梅雨

みなさん、こんにちは。
コールセンターの谷澤です。

今年も梅雨に入りましたね。
雨の日も必要なのだと分かりながら、
それでも晴れの日と比べると
雨の日の方が気分が沈むことってありますよね。

実際、昨年までは梅雨になると気分が沈むことが多かったですが、
今年の梅雨は少し違います!

それは、先日出雲旅行へ行った際、とても素敵なことを聞いたからです。
本日は、そのときのお話をします。

出雲は天気が変わりやすいそうで、
夜ご飯のお店を探しながら外を歩いていると、
予報にはなかった雨が降ってきました。

そこで駆け込んだのが、小さな居酒屋さん。

お父さんとお母さんが2人で営んでおり、10席のカウンターしかありません。
たまたま2席空いていたので、座ることができました。

すぐに優しいお父さんとお母さんに「何が食べたい?」
と声をかけられました。
なんだか実家にでも帰ってきた気分です。
隣にいたご夫婦と仲良くなったり、
さらには店中の全員を交えてお話ししたりと、
ますます温かい空気になりました。

話に盛り上がっていると、突然、
シトシト降っていた雨が豪雨に変わり、雷も鳴り始めました。

客の中には、地元の人もいれば私たちのような観光客もいました。
もちろん観光客側は雨や雷が降れば気分は沈みます。
明日の天気を心配そうにしていると、お父さんとお母さんがぽつり。

「あー、あまらっしゃったね。」と微笑んでいました。

お母さん曰く、天下(あま)らっしゃったとは
出雲弁で、雷が落ちたときに使う言葉だそうで、
出雲では、雷が落ちる=神様(天人)が降り(下っ)てくると
考えられているそうです。
なので、その前触れの雨も悪いことじゃない。良いことなのだ、と。

そんな素敵な言葉を聞いて、心が晴れたのを覚えています。

それから、雨が降っても雷が鳴っても、
 「あまらっしゃるかな?」と空を見上げるようになりました。
梅雨の時期を前向きな気持ちで乗り越えられそうです。

皆さん、素敵な一日をお過ごしください。

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