繋がり買い

こんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月紹介させていただいている本の私なりの探し方について書きたいと思います。

 

結論から言ってしまうと私は「繋がり」で本を探します。 

まず、思いつく「繋がり」のパターンは友人や知人におススメを聞く事です。どうしても自分一人で選んでいると同じ系統のものばかりになりがちです。だから、新鮮さが欲しい時は他人に聞いて新しい観点を取り入れると幅が広がっていいと思います。更に欲を言うなら信頼できる本屋の店員さんに聞くとより深さも出ていいと思います。優秀な書店員さんはいわば本のソムリエ。自分の趣味や嗜好を伝えれば、それに合わせてワインを選ぶ様に本も選んでいただけるはずです。

 

他の「繋がり」を考えると本の中で紹介していた本を探す事も一つの方法です。雑誌などおススメ書籍がそのまま紹介されているものは勿論、学術・研究系のものであれば参考文献をそのまま読む事もいいと思います。例えば「トヨタのカイゼンとは?」という本があり、その参考文献も読んでみると、ここからネタを拾ったとわかる事があります。元ネタの文章を筆者はどう解釈したのか読み取れる事があるので、そうした「繋がり」で探す事も面白いかもしれません。

 

amazonなどに代表されるネットショッピングでは「ついで買い」を促進するために購入を検討している商品と関連が強い商品が表示され、私達が商品を探す手間を省いてくれますが、私は探す事自体が楽しいと考えていますので、あまり頼らないようにしています。また、探す事を全くゼロにしてしまうと、自分で探さなければならない時に本当に欲しいものが探せなくなってしまう気がします。「繋がり」で探す事は面倒な作業かもしれませんが、昭和生まれのアナログ世代としてはデジタルな探し方より魅力を感じます。