子供の悩み

こんにちは、PDR米澤です。

今回は社内で拾ったネタから、子供の悩み事について思う事を書きたいと思います。 

 

話は、弊社の某社員(39歳男性)が小学生4年生の息子から「携帯ゲームを買って欲しい」とねだられ、なぜだ?と返すと「あれがないと友達とコミュニケーションがとれない」という答えにショックを受けた事から始まります。前述の某社員は「携帯ゲームがないとコミュニケーションがとれないなんて、そんな馬鹿な話があるか」と思ったそうですが、皆さんはどう思われますでしょうか? 私(25歳)も最初はそう思ったのですが、ためしに子供の立場になって考えてみました。

 

想像するに子供からすると「同じゲームを持っていないと同じ話題で話ができないので、仲間外れになった気分になる。同じ会話ができると安心する」という考えなのだと思います。ゲームそのものが欲しいのではなく、友達と同じ会話をするためのネタが欲しい。私も小さい頃、母親から観るなと言われていたテレビ番組をネタに楽しそうに会話をしている友達の輪に入っていけず、仲間はずれになっている様な気持ちになった事があるので、共感できます。

 

ここで、完全に子供になりきって大人を見てみたところ

「コミュニケーションが何とかって言うけど、大人はなんで携帯電話を持ってるんだろう?別に無くても生きていけるのに…なんかおかしいよな。大人がみんな携帯電話を持ってるなら僕にゲーム買ってくれたっていいじゃん」

と文句を言いたくなったのです。

 

大人に戻って考えてみると子供の私への反論がなかなか思いつきません。

「ゲームを買ってあげる理由もないけど、僕が携帯を持ってる理由も見つからないな。会社でもほとんど使わないし、遊ぶ時は無いと困るけど…」

というのが私の本音。

「コミュニケーションは機械なんかに頼らず自分で何とかするものだろ!渇!!!」

というのが大人の考えなのかもしれません。実年齢は父と子の中間である私は成人しているとはいえ、まだまだ童心を失っていないようです。