはほとんど利用しません。今まで知らなかったお菓子や惣菜に出会う事も多く、テンションが上がって、ついつい買ってしまいます。

また、デパ地下で買ったお菓子を友人・知人にお土産や差し入れとして持っていくと、クオリティと知名度が共に高いので、大抵喜ばれます。そうして人を喜ばせるためのツールとしても使えると思いますので、行かれた事が無い方は是非、足を運んでみてください。私も、自分への御褒美を買うため、近々行こうと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.18 2010年05月27日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年5月24日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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数年前まで、ラジオやテレビの通信販売の宣伝では商品説明と価格を伝えた後に、「送料は別途お預かりいたします」と述べるのが一般的でした。私はPDRに入社する前からそのような宣伝を見聞きするたび、預かった送料ならばいつか返すのが筋だろう。返すつもりがないならば最初から、「送料をもらいます」と言うべきだ、と感じていたのですが。

 

どうも自主改革なのか役所の指導なのかわかりませんが、最近はどこも「別途送料がかかります」といった正直な説明に変わっているようです。うむ、良いことだ。ちなみに、弊社の最新カタログには「ご注文金額が合計4,800円未満の場合のみ、送料として全国一律600円を別途申し受けます」と記載しております。預かり金ではございませんので返金は致しかねます。あしからずご了承の程。 

 (商品企画 神戸)

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送料の話とは違いますが、「昔好きだった某飲食店はジャズが流れていて居心地がよかった。ただ、音楽がゆったりしていて回転率が上がらなかったので、テンポが速い流行の曲を流す様になり、雰囲気が変わって残念だった。私はそういう事はしたくない。」という話を最近、行きつけのカフェのオーナーさん(20代女性)から聞いて考えさせられました。彼女が店で流す音楽はマニアックなものばかりで、自然とお客さんも私の様なマニアックな音好きが多いのですが、そんなお客さんを大切にしてくれている姿勢を私は尊敬しています。カフェにはマニアックな本も沢山あり、ソファの座り心地も良いため、回転率はイマイチなようですが、応援していきたいので、また友人に紹介しつつ、通おうと思います。昨日も行ったんですけどね…

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.16 2010年03月23日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年3月1日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

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 □コラム 長久手町でひとりごと

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おかげさまで今のところピーディーアールの業績は安定し、いくらかの利益を計上し税金も納めていますが、時々、「こんな恵まれた状態がいつまでも続くわけがない」と激しい不安を感じることがあります。そう思う原因の一つは地方の優良中小企業が数年のうちに構造的な赤字に苦しむようになり、従業員の給料カットも余儀なくされ、退職者も相次いだ前職での苦い記憶ですが、もう一つの原因は、自身の仕事の出来栄えに今ひとつ自信が持てていないことです。

 

「自分の仕事に間違いはない、だから上手くいって当然だ」。このような境地に達することは永遠に不可能でしょう。そもそも、恐れや不安を感じない人生が必ずしも人間的とも思えません。不安から逃げられない以上、少しでも不安を遠ざけられるように、より核心に近づくべく考えを深め、また困った時に助け合える仲間を持つことのほうが、私にはよほど健康的で幸福な生き方に思えます。と、毎度このように自己完結して、とりあえずの安心を得ているのですが、集中して物事に取り組むためにも、まずはひと月以上も患っている風邪を直さねば。 

(商品企画 神戸)  

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上記の不安に比べるとささやかですが、私の個人的な不安は運動能力の衰えです。学生時代と比べるとめっきり運動しなくなったため、趣味のフットサルを週1~2でしていますが、それでも体が思う様に動かなくなったと感じる事が増えました。先日、高校時代の部活の仲間と久しぶりにフットサルをしたところ、当時私がコテンパンにやられていた仲間の動きが私より更に動きが鈍くなっていて、少し寂しい気持ちになりました。やはり、ある程度のレベルを保たないと、良いプレーができず、楽しめないところがあるので、少なくとも30歳くらいまでは、1時間は走り続けられる程度の体をキープしたいと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.15 2010年03月08日

 こんにちは、PDR米澤です。  

今回は弊社メルマガ(10年2月23日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

————————————————————————————————————————————— □コラム 長久手町でひとりごと

————————————————————————————————————————————— 先日何となく相撲協会のホームページを見ていて、まわしの締め方を解説したページを見つけました。「まわしは経験者から正しく締め方を教わって締めるに尽きる」という書き出しの1文は読み進めるのを断念するのに十分なインパクトでしたが、イラストがちょっと面白かったのも手伝って、最後まで読み終えることができました。ちなみにまわし着用時には、一端を補助者に持ってもらい、着用する人が自ら回転して腰に巻きつけるそうです。大きな力士が回っている姿をイメージすると可愛いですね。

 

ところで、文末にあるまわしの折り方解説の部分で、「割れにくいビール瓶(アサヒ推奨)で擦って折り目をつける」とアサヒを推していたのは何か理由があったのでしょうか。【1】キリンでは強度が足らない、【2Aスポンサー契約の絡み、【3】それとも制作者の嗜好なのか。ちなみにビール瓶は土俵造営の際にも使われるそうですが、ここではメーカ指定はなかったので、私は【3】が正解だと睨んでいます。

(商品企画 神戸)  

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相撲と言えば、横綱朝青龍が引退(事実上クビ?)した事もあり、チケットの売り上げが伸び悩んでいるそうです。個人的な見解としては、 朝青龍はダーティーで品格に欠ける横綱だったかもしれませんが、ファンに話題を提供し、近年も全盛期には劣るものの良い相撲を見せていたと思うので、相撲協会の判断は残念でなりません。私が小さい頃は若貴全盛で、曙や舞の海のような個性的な力士もいたので、祖母と毎日5時半くらいになると大相撲中継をワクワクしながら観ていました。80歳になった今も元気な祖母と心から楽しんで相撲を観たいので、また個性的な力士や強烈に強い力士が揃う時代が来る事を望みます。また「クルクル舞の海」みたいな突拍子も無い技が観たいなあ…

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.14 2010年02月17日

こんにちは、PDR米澤です。  

今回は弊社メルマガ(10年2月1日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。

————————————————————————————————————————————— □コラム 長久手町でひとりごと

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もしピーディーアールが倒産したら、あるいは自分が何らかの理由で会社を辞めなければならない事態に直面したら?  

 

先日後輩とこのような話題で話す機会がありました。後輩は「台湾に本場のメイドカフェ文化を伝える伝道師として働く」と、迷わずビジョンを話してくれましたが、私は月並みな答えしか思いつけず、少し考え込んでしまいました。現在の主な職務はセールの企画やメーカとの折衝ですが、自分なりに頑張っているとはいえ30歳も半ばにさしかかろうかという年齢も考慮すると、同職種への転職を考えたときに特にアピールできる実績や資格があるわけではありません。3年前にピーディーアールに転職する以前は零細機械メーカで商品開発業務を担当していました。30歳を目前に別業種に飛び込んだわけですが、もう一度同じリスクを負うには、やや年を重ね過ぎてしまったように思います。

 

「もし次に職を変えるとしたら、次は自分のやりたいことをしたい」少々考え込んだ後、私はそう口にしました。そして間をおかず「託児所を経営する」と少し強い口調で話しました。もちろん思いつきなのでノウハウや儲かる算段があるわけではありませんが、子供は元より好きな上に、子育て環境の整備は社会問題にもなっていますから、チャンスはあるように思えたのです。それからは後輩と儲かる託児所のビジネスモデルについての議論に花が咲きました。実現可能性はともかく、やりたいことを実現するために考えることは楽しいですね(社長、「もしも」の話ですよ!)。  

                      (商品企画 神戸)

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私も一般的なサラリーマンの例に漏れず、日曜の夕方にサザエさん症候群になり、月曜から会社に行きたくないなと思う時もあります。そういう時は、安易ですが、趣味が仕事になったらいいのになと妄想することもあります。音楽鑑賞が好きなので、選曲を仕事にだとか、洋服が好きなので、スタイリングを仕事にだとか、本が好きなので、選書を仕事にできたら楽しいだろうなと、できるかどうかは別として妄想してみるのです。ただ、あくまで趣味だから楽しめているとも思います。好きだった洋服が仕事になると「洋服」ではなく「在庫」に見えて、恐くなってしまうのが嫌です。そんな事を日曜の夜にベッドの中で思いつつ、気付いたら朝が来て、駅の売店で発売されているジャンプを見ると、現実に立ち戻る今日この頃です。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.13 2010年02月02日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年1月26日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。 

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 □ コラム【長久手町でひとりごと】
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ピーディーアールの男性用トイレは使用時に換気扇を回すしきたりになっていて、加えてその換気扇のスイッチは、トイレ内部に置かれたCDラジカセの電源スイッチにもなっています。つまり男性トイレを使用しているときには、常にCDラジカセから音楽が流れてくるわけです。何故このようになっているのか。私は隣の女性トイレからでも男性トイレの人の有無を分かるようにして、すぐに女性社員が噂話をストップできるようにするためにこのルールは生まれたのではないか、と推測しているのですが正確な理由は定かではありません。このような状態の男性トイレですが、流れる音楽のCDは全く交換されておらず、長らくトイレに入るたびに同じ音楽が流れておりました。私が入社する以前は。

  

良い仕事をするためには感受性を豊かにしなければなりません。ならばトイレで流れる音楽が毎日同じでよいわけがない。というわけで、ここ2年ほどは私が季節ごとに厳選し、CDを交換しています。普段音楽を聴くたび、「これはトイレに相応しいだろうか」と真剣にシミュレーションする男も日本広しと言えどそうはいないでしょうが、先日私が不採用にしたジョン・レノンも、まさかこんな価値観で評価される事態はイメージしていなかったでしょうね。

 (商品企画 神戸)

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たかがBGM、されどBGM。

 

私も個人的にはBGMにうるさいので、例えば飲食店に行って、TPOにそぐわないBGMが流れていると、その飲食店に対する印象が悪くなります。逆に言うなら、BGMにまで神経が行き届いている店の印象は良いです。先日、ラーメンを食べに行った「博多 一風堂」も、ラーメンが美味しいだけでなく、気持ちのいい接客や、モダンジャズのBGMが相乗効果で心地よい空間を演出していました。音楽に限らずTPOに合わせるというのは、なかなか難しい事ですが、結婚式の二次会や、美容院や飲食店で流すBGMの選曲を知人から頼まれる事があるので、そうしたBGMの使い方を自分も心がけたいなと思います。

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.12 2010年01月14日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(09年3月25日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。 

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 □ コラム【長久手町でひとりごと】
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  「蕎麦の自慢はお里が知れる」
 
これは信州に伝わる諺(ことわざ)です。かつて、農家にとって最も付加価値が高く、かつ現金化しやすい作物は米でした。ただ当然のことながら、土壌や地形、気候の問題で米作が不可能な地域もありました。そこでそのような地域では、農家は米以外の作物を生産する必要がありました。何とかして年貢を納めるように代官から厳しい取り立てがありましたし、なにより農家自身が食べていかなければならなかったからです。
 
お米の代替にヒエやアワ、麦などを代替生産できればまだましで、それらの作物すら育たない場合はほとんど最後の選択肢として、痩せた寒冷な土地柄でも育ちやすい蕎麦が栽培種として選ばれました。それゆえ、農業が生活の根底にあった時代には、地元の特産が蕎麦であることを自慢すると故郷が貧しい土地であることが明ら かになってしまう、ということを冒頭の諺は表現しています。現代でこそ良い意味でローカロリー食品として紹介される蕎麦ですが、時代を遡ると、必ずしもそれは長所ではなかったわけです。
 
ちなみに私は初めて一緒に蕎麦屋に行く女性には、かなりの確率で上述のエピソードを話します。ただし、かつては「貴方って物知りね。うっふん。」と好意的な反応を示す女性が多かったのですが、最近はそれほどではありません。これも時代の変化でしょうか…。 
(商品企画 神戸)
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私も蕎麦が好きで比較的頻繁に蕎麦屋に通います。 蕎麦が好きな理由としましては単純に味が好きという事は勿論ですが、味の良し悪しがわかりづらい事も私が蕎麦を好きな理由です。天邪鬼でひねくれ者の父の影響か、私は小さな頃から、価値や良さが分かり易いものより、わかりづらいもの、曖昧なものに興味がありました。数字では表せない部分になぜか惹かれるのです。蕎麦そのものは比較的味が薄く違いがわかりづらいものですが、だからこそ、そこに違いを見出す事が面白いと思います。個人的には白く透き通った更科蕎麦を鰹だしの効いたつゆにサラっとつけて食べるのが好きですが、皆さんはいかがでしょうか?

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