素数ゼミ 2021年08月17日

こんにちは。総務経理のヨッシーです。
※従業員名はニックネームで記載しています。

 

セミの鳴く季節ですね。
ネットニュースでおもしろい記事があったので紹介します。

 

「素数ゼミ」というセミをご存知でしょうか?
今年アメリカで17年ぶりに大量発生が観測されたセミです。
このセミ、不思議なことに13年もしくは17年周期で大量発生し、
その数字が素数であることから素数ゼミと言われています。

 

なぜ素数なのかに関してはいろいろな説があるようです。
例えばセミの天敵である寄生虫が3年周期で発生すると仮定すると
セミが12年周期だった場合、3年と12年の最小公倍数が12なので
12年ゼミは羽化するたびに天敵と戦う必要があります。
一方13年周期であれば、
最小公倍数は39となり戦うのは39年ごとになるため、
その分絶滅の危険が下がります。

 

つまり、長い進化の中で、
「生存競争に勝つには周期は素数であることが適切」という条件を見出し、
進化してきたセミ、という説です。
昆虫は不思議な生態を持つことが多いですが、
数学まで使うとは、、、と驚きました。

 

素数や最小公倍数といった言葉は学生以来使ったことなかったですが、
昔習った数学がこんなところにもあるのかと思ったので書いてみました。
ただ、おぼろげで錆びついた知識と記憶だったので、
用語等を理解するのにかなり時間がかかってしまいましたが、、、(笑)


(画像はイメージです)

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