沼の先は沼 2020年09月23日

こんにちは。
広告部のカトケンです。
※スタッフの名前がニックネームに変わりました。

 

相変わらず休日はキャンプとレザークラフトにハマっています。
(過去の話はこちら

 

革の購入先も徐々に変化し、
東急ハンズ→革問屋とかわり、
ついに先日、あま市にある松本皮革さん(革加工会社)にまでお邪魔しました。

 

この会社は、栃木レザーや姫路レザーと言った国産レザーを
欲しい分だけ欲しい厚みで購入でき、ついでに革の加工工程も見学できるという
素敵な場所だそうで、ネットで事前にアポを取って訪問しました。

 

まずお目当ての国産レザー。

 

写真は栃木レザーの半裁(牛半身)です。
革の大きさは「ds:デシ(10cm×10cm角)」という単位で大きさを計算し、
「1ds当たりいくら」という価格設定になっています。
価格は、1ds:100~200円くらいと、革によって様々です。
革を買うときは、「100デシ」くださいとか、大きさを指定して購入できます。
1枚1枚キズや汚れの位置も違いますし、部位によっても硬さや質感が違うので、
購入の際に吟味します。

 

革を購入すると、次は漉き(すき)加工。
(革を希望の厚さに漉く工程です)

 

漉く前の革は、1センチほどあり、かなり分厚いので、
希望の厚さになるように漉きます。

 

これが実際に漉いている様子です。

 

松本皮革さんは昭和初期から続く老舗だそうで、
社屋や機械は年代物のようでしたが、機械はしっかりメンテナンスされており
手際よく作業が進められていました。

大きな機械に大きな革が流し込まれ、
大きな音とともに漉かれる様子は、まさに大迫力。
初めて見る漉き加工に、終始大興奮しました。

 

希望の厚さに漉きあがりました。

薄い肌色が姫路レザー。
濃い目が栃木レザーです。
生産地やメーカーによっても多種多様な特徴があるので、
眺めているだけでも楽しいです。
これを使って何を作ろうか。
それを考えるのも、また楽しみです。

 

キャンプの沼にハマって、その先のレザークラフトの沼にもハマり、
趣味の深堀りと散財に歯止めが利かない今日この頃です。

 

革の購入が前提ですが、気さくなご家族が出迎えてくれるので、
ご興味のある方はぜひアポを取って訪問してみてください。

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