スタッフのひとりごと
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変わらないもの 2010年10月26日

320x320_rect_1383940.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、自分が好きな「変わらないもの」について書きたいと思います。

 

私が好きな「変わらないもの」は、小さい頃から通っている和菓子屋さんの「アイスモナカ」です。お店の粋なおじいちゃん、おばあちゃんの人柄とアイスに惹かれて、かれこれ20年近く通っていますが、味も店も値段も全く変わらないところが気に入っています。

 

何といっても言ってもコストパフォーマンスが半端じゃない!!

バニラと抹茶が75円で小豆が80円という破格の価格設定。

コンビニで同じ様なアイスを買おうと思うと100円はしますが、市販のアイスより断然美味しいです。私はこのアイスなら200円は出していいと思っているので、いつもお得な気分です。

 

先日も無性にアイスが食べたくなり、お店に寄った時

 

「お母さん、 いつも美味しいアイスをありがとう。友達にあげるとみんな喜んでくれるよ。ただ、いつも思うんだけど、こんなに安くて商売は大丈夫かい?」

 

と女将さんに聞いてみると

 

「原料費が上がって儲からんよ。けどね、ずっとこれでやっとるから、値段は変えれんよ。趣味みたいなもんだし、いいんだわ。いつ死ぬかわからんし、やりたいようにやるで。」

 

とのことでした。

 

私は、お店がなくなると、とても困るので、 その話を聞いて心配になりました。気付いたら閉店していたという事が無いよう、これから寒くなってもちょくちょく顔を出しに行こうと思います。

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境界を超えろ 2010年10月21日

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は、建築家の安藤忠雄さんについて書きたいと思います。

 

先日、社内のパートさんと建築について雑談していたところ

 

「今度、安藤忠雄さんが犬山に講演にみえるんだけど、招待券余ってるから行く?」

 

と誘っていただき、二つ返事で行ってまいりました。

 

安藤忠雄さんは世界的に有名な建築家で、表参道ヒルズや東京スカイツリーを手がけた事でも知られています。また、建築を手がけるだけでなく、新世代の育成のため東京大学、イェール大学、コロンビア大学、ハーバード大学等で教鞭をとり、国内外における自然保護のための環境事業にも数多く携わるなど、その活動は多岐に渡ります。

 

そんな安藤さんの言葉はどれも面白く、素晴らしいものばかりでしたが、そこから一つだけ選ぶなら

 

「境界を超えろ」

 

という言葉が心に残りました。

 

その言葉の真意は、周りや自分が作った境界に囚われず、本当にやるべき事が境界の外にあれば、それをやるべきだという事です。専門的な教育を受けず、プロボクサーから建築家になり、常識に囚われない様々な建築を生み出してきた安藤さんならではの言葉。施主に建築を合わせるのではなく、建築に施主の生活も合わせてしまう(例えば、「冬が寒い」という住吉の長屋の施主に対しては、「アスレチックに行け」と言う事もある)考え方も刺激を受けました。

 

しかし、サインもらえて嬉しかったなあ…

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坂清子先生を慕う友人の会によるお疲れ様の会および坂先生から皆様へのお礼の会 2010年10月19日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、弊社一同、大変お世話になっている坂清子先生の『坂清子先生を慕う友人の会によるお疲れ様の会および坂先生から皆様へのお礼の会』について書かせていただきます。

 

坂先生は東海歯科医療専門学校教務主任として勤務後、材料開発の株式会社カスプデンタルサプライ、歯科技工所3社(日本、ニューヨーク、ボストン)を設立し、ノリタケカンパニーと共同出資の株式会社ノリタケデンタルサプライなど数多くの会社を設立。それぞれの事業拡大のため社長として大いに手腕を発揮されました。2009年には全ての事業において社長の座を後輩に譲り、現在は株式会社ノリタケデンタルサプライの顧問のみをされています。

  

当日は、国内外から200名近い坂先生のご友人が一同に会したそうです。私は、会には参加していませんが、300枚近くある写真を見せていただきました。

 

参加した弊社社員に話を聞くと、歯科業界のカリスマ、重鎮、気鋭のテクニシャンが勢ぞろいで、握手や写真撮影を頼む社員もいたほど。にも関わらず、会全体の雰囲気はまるで同窓会の様な、肩肘を張らない気さくで賑やかなものだったそうです。

 

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これだけの人が集って、気さくな雰囲気のパーティーができるという事は、坂先生の功績やお人柄があってのものだと思いますが、どうやったらそれだけのものが身に付くのでしょうか?

人柄はなんとか身に付くかもしれませんが、功績を残す事は自分にとっては遠い道です… 

と書いたら先輩に頭をたたかれました。私が見えている範囲はまだまだ浅いようです。

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10月の1冊 2010年10月12日

31nWFnA-Q6L__SL500_AA300_.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、毎月恒例の書籍紹介をさせていただきます。 

 

今回ご紹介させていただく本は、LOWERCASE代表の梶原由景さんによる「TRANSIT TOKYOごはん」です。私もよく読んでいる「TRANSIT」という海外旅行情報雑誌から派生したグルメ本で、筆者は業界随一の食通として知られ、グルメ情報満載のブログもファンが多いと聞きます。

 

主に東京南西部のお店が様々なジャンルから70店舗、バイリンガルで紹介されており、東京に遊びにみえる海外の方へのプレゼントとしても良いかと思います。ミシュランの様に「ハイ」なお店というより、リーズナブルなお店(例えば青山学院大学食堂)も掲載されていますので、幅広い方に楽しんでいただけるガイドです。

 

また、話は変わりますが、 先日、地元岐阜の某飲み屋で知り合った友人が東京に転勤する事になり、送迎会でこの本をプレゼントしました。私はこの本を買ってみたはいいものの、都内に行く事は年に数回しかなく、ガイド本を読むだけになっていたので、彼に本当に良い店かチェックしてもらった頃に友人達と東京に遊びに行こうと思う次第です。

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グッドデザインとは? 2010年10月05日

10A02003_1.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は「グッドデザイン」について考えてみたいと思います。

 

先日、弊社の「 歯ブラシ処方バッグ」が2010年度グッドデザイン賞を受賞しました。

 

歯ブラシ処方バッグは、院内ブラッシングの後、廃棄されがちだった歯ブラシをプレゼントに生まれ変わらせ、指導方法も書けるようにした事が「歯科医院様と患者様の間に新しいコミュニケーション」として評価され、グッドデザインとして認められました。見た目だけでなく、コミュニケーションをデザインした事が良かったのだと思います。

 

また、今年度のグッドデザイン賞では巷を賑わせているアイドルグループ「AKB48」 が大賞候補に挙がっている事からも、グッドデザインの本質がうかがえます。AKB48が大賞候補にノミネートされたのは「会いに行けるアイドル」というコンセプトやファンとのコミュニケーションのあり方が評価された結果であって、見た目だけが評価された訳ではないからです。

  

このブログも見方を変えればコミュニケーションのデザイン。グッドデザインなブログになるよう、日々精進したいと思います。来年は目指せブログのグッドデザイン賞?

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國安ミラノ滞在記 2010年09月28日

main.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、前回に続き、カヌーポロ世界選手権に出場した弊社社員國安のレポートを書きたいと思います。 

 

 

前回の続きより

 

私:國安さん、競技(カヌーポロ)は楽しめたみたいだね。空き時間は観光もしたの?

國安:観光する時間はほとんど無かったんですよ。ホテルと試合会場を往復してばっかりで…最終日にミラノ中心部にあるドゥオーモなどを回ったくらいですね。

 

私:そうなんだ。他に競技以外で楽しかった事ってある?

國安:楽しかったのは夜のホテルでのUNO大会(罰ゲーム付き)ですね。チームのみんなと盛り上がりました。あとは、楽しかった事ではないですけど、会場の水飲み場に水と炭酸水がある事に驚きましたね。向こうの方って炭酸水よく飲むんですよ。あと、ホテルで水を買うと高いし不味かったので、会場でペットボトルに水を汲んで持って帰ってました。

 

私:なるほど、日本だと炭酸水ってあんまり飲まないもんね。食事はどうだった? 

國安:たいがい美味しかったですけど、特にピザは美味しかったですね。日本のピザとは根本的に何かが違いました。何が違うかはよくわかんないんですけど、アンチョビのピザが美味しかったですね。日本では3,000円くらいする大きさのピザも5ユーロ(560円くらい)で食べられたので、味にも値段にも満足できました。あと、ホテルのサラダはドレッシングが無くて、バルサミコ酢かベリー系の酢をかけて食べてたんですけど、ベリー系の酢がかなり美味しかったです。

 

私:僕もイタリアに行きたくなってきた。というかイタリア料理が食べたくなってきたな…たらふく食べたいなあ。

國安:…

 

 

國安の話を聞いて、イタリア料理が無性に食べたくなり、次の休日はついついサイゼリヤに足を運んでしまった私。そこで食べたミラノ風ドリアと辛口チョリソーはいつも通り美味しかったです(元サイゼリヤでバイトをしていた友人に教えてもらった裏メニュー「柔らか青豆の温玉サラダぶっかけライス」も美味しい!!!)。イタリアも行ってみたいけど、今はサイゼリヤで十分かなあ。

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カヌーポロ世界選手権 in ミラノ 2010年09月21日

n677759899_1270010_1858.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、9月1日~5日にミラノで行われたカヌーポロ世界選手権に出場した、弊社社員國安へのインタビューを書きたいと思います。

 

 

私:國安さん、世界選手権の結果はどうだった? 

國安:女子日本代表は18チーム中10位でした。思ったよりレベルの差は無かったですけど、やはり世界の壁は厚かったですね。

 

私:技術的な事はよくわからないけど、世界との差は何だったの?

國安:体格的な差が大きいですね。米澤さん(身長175センチ)より大きい女子なんかザラでしたよ。

※國安の身長は152cm

 

私:そうなんだ…そりゃリーチもパワーもそれだけ違ったらキツイよね。

國安:そうですね。でかいだけじゃなくて、カヌーで移動するスピードも速かったです。あと、海外のチームは飛びぬけて強い選手の個を生かす感じでした。日本チームは飛びぬけた個人はいなかったですけど、チームワークが抜群に良かったので、強烈な個にも対抗できました。上位のチームとも1点差ゲームがありましたからね。チーム力で大きな差はなかったと思います。

 

私:なるほど。やっぱりチームワークが大事って事だね。僕もフットサルをやってて、チームワークが大事だと思う事が多いから、何となくわかる気がするよ…

 

 

という感じで、競技について國安に色々聞いてみました。また、競技以外の裏話も聞いてみたいと思いますので、次回をお楽しみに。

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怒る 2010年09月14日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、社内で少し話題になった「怒る」という事について書きたいと思います。

 

先日、取引先との打合せを済ませ、社員同士で移動中に雑談していると、私と同期の山本があまりにも怒らない事が話題になりました。確かに、私は普段から社内外に限らず、怒る事が全くと言っていいほどありません。

 

「なぜ、怒らないのか?」

 

と聞かれると、普段から考えた事がなかったので、答えに困りました。

私はしばらく考えて、

 

「出来る限り争いをしたくないので、無意識で感情を抑えていると思う」

 

と答えました。  そうしてやり取りしていると、代表の仲谷から

 

「自分が怒らないと怒る人の気持ちがわからんのじゃないか?それで、本音でコミュニケーションが図れるのか?」 

 

と問われました。

 

振り返ってみると、自分は怒る人の気持ちが理解できない事が多かった。その、原因は自分が怒らないので、怒る人の気持ちがわからなかった。という事が少し理解できました気がします。また、自分が感情を表に出さないので、自分も周りに理解してもらう事ができていないという事がわかりました。

 

無闇に怒る事は良いとは言えませんが、  周りに自分がどういう人間かをわかってもらうために、自分は大げさに感情を出す事が必要なのかもしれないと思いました。

ただ、なかなか難しいなあ…

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長久手町でひとりごと バックナンバーvol.22 2010年09月09日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は弊社メルマガ(10年9月7日配信分)のワンコーナー「長久手町でひとりごと」バックナンバーを紹介させていただきます。  

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 □ コラム 長久手町でひとりごと

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 コストパフォーマンスに優れた新しいダウエルピンを新発売いたしました。1,000本で1,480円とお買い得になっておりますので、在庫の少ない方はぜひご検討ください…。ところで、ダウエルピンの「ダウエル」はどんな意味なのかご存知でしょうか?

 

グレーシーキュレットは米国の歯科医師、クレイトン・グレーシー氏が開発したスケーラーとしてすっかり定着しています。それではダウエルピンもダウエルさんが作ったのか。気になって調べたのですが、ダウエルのスペルは「Dowel」であり直訳すると目釘とかダボという意味だそうです。つまりダウエルピンは、いわゆるダボであって、人名ではなく機械や土木の分野でも使われる、すこぶる一般的な英名のカタカナ表記なのでした。ダウエルが人名でないとすると、歯科で一番有名なのはグレーシー氏と思われますが、もしも私が開発していたらカンベキュレットになっていたわけで、今一つ締りがなく名称が採用されていたかどうかは甚だ怪しい。というわけで後世に自身の名を冠した製品を残したい方は、本名の他に是非イカしたニックネームを用意しておくことをお勧めいたします。 

(商品企画 神戸)

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このメルマガを読んで、自分を振り返ってみると、語源を知らずに何となく使っている言葉が多い事に気付きました。例えば、

 

「元も子もない」

 

【何もかも失う】いう意味で使われていますが、この言葉における「元」や「子」とは何なのか、私は知りませんでした。辞書をひいてみると、この場合の「元」は元金で「子」は利子を指すそうです。欲張って投資したはいいが、元金はおろか利子も得られなかった事から「元も子もない」。

この他にも、意味を知らずに使っている言葉がかなりあると思うので、自分の無知を実感しました。大事な場面で恥をかいては元も子もないので、普段から知らない事は人に聞くなり、自分で調べるなりしておこうと思います。

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新聞に掲載されました!vol.2 2010年09月08日

827日に引き続き、93日にも中部経済新聞に連載中のコラム「強い会社は人材主権」で紹介されました!今回は、新卒採用の母集団を集めるために長年参加している、合同企業展での様子をとりあげていただきました。

下記は、新聞の文章をそのままコピーしたものです。

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「情熱伝えるブース 興味喚起に趣向を」 ~会社説明会でわかる人材感~ 
 
 
 会社説明会をみるだけでその企業の人材観が見えてきます。アピールの方法、経営者の関わり具合、説明している社員のエネルギー、会場の雰囲気づくりの工夫。企業の説明会〜選考プロセスをひと通り見せていただくと、その組織が、労働力としての人材集めをしているのか、未来を築く仲間探しをしているのかハッキリ見えてきます。

 

 先週に引き続き、株式会社ピーディーアール(以下PDR)という歯科用資材の通販会社の紹介をします。若手人材によって会社が活性化し、成長を遂げている企業の代表例です。PDRは十年以上前から、合同企業展の運営方法にこだわりをもって採用活動に取り組んできました。

 

 まず若いスタッフが主体になってシナリオを作ります。しかも驚くべきことにPDRには人事部門が存在しません。それぞれ実務の担当を持った若手社員が「採用活動をひとつのプロジェクトとして任される」のです。企業展に参画するというよりも学園祭のノリでしょうか。社員たちも楽しみにながら当日の運営を考えていることが伝わってきます。採用競合となる会場の大手企業に負けないために、興味喚起をどのような手法にするのか。奇をてらうだけでなく、きちんと仕事理解を深めてもらうためには何を伝えていけばいいのか。そのプロセスには一切手を抜きません。

 

 社長も企業展当日は、脇役ながら必ず会場でスタンバイしています。その情熱は確実に学生たちに伝わります。大手企業ブースが立ち並ぶ会場の中で、毎年しっかり人だかり(学生だかり?)を築き上げます。

 

 これはPDRの事例に限ったことではありません。若手スタッフによって、にぎやかな雰囲気と懸命さが伝わる会社説明をおこなっている企業ブースには、必ず盛況感があります。

 

 昨今、一斉画一の新卒採用(就職活動)を批判する声が少なくありません。しかしそれは時期やエントリーの問題です。学生たちが気軽に企業とリアルに接する第一歩として、合同企業展の存在は大切な機会であることは間違いありません。 

  
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私たちは、残念ながら社名を見ただけで人が集まってくるほどの
知名度も規模もありません。
でも、会社も自分ももっと楽しくなるために、もっと成長するために、最高の仲間と出会いたい。
だから一生懸命になります。
 
来年4月には、新たに2名の仲間が加わることになりました。
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