梅雨 2018年06月26日

みなさん、こんにちは。
コールセンターの谷澤です。

今年も梅雨に入りましたね。
雨の日も必要なのだと分かりながら、
それでも晴れの日と比べると
雨の日の方が気分が沈むことってありますよね。

実際、昨年までは梅雨になると気分が沈むことが多かったですが、
今年の梅雨は少し違います!

それは、先日出雲旅行へ行った際、とても素敵なことを聞いたからです。
本日は、そのときのお話をします。

出雲は天気が変わりやすいそうで、
夜ご飯のお店を探しながら外を歩いていると、
予報にはなかった雨が降ってきました。

そこで駆け込んだのが、小さな居酒屋さん。

お父さんとお母さんが2人で営んでおり、10席のカウンターしかありません。
たまたま2席空いていたので、座ることができました。

すぐに優しいお父さんとお母さんに「何が食べたい?」
と声をかけられました。
なんだか実家にでも帰ってきた気分です。
隣にいたご夫婦と仲良くなったり、
さらには店中の全員を交えてお話ししたりと、
ますます温かい空気になりました。

話に盛り上がっていると、突然、
シトシト降っていた雨が豪雨に変わり、雷も鳴り始めました。

客の中には、地元の人もいれば私たちのような観光客もいました。
もちろん観光客側は雨や雷が降れば気分は沈みます。
明日の天気を心配そうにしていると、お父さんとお母さんがぽつり。

「あー、あまらっしゃったね。」と微笑んでいました。

お母さん曰く、天下(あま)らっしゃったとは
出雲弁で、雷が落ちたときに使う言葉だそうで、
出雲では、雷が落ちる=神様(天人)が降り(下っ)てくると
考えられているそうです。
なので、その前触れの雨も悪いことじゃない。良いことなのだ、と。

そんな素敵な言葉を聞いて、心が晴れたのを覚えています。

それから、雨が降っても雷が鳴っても、
 「あまらっしゃるかな?」と空を見上げるようになりました。
梅雨の時期を前向きな気持ちで乗り越えられそうです。

皆さん、素敵な一日をお過ごしください。

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