スタッフのひとりごと
STAFF BLOG

携帯電話が無い時代 2010年01月27日

こんにちは、PDR米澤です。

今回も社内で拾ったネタから「携帯電話が無い時代」について書きたいと思います。

 

先日、会社の先輩(39歳)と帰宅途中に話していて、ふと「携帯電話が無かった時代はどうやって連絡を取っていたんだろう」という話になりました。高校生になると、9割近くの友人が携帯電話を持っていた私(25歳)からすると想像し難い世界です。

 

某先輩の青春時代、当時はポケベルで連絡を取り合うか、自宅に連絡していたそうです。

 

「ポケベルの限られた文字数で連絡を取り合うため、仲間同士でヒミツの暗号を作った」

「ありがとうなら39と言い換えたりしていた」

「好きな女の子の自宅に連絡する時に時間を見計らって連絡した」

「待ち合わせで早く着いたり、遅れた時に連絡がとれなかったので苦労した」

 

という話を聞いてただ驚くばかり。ポケベルを使った事がない私としては、最近聞いた話の中で一番新鮮な話でした。

 

考えてみると、「最近の若者はコミュニケーション能力が低い」と世間で言われる原因の一つが、テクノロジーの進化にあるような気がしてきました。 携帯電話が普及した事で誰とでも、いつでも、どこでも連絡が取れるようになった反面、コミュニケーションに創意工夫をする必要が無くなり、若者のコミュニケーション能力低下を招いたのではないでしょうか?…と言うと言いすぎかもしれませんが、携帯電話が無かった時代よりコミュニケーションに対して頭を使わなくなった傾向がある事は間違いないでしょう。

 

とは言っても個人的にはあまり携帯電話で電話もメールもしません。メールはめんどくさく、電話だと普段話せる事も上手く話せないので、苦手なのです。それより、直接会って話す事の方が楽しいし、意味があると思います。ただ、携帯電話が無いと不安にもなる私はやはり現代っ子病なのかもしれません。

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子供の悩み 2010年01月21日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は社内で拾ったネタから、子供の悩み事について思う事を書きたいと思います。 

 

話は、弊社の某社員(39歳男性)が小学生4年生の息子から「携帯ゲームを買って欲しい」とねだられ、なぜだ?と返すと「あれがないと友達とコミュニケーションがとれない」という答えにショックを受けた事から始まります。前述の某社員は「携帯ゲームがないとコミュニケーションがとれないなんて、そんな馬鹿な話があるか」と思ったそうですが、皆さんはどう思われますでしょうか? 私(25歳)も最初はそう思ったのですが、ためしに子供の立場になって考えてみました。

 

想像するに子供からすると「同じゲームを持っていないと同じ話題で話ができないので、仲間外れになった気分になる。同じ会話ができると安心する」という考えなのだと思います。ゲームそのものが欲しいのではなく、友達と同じ会話をするためのネタが欲しい。私も小さい頃、母親から観るなと言われていたテレビ番組をネタに楽しそうに会話をしている友達の輪に入っていけず、仲間はずれになっている様な気持ちになった事があるので、共感できます。

 

ここで、完全に子供になりきって大人を見てみたところ

「コミュニケーションが何とかって言うけど、大人はなんで携帯電話を持ってるんだろう?別に無くても生きていけるのに…なんかおかしいよな。大人がみんな携帯電話を持ってるなら僕にゲーム買ってくれたっていいじゃん」

と文句を言いたくなったのです。

 

大人に戻って考えてみると子供の私への反論がなかなか思いつきません。

「ゲームを買ってあげる理由もないけど、僕が携帯を持ってる理由も見つからないな。会社でもほとんど使わないし、遊ぶ時は無いと困るけど…」

というのが私の本音。

「コミュニケーションは機械なんかに頼らず自分で何とかするものだろ!渇!!!」

というのが大人の考えなのかもしれません。実年齢は父と子の中間である私は成人しているとはいえ、まだまだ童心を失っていないようです。

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大人げない大人 2010年01月19日

 大人げない大人になれこんにちは、PDR米澤です。

今回も、私の独断と偏見に基づいたおススメ書籍を紹介させていただきます。

 

今回ご紹介させていただくのは成毛眞氏の「大人げない大人になれ」という本です。成毛氏は元マイクロソフト日本支社の社長で、現在はインスパイアというコンサルティング会社を経営されています。成毛氏の事は正直なところ全く知りませんでしたが、たまにチェックしているホリエモンこと堀江貴文氏のブログで紹介されて面白そうだったので購入しました。

 

私がこの本で面白いと思ったのは、多くの自己啓発本と違い、人間の本能的な部分にフォーカスしている点です。話の聞き方、話し方はこうした方が良いという様なテクニックではなく、「好きなことを、好きなようにやれば、成果は最大で、ストレスはゼロになる」と、論理的にと言うより本能的になるほどと思わさせる主張が繰り返されます。

 

ただ、実際は「好きなことを、好きなようにやる」事は難しく、私も含め、多くの方はできていないのではないかと思います。それに反して「好きなことを、好きなようにやる」事ができ、結果的に成功している人の例として、成毛氏と親交の深いビル・ゲイツ氏や堀江貴文氏が取り上げられています。また、成毛氏本人も含め「世間を騒がす人はみんな大人げない」と成毛氏は主張しています。

 

大人げない一例として成毛氏は自身の仕事ぶりを例に挙げ、「今はゲームがやりたいからゲームをやる」「今はプラモデルが作りたいからプラモデルを作る」といった、とても「大人」だとは思えない行為をしています。まるで「子供」です。しかし、成毛氏は成果をしっかり出している。時間の使い方もアポイントメント以外は今やりたい事を最大限やって、それが終わったらその次にやりたい事を最大限やるそうです。これも、見方によっては「子供」にしか思えません。

 

ただ、会社内外問わず周りで楽しそうに仕事をしている人を見ると、どちらかと言うと成毛氏の様に「大人げない大人」が多い気がします。そう思うと私は自分が「大人」ぶって、難しく考えているだけの様な気がしてきました。子供の頃、通勤中だるそうにしているサラリーマンを見て「あんな大人にはなりたくないな」と思っていましたが、自分がそんな「大人」になっているところがあるので、時には「子供」に戻って単純に行動してみようと思います。

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フットサル 2010年01月12日

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は私の趣味であるフットサルについて書きたいと思います。

 

「そもそもフットサルが何なのかわからない」という方に説明させていただくと、フットサルとは5人制のサッカーのようなものです。サッカーは11人対11人で競技を行いますが、フットサルは5人対5人で行われます。その他にもコートの広さやボール等違いはありますが基本的に小さいサッカーとイメージしていただければよいかと思います。

 

フットサルはサッカーと似通った部分も多いですが、私が思うフットサルならではの面白さといえば、プレーする人数が5人と少ない分、チームワークの善し悪しが出やすいところです。「チームワークの醍醐味がつまっている」と言っても過言ではないでしょう。1人1人の力は足し算で負けていても、お互いの個性を生かして掛け算の関係になれれば、チームの総力値で勝てる場合も多いのです。

 

例えば点を撮りたいと思った時に、ドリブルが得意な人にドリブルがしやすい状況を作り、ドリブルさせる。シュートが得意な人にはシュートが撃ちやすい状況を作ってシュートを撃たせる。そうする事でお互いの個性が生きて、気持ちよくプレーし、掛け算の関係になることで得点の可能性も高まります。

 

逆にチームワークがしっかりしていないと、よほどの実力差が無い限り、点を穫る事が難しい。味方が攻めていてもフォローしなかったら味方は孤立してボールを穫られてしまう。闇雲にドリブルする味方がいると周りはフォローする気がなくなって孤立していく。更に味方に不平不満を言い出すと、どんどんチームの空気も悪くなり、試合の内容も結果もついてこなくなります。

  

私もあまり上手い方ではないので1人では点を獲れませんが、チームワークを発揮することで自分が得点したり、仲間の得点をアシストしたりできます。仲間とチームワークが噛み合って得点した瞬間ほど嬉しい時はありません。体がある程度思い通りに動く限りはこれからもフットサルはやめられないと思います。

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あけましておめでとうございます 2010年01月05日

新年あけましておめでとうございます。

PDR米澤です。

まだまだ勉強不足ですが、このブログもより読みやすく、より面白いと思っていただけるよう精進して参りますので、今年もよろしくお願い致します。

 

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早速、新年第一回目の更新として恒例の書籍紹介をさせていただきます。今回ご紹介させていただくのは「闘争人 松田直樹物語」という本です。松田直樹選手は元サッカー日本代表のDFで、個人的に好きな選手だったので読んでみました。

 

本の内容としては「俺はJリーグ最大の問題児でした」という帯コピーのまま、氏のやんちゃぶりがわかるエピソードが満載です。その中でも私が気になったエピソードは松田選手がジーコ監督時代に試合に出られなかった事にキレて日本代表の合宿から帰ってしまった事件です。

 

勿論、キレて合宿から帰るという行為はほめられるものではありませんが、自分を貫いたという点で私は共感しています。事件の背景としてジーコ監督時代はレギュラーと控えで扱いにかなり差があり、控えにはほとんど出場機会が無かった。紅白戦で控え組がレギュラーに勝ってもそれは変わらなかった。紅白戦に勝てないレギュラーは公式戦でも出来が悪かった。不条理だと思っていたが、それでも和を乱す事はチームのためにならないと我慢していた。ここでキレたらワールドカップに行けなくなるので我慢していた。けど、松田選手はキレて、それから日本代表に呼ばれなくなった…

   

松田選手の行為に対して「大人のやる事ではない」「そもそもキレる事が間違っている」という意見もあると思います。 ただ、何でも監督の言う通りにする事は本当にいいことでしょうか?自分を殺してばかりいると、潜在的な意見の相違をすり合せる機会が無く、本当にお互いを理解する事はできません。ワールドカップに出場できなかった事は残念ですが、自分に嘘をついてお互いすっきりしないままなより私は良かったと思います。松田選手の例は極端かもしれませんが、私は本音を殺して事なかれ主義になりがちなので、他人とよりお互いを理解するために、本音でぶつかる事も時には大事だとこの本から学んだ気がします。

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お酒 2009年12月24日

こんにちは、PDR米澤です。

今回はお酒について思う事を書きたいと思います。

 

今月から来月にかけては忘年会新年会シーズンでお酒を飲む機会が多いと思いますが、私は全くと言っていいほどお酒が飲めません。少しでも飲むと気持ち悪くなってしまい、ダウンしてしまいます。ですので仕事のストレスを発散するために飲んだり、フラれたショックを和らげるために飲んだりという事ができません。お酒を飲むと心がオープンになるという事も当然無く、所謂「飲みニケーション」もできません。飲み会で割り勘になると確実に損をします…

 

ここまで書いた文章を振り返ってみるとネガティブな要素しかありませんが、私はむしろポジティブに考えています。例えば飲み会がある場合、私には必然的に運転手役が回ってきます。私は運転手だと周りもわかっているので、お酒を勧められる事はなく、飲めない私としてはありがたい。呑める方は飲めてしまうせいか、飲んでいた時の事はほとんど覚えていないという事があるそうなのですが、私はお酒でオープンになった方達の話を冷静な状態で聞いて記憶できるので、それは得かと思います。また、私にとってお酒は「必要経費」ではないので「必要経費」だと考えている人より資金にゆとりが持てるとも考えられます。仮に酒代に月に云万円使う同僚がいたとして、その云万円分だけ自分は給料が多いと考えれば悪くない気がします。

 

他にも飲めないのでビールっ腹にはならない、酒の勢いで粗相をすることがないなど飲めない利点も見方によっては沢山あるので、要は考えようかなと思います。 飲んでナンボと言われるかもしれませんが、そうした考えに飲まれないような発想で勝負したいものです。

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品質管理 2009年12月17日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、私の所属でもある「品質管理」の概念について考えたいと思います。

 

品質管理という単語を文字のまま読み取ると品質を管理する事ですが、その本質を私も100%理解しているとは言えません。辞書を引いてみると

 

「企業で、製品の品質の安定化と向上を図るための管理」

 

などと書かれ、品質管理に関する書籍には

 

「顧客に提供する商品およびサービスの品質を向上するための、企業の一連の活動体系」

 

より広義の意味で説明されています。

 

この広義の意味での「品質管理」を考えると、「品質管理」とは商品の品質を管理する事だけを指しているわけではない事がわかります。例えば飲食店における「品質管理」は料理の味を管理する事だけではなく、接客の態度であったり、窓から見える風景であったり、椅子の座り心地であったり、トイレの清潔さであったり、店内のBGMだったりを管理する事だとも考えられます。

 

また、「品質管理」とは単に品質を上げれば良いという事ではなく、コストパフォーマンスが重要だと思いますので、いくら品質が良くても値段が高すぎては意味がありません。「安かろう悪かろう」では意味がない事もまた然り。まだまだ勉強不足で力が足りないところばかりですが、少しでも広義の品質を向上させられるように日々精進していきたいと思います。

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iPhone 2009年12月15日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は最近私が購入したiPhoneについて書きたいと思います。

 

既にiPhoneを所有している友人が多いせいか、流行に乗り遅れた感があるものの、以前の携帯電話の契約期間終了を機に買い替えてみたiPhone。 実際に使ってみた感想としては「面白い!!」の一言に尽きます。高校生の時に初めて携帯を触った時と同じような新鮮さがありました。

 

例えば、タッチパネルによる操作。言葉では表現し難いのですが、画面を指で右から左にピューっと触ると画面も左にピューっとズレる感覚が、ボタン操作の携帯に慣れきっていた私には快感です。文字入力も思ったよりスムーズにできているので、 これだけでも今までの携帯とは違う感がかなりありました。

 

また、カメラの画質が想像以上に良かった事が個人的にはありがたかったです。以前は5年ほど前に発売された携帯を4年間使っていましたので、友人の携帯との性能の差をひしひしと感じていましたが、やっと世間のレベルに追いつきました!!とは言っても世の中にはもっと高画質なカメラ機能がついた携帯が山ほどあるので、あくまで私の中でという事で悪しからず。

 

他には標準装備されているGPS機能付きの地図に感動しました。地図があっても迷ってしまう方向音痴な私には本当にありがたい!!iPhoneに内臓されているコンパス機能で方角もわかるので、これさえあれば道に迷わないはず?まだこの機能は試せていませんが、知らない土地に行ったら使おうと思います。というか必ず使わざるを得なくなります…

 

まだまだ、私も使い始めたばかりで分からない事が多いのですが、従来の携帯電話ではありえなかった事が他にも色々できそうな気がします。ただ、これは使った人にしかわからない感覚だと思いますので、このブログをご覧の皆さんも興味があれば一度使ってみてはいかがでしょうか?

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12月の1冊 2009年12月03日

生きる言葉こんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例の独断と偏見に基づいた書籍紹介をさせていただきます。

 

今回ご紹介させていただくのは「芸術は爆発だ」という言葉で有名な故岡本太郎氏の「強く生きる言葉」という本です。この本は岡本氏独特の価値観に基づいた「強く生きる言葉」を1ページに1フレーズずつ並べたもので、非常にシンプルな内容なのですが、1ページ1ページの言葉に深さと重みがあり、とても濃い1冊になっています。

 

個人的に印象深かった言葉は「成功」というタイトルの言葉。

 

人間にとって成功とはいったいなんだろう。
結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、
努力したかどうか、ではないだろうか  

 

この言葉は「成功」は金銭的に豊かになることや、社会的な地位や名誉を得る事だと思い込んでいた私の価値観を壊してくれました。私だけではなく大多数の人間が成功したいと思って日々を過ごしていると思いますが、実は「成功」が何なのかよくわかっていない矛盾もあると思います。かと言って岡村氏の言う「成功」という価値観が必ず正しいという訳ではなく、そうした矛盾を考えさせられるという意味でこの言葉や本に価値がある気がします。

 

私も周囲の言動や世の中の風潮に 流されて何が正しいのかわからなくなる時があります。「成功」の定義ひとつだけでも簡単に答えが出るものではありませんが、自分なりに考える事に意味があると思うので、迷った時はこの本を開いて考え直してみようと思います。

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繋がり買い 2009年12月01日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月紹介させていただいている本の私なりの探し方について書きたいと思います。

 

結論から言ってしまうと私は「繋がり」で本を探します。 

まず、思いつく「繋がり」のパターンは友人や知人におススメを聞く事です。どうしても自分一人で選んでいると同じ系統のものばかりになりがちです。だから、新鮮さが欲しい時は他人に聞いて新しい観点を取り入れると幅が広がっていいと思います。更に欲を言うなら信頼できる本屋の店員さんに聞くとより深さも出ていいと思います。優秀な書店員さんはいわば本のソムリエ。自分の趣味や嗜好を伝えれば、それに合わせてワインを選ぶ様に本も選んでいただけるはずです。

 

他の「繋がり」を考えると本の中で紹介していた本を探す事も一つの方法です。雑誌などおススメ書籍がそのまま紹介されているものは勿論、学術・研究系のものであれば参考文献をそのまま読む事もいいと思います。例えば「トヨタのカイゼンとは?」という本があり、その参考文献も読んでみると、ここからネタを拾ったとわかる事があります。元ネタの文章を筆者はどう解釈したのか読み取れる事があるので、そうした「繋がり」で探す事も面白いかもしれません。

 

amazonなどに代表されるネットショッピングでは「ついで買い」を促進するために購入を検討している商品と関連が強い商品が表示され、私達が商品を探す手間を省いてくれますが、私は探す事自体が楽しいと考えていますので、あまり頼らないようにしています。また、探す事を全くゼロにしてしまうと、自分で探さなければならない時に本当に欲しいものが探せなくなってしまう気がします。「繋がり」で探す事は面倒な作業かもしれませんが、昭和生まれのアナログ世代としてはデジタルな探し方より魅力を感じます。

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