スタッフのひとりごと
STAFF BLOG

通信販売は信用ならん? 2009年08月18日

こんにちは、PDR米澤です。

今回も唐突ですが、先日実際にあった個人的なエピソードをご紹介したいと思います。

今回は私の自転車がネタになって見知らぬ方から話かけられた事から始まりました。

 

というのも私は車があまり好きではなく、基本的に電車と愛用の折りたたみ自転車(rise und muller社のBD-1という自転車でとても速いです)で移動しています。

近場はなるべく自転車で済ませ、少し遠出をする時は自転車を袋に入れて電車に乗り、降りて袋から出してまた自転車で移動する事が多いです。

ただ、そうしたスタイルはあまり一般的ではないようで、駅で袋から自転車を出して組み立てていると物珍しく見られる事が多いのですが、先日も興味深そうに見られていた年配の男性から声をかけられました。

 

「兄ちゃん、なんか高そうな自転車乗っとるな」

「そうですね。ただ、僕は車に乗る代わりにコレに乗ってますから車に乗るよりは安いと思って乗ってます」

「そうか、ウチの40歳の息子も最近ネットで8万くらいの自転車買ったんだけどな。部品が壊れたりしてコレがまた良くないんだ」

「8万もしてですか?それはおかしいですね」

「ネットで買うっちゅーのが俺はわからんのだ。自分で見た事も触った事もないようなモノを買うというのがいまいちピンとこん。昔の通販みたいで信用ならん」

「そうですね。僕もCDくらいは買いますけど、あとはやっぱり自分の目で確かめたいので基本的には店舗で買います」

「そうだろ。まあ、俺は昭和7年の生まれだから感覚が違うかもしれんが…ともかく、戦争を経験した者として言いたいのは今の若い人には豊かさを楽しんで欲しいって事や。今は時代が違うで俺達の時代の慣習を押し付けるのも無理な話だでな」

 

などとやり取りをして別れてから自分でハッと思ったのは、よくよく考えてみると自分自身あまりネットショッピングや通販を利用していないという事です。

普段とは逆の消費者の側から通販を見ると、私がアナログ派の戦後チルドレンということもありますが、通販会社に勤めていながらヴァーチャルな相手をあまり信頼できていないという矛盾。

恥ずかしい限りですが、今の私には自分自身の矛盾を説明できません…

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8月の1冊 2009年08月11日

悪人正機こんにちは、PDR米澤です。

8月も半ばになってしまいましたが、今回は自称活字病の私米澤より、今月おすすめの1冊を紹介させていただきます。

このコーナーの第1回目にご紹介させていただくのは、吉本隆明(著)糸井重里(聞き手)による「悪人正機」という本です。

出版は2004年と古いのですが、世界同時多発不況とも言える現代にこそ、哲学や思想といった無形財産に価値があるのではと思いましたので、その中でも切り口が独特で、文量的にも読み易いコチラの本をセレクトさせていただきました。 

 

おおまかに本の内容を述べますと、聞き手の糸井氏が人生相談風にネタを投げて、吉本氏が思いっきり場外までかっ飛ばすイメージ。 

その中で私が個人的に面白いなと思ったのは糸井氏の「一流になるにはどうすればよいか?」という問いかけに対する著者の吉本氏の

「つべこべ言わずに10年続ければ、それはもう、確実にモノになるんです」という主張です。

才能云々を全く度外視したこの主張は一見奇異にも聞こえます。

ただ、ドラフト外で入団したものの、「才能が無い」と言われクビ寸前まで追い込まれた事もある現楽天の野村監督が野球を続けたことで、名選手、名監督になった様を見るとその主張はうなずける気がします。

 

「吉本隆明」と聞くと難解だと先入観が入りがち(実際難しすぎて他の本は読む気にもなれませんでした)ですが、この本は「吉本隆明」というステレオタイプなイメージを壊す。私達の日常的な価値観を壊すという意味でパンクであり、かつ読み易い分量になっていますので、気になる方は是非一度手にとって読んでみてください。

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価値観の見える化 2009年08月04日

こんにちはPDR米澤です。

唐突ですが最近、ファッションは「価値観の見える化」だと思いました。

昔「人は見た目が9割」という新書がベストセラーになった、アルバート・メラビアンの法則が云々という話とは全く関係がありませんが、私が「Body & Soul New York Cityと書かれたTシャツを着てみたところ、そこから友人ができた事がその考えのベースになっています。
 
Body & Soulとは?
90年代後半に日本で活躍したアイドルグループSPEEDのヒット曲ではなく、1996年よりFrancois K.、Danny Krivit、Joe Clausellの3大ハウスDJによって、ニューヨークのクラブ Vinylで行われたパーティー
 
ここでのポイントは「Body & Soul」というメッセージの内容より、価値観を見える様にするという点です。
つまり、本来は目に見えない価値観(Body & Soulが好き)を可視情報に起こす(Body & Soulと書かれたTシャツを着る)事によって、他人に自分の価値観が見えるようになる
こうすることで、「Body & Soul 若しくはそれに派生するものに興味がある」という私との共通項を持つ赤の他人(36歳男性)から「君Body & Soul 好きなの?」と話かけられ、会う頻度こそ多くないものの音楽情報を交換する仲になりました。
 

あの時Body & SoulのTシャツを着ていなければ、こうして新しい繋がりが出来る事もなかっただろうなと考えると、私の中で以前は単なる着るものでしかなかった服がコミュニケーションツールに変わった気がします。

かと言って明日はエヴァンゲリオンのTシャツを着て、明後日は矢沢永吉さんのTシャツを着て…といった事は決してしませんが、あからさまなものを着てしまうと奇異な目で見られるかもしれませんので、わかる人だけにわかる暗号的(Body & Soulも100人に1人も知らないはず)に服を着てみると面白いかもしれません。 

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ブログコンテンツ 2009年07月28日

こんにちは、PDR米澤です。

大まかに今後のブログの内容が決まりましたので、報告させていただきます。

あくまで現時点の予定ですが、

 

  • 「米澤のおススメ書籍紹介」
  • 「メルマガバックナンバー紹介」
  • 「PDR新聞バックナンバー紹介」

 

の3つの内容でブログを更新していきます。 

自称活字病の私米澤がジャンルレス、ボーダレス、エイジレス。つまりLess Is More(?)な視点でセレクトした書籍に加え、お客様からご好評いただいている弊社メルマガコラム、お客様にお届けする商品に同封させていただいているPDR新聞のバックナンバーから皆様の生活にちょっとしたスパイスを加える様な情報が提供できればと考えております。

毎週更新していく予定ですので気晴らしにのぞきに来てください。

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ハジメマシテ 2009年07月23日

みなさん、はじめまして。

本日より弊社HPのブログを担当させていただく事になりました、PDRの米澤と申します。

今回は初回の更新ということで、私の自己紹介をさせていただきたいと思います。

ということで、さっそく…

 

名前:米澤彰太(よねざわしょうた)

出身:岐阜県岐阜市(長良川という川がキレイな街で育ちました。得意科目はバーベキュー)

年齢:25歳(長野県の信州大学を卒業して入社3年目です)

所属:品質管理(主に商品の検品などをしています)

趣味:読書(とは言っても雑誌が多いです。休刊したEsquire、広告批評、スタジオボイスが好きでした)

    音楽鑑賞(Perfume、Jaco Pastrius、Madlib、ユーミン、Jose Gonzalez…色々聴きます)

    フットサル(メタボ解消のために週2回くらいのペースでやっています)

 

…と趣味のスペースが多くなってしまいましたが、その他に私の特徴をあげるとすれば「老け顔」でしょうか。

高校2年生の時に床屋で「坊主にしてください」とオーダーしたら「お仕事に支障はありませんか?」と真顔で返された事があり、ショックを受けた記憶があります。

こんな感じでよくわからない自己紹介になってしまいましたが、また定期的に更新していきますので、今後ともよろしくお願い致します。

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