スタッフのひとりごと
STAFF BLOG

モーニング 2010年05月18日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は最近マイブームの「モーニング」について書きたいと思います。

 

ここでの「モーニング」は講談社から発売されている漫画雑誌の事ではなく、ここ中京地方の喫茶店の朝食として出される「モーニング」を指します。名古屋近辺にお住まいの方以外はほとんど馴染みがないと思いますが、中京地方では馴染みの喫茶店でモーニングをとる文化が定着しています。

 

私も最近まではほとんどモーニングを食べた事がありませんでしたが、休日の朝に友人とランニングをする事が習慣化し、その打ち上げ(?)として喫茶店を利用する様になり、今更ながらモーニングにハマっています。

 

モーニングに馴染みの無い方に良さを簡単に説明すると、「安さ」と「量」です。信じられないかもしれませんが、朝はドリンク料金のみでトーストとゆで卵がもれなくついてくるのです!!更にサービスが充実したところになると、サラダがついたり、オムレツがついたり、デザートがついたり…私の実家がある岐阜ではなぜか茶碗蒸しが出てきます。私が先日寄った喫茶店では、「ホットコーヒー・厚切りのバタートースト・玉子焼き・大学芋・サラダ・オレンジ」で370円でした!!あまりの充実ぶりに採算がとれているのか心配になりましたが、コーヒー1杯の料金でお得感たっぷり。おなかも満足。

 

中京地方に住んでいながら、これを今まで利用していなかった私は人生損していた感さえあります。近年では名古屋ではポピュラーな「コメダ珈琲」という喫茶店(シロノワールというデニッシュにソフトクリームを乗せたデザートが有名です。私は甘すぎて苦手ですが…)が関東や関西、北陸にも進出しているようなので、馴染みが無い方も是非一度モーニングをお試しください!!

詳しく見る

ミッション パッション ハイテンション 2010年05月13日

800px-Flag_of_the_Red_Cross_svg_2.pngこんにちは、PDR米澤です。

今回は、急用で参加できなくなった弊社代表の仲谷の代理として先日出席させていただいた、全国赤十字大会について書きたいと思います。

 

恥ずかしながら、そもそも、赤十字がどういう組織かも、赤十字大会の存在も知らなかったので、どういう会なのか出席するまでわかりませんでした。ただ、日本赤十字社名誉総裁の皇后様、名誉副総裁の秋篠宮妃紀子様、常陸宮妃華子様、高円宮妃久子様がご出席されると聞き、とにかく凄いところなんだなという事だけは理解できました。

 

当日、明治神宮会館で行われた大会には全国から約2,000人が集まり、日本赤十字社の活動(紛争・災害地での傷害者への救護活動、献血キャンペーン、青少年への啓蒙活動etc)などが紹介された後、医療やボランティア活動に功績のあった個人、団体に皇后さまから有功賞が授与されました。会場は温かい拍手や笑顔が溢れ、和やかな雰囲気で午前の部が終わりました。

 

それから、昼食を挟んで、午後は宝塚歌劇団の水夏希さん(雪組男役)、愛原実花さん(雪組娘役)、植田紳爾さん(脚本家)、吉田優子さん(作曲家)に加え、宝塚にも詳しい明治大学の斎藤孝教授(教育学者)によるトークショーが行われました。この方々は、赤十字創始者のアンリ・デュナン氏(第1回ノーベル平和賞の受賞者でもある)の生き様を描いた「ソルフェリーノの夜明け―アンリ・デュナンの生涯―」を宝塚歌劇団で以前公演していた関係で集まった様ですが、アンリ・デュナン氏の事も全く知らなかったので、その繋がりが最初はよくわかりませんでした。

 

アンリ・デュナンはアルジェリアで事業を行っていたスイスの実業家で、事業に必要な水利権を得るため、イタリア統一戦争に参戦中のナポレオン三世に直訴する事を思いつき戦地の北イタリアに向かったそうです。そこで次々と死んでゆく負傷兵の悲惨な姿に衝撃を受け、デュナンは野戦病院を手伝うが、フランス軍が病院を支配。オーストリア兵士は敵とみなされ治療を受けられない。デュナンは負傷兵を脱出させるため、血で十字架を描いた白旗を掲げながら幌馬車隊を率いて戦場を横切っていく…その時、デュナンが血で描いた十字架が赤十字のマークになっている。という話を聞いて、赤十字の由来と、トークショーのメンバーの意味がわかりました。

 

トークショーの最後に斎藤教授が「周りに影響を与えるデュナンのミッション、パッション、ハイテンションは赤十字にも宝塚にも共通するもの。ミッション、パッション、ハイテンションな人に感化されて周りの行動も変わっていく」と仰っていて、何となくわかった様な気がしました。また、宝塚の公演も全く観た事がありませんでしたが、「日本でこんなに真面目な人達はいない。彼女達の公演を観ると身が引き締まる」と斎藤教授が仰っていた様に、彼女達の演技や歌に対するミッション、パッション、ハイテンションを肌で感じて、公演も一度観てみたいと思いました。

 

初めて知った事や触れたものばかりで、色々な刺激を受けたので、大会に出席できて本当に良かったです。また、代表が急用で行けなくなって、自分に出番が回ってこないかなあ…

詳しく見る

5月の1冊 2010年05月11日

courrier067m.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例の独断と偏見に基づいた書籍紹介をさせていただきます。

 

今回、ご紹介させていただく本はCOURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)という雑誌です。フランスのCourrier International(クーリエ・アンテナシオナル)という雑誌の提携誌で、外国メディアの記事を日本に紹介する「国際ニュースのセレクトショップ」というコンセプト。「世界は日本をどう見ているのか?」「海外のニュースを外国メディアはどう報じているのか」という視点で各国メディアから選ばれたニュースは、興味深いものが多く、よく読んでいます。 

 

私が最新号で興味深いと思ったのはアメリカのFast Companyという経済誌(アメリカ版の日経ビジネスの様なもの?)による「新時代のエクセレントカンパニーBEST50」という記事。記事のタイトル通りFast Comapnyが考える、革新的な事業を行っている企業ベスト50社が紹介されていましたが、日本の企業はユニクロのファーストリテイリング(41位)1社のみ…

 

革新性と業績は必ずしも比例するものではないかもしれませんが、この記事で日本の企業が1社しか掲載されていなかった事に私は寂しさを覚えました。隣国では中国がHuawei(5位)、Alibaba(29位)、Huayi Brothers(42位)の3社。台湾がHTC(31位)1社。韓国がSamsung(36位)1社ランクイン。ちなみに上位はFacebook, Amazon, Apple, Google, Huawei, First Solar, PG&E, Novartis, Walmart, HP…という並びでした。

 

日本の企業もよくわからない事ばかりですが、知らない海外の企業が多く、日本の企業に対する評価が適正かどうかもよくわかりませんでした。日本の企業のよさを知るためにも、海外の企業の事も少しずつ調べていこうと思います。

詳しく見る

A Love Supreme? 2010年05月06日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、GW中に出席した友人の結婚式について書きたいと思います。

 

このブログでも以前書きましたが、生い立ちビデオの作成と二次会での受付とDJを新郎の友人から依頼されていた披露宴、二次会に出席して参りました。 披露宴では、奥さんのあまりの美しさに嫉妬しつつ、何とかできあがった生い立ちビデオが新郎新婦のご家族、友人の方々にも「良かったよ」と言っていただけたので、ホッとしました。今まで何度か結婚式や二次会用にDVDを作ってきましたが、いつも上映する瞬間は緊張します。

 

DVDの上映が終わって安心したあとは、酔っ払った友人達と披露宴を楽しみ(Nクン騒がしくてすいませんでした..)、披露宴が終わったら次は二次会の準備です。今回は出席者が120人と多かった事もあり、受付と二次会の進行を新婦側の幹事と再度確認し、私はDJをするために機材の準備に取り掛かりました。今回はいつもは苦戦する配線もホテルの従業員の方に助けてもらってクリアし、余裕ができたので選曲を再確認。

 

混雑した受付もなんとか終わり、披露宴終了から1時間後、無事に二次会も始まりました。そして、新郎新婦入場からケーキカットの流れで、私もハッピーな雰囲気を演出すべくDJ開始。定番のJackson5やStevie Wonderのラブソングばかりでは面白くないので、私が好きなJohn Coltraneの"A Love Supreme"も挟んでみましたが、あまり反応は無く…一番お客さんの反応が良かったのはラッツ&スターの「め組のひと」でした。

 

そうして、お客さんとのコミュニケーションを図りつつ、先述のDVDの再上映、新婦の友人によるダンス、定番のビンゴゲーム、 菓子まき(名古屋特有の文化で嫁入りの際に2階のベランダからお菓子を近所の方々にまく)などプログラムは進み、新郎新婦の挨拶で締めて、会は無事に終わりました。新郎新婦に喜ばれ、お客さんにも楽しんでもらえたので、良かったです。

 

ただ、終わった後は「僕もいつかは祝われる側になりたいな」と少し寂しい気持ちになりました。レコードもいいですが、私も新郎新婦の様に、本物の"A Love Supreme(至上の愛)"を手にできる様がんばりたいと思います。

詳しく見る

グッドデザイン 2010年04月30日

concept1.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は、私が最近ハマったモノを紹介させていただきたいと思います。

 

今回ご紹介させていただくのは、巷で話題の京都菜館wongのラー油(コレとご飯さえあれば生きていける!!)ではなく、"nook(ヌーク)"という毛抜きです。 私が通っている美容院のお客さんがデザインされたらしく、美容院のオーナーさんから薦められるままに買ってみました。雑誌やテレビでも紹介されているので、ご存知の方も多いと思いますが、2009年グッドデザイン賞を受賞した商品です。

 

従来の毛抜きとの違いは、毛を「点」ではなく、「面」でつかむ事です。 従来の毛抜きの様に先端が尖った形状ではなく、先端が丸い形状になっていて、しなって毛をはさむため、肌を傷つけないそうです。あと、色がカワイイ。

 

自分でも使ってみたところ、どの方向からでも簡単に毛をつかむ事ができ、スッと抜ける快感は何とも言えないものでした。「デザイン」という言葉を聞くと、見た目がカワイイとかカッコいいという表面的なデザインと捉えがちですが、きっとこの快感こそがデザインの本質なのでしょう。使い心地をうまく表した商品名もデザインの一つと言えそうです。

 

「いいデザインとは何か?」を考えさせられる機会を与えてくれた、グッドデザインな毛抜き。興味がある方は自分の手で確かめてみてください。

詳しく見る

誕生日会 2010年04月27日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、自分の誕生会について書きたいと思います。

 

私事で恐縮ですが、つい先日、誕生日を迎え、26歳になりました。 過去には、友人にサプライズな誕生日会を開いてもらう事もあったのですが、今年は逆に友人に恩返ししようと思い、自分で誕生日会を開く事にしました。自分の誕生日会で恩返しをするというのは変な話かもしれませんが、人を集める名目として「誕生日会」は敷居を低くできると思ったので、 これを機に普段会わない人同士に新しい出会いや繋がりを演出したかったのです。人生の先輩方から、普通に生活していたら知り合う事が無い様な人を紹介されて、繋がりが増えるほど、私は遊びの幅が広がったので、先輩方が私にしてくれた様に私も友人にそういう機会を提供しようと思いました。

 

61axXBMPCwL__AA300_.jpg1ヶ月前から準備に取り掛かり、連絡を回して人集めを始めました。 私の狙いが当たったのか、40人くらいの友人に連絡したうち、30人弱の友人が来てくれる事になりました。ただ、単に人を集めて紹介するだけでは面白くないと思ったので、私が好きな場所やモノも紹介する事にしました。会場は昨年オープンしたばかりで、あまり認知されていない行きつけのカフェを押さえ、本が好きなので自宅から本を持ちこんで、移動図書館を設置する事にしました。本と言えば、このブログでも紹介した事がある、友人が書いた『外国人から見たニッポン』も持ち込んで、他の友人に紹介する事にしました。

 

当日はある程度狙い通り、数年ぶりの再会や新しい出会いを演出する事ができ、 当初の目的はそこそこ達成しました。しかし、更に自分の好きなレコードをかけて、音楽の紹介もしようと思っていたところ、人と話していたら時間がかなり過ぎてしまったので、好きなモノを紹介するという目標は達成できませんでした。ただ、友人達が私が紹介した人やモノをネタに楽しそうに会話をしている様子を見て、嬉しかったので、今後も何かの「紹介」は続けていきたいと思います。

詳しく見る

夜ジャズ 2010年04月22日

Melody_gardot.jpg

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、いつもブログを読んでくださっている方に音楽紹介が好評でしたので、おススメの音楽を紹介させていただきたいと思います。

 

今回ご紹介させていただくのはMelody Gardotの"Worrisome Heart"というアルバムです。発売は2年前ですので、やや古いですが、父親から薦められて聴く様になりました。

 

作風は有名どころで例えるとNorah Jonesの様な感じで、簡単に言うとジャズ・ヴォーカルです。ただ、純粋なジャズというよりはカントリーやフォークの要素もあり、聴き易くなっているので、普段ジャズに馴染みの無い方にもおススメです。

 

Melody Gardotというアーティストは19歳の時に後遺症(視覚過敏でサングラスが外せない)が残るほどの交通事故に遭い、1年間寝たきりの生活をした後、リハビリの一環として音楽活動を始めたそうです。初めて彼女の歌を聴いた時は「古き良き時代のジャズを感じさせてくれる今時珍しい声の持ち主だな。だいぶ年上なんだろう」と思っていましたが、実際は24歳!!! 自分(25歳)より年下とは…末恐ろしい歌い手です。

 

アルバムの邦題が「夜と朝の間」になっている様に、夜中に聴くと、「大人の時間」を演出してくれます。夜のドライブにも合うと思いますので、興味がある方は一度聴いてみてください。

詳しく見る

意味のある服 2010年04月20日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は自分の趣味である洋服についてを書きたいと思います。 

 

私が好きな服は「意味のある服」です。洋服もコミュニケーション(自己紹介)の一部。 その時着ている服は「私はこういう人間です」と同じ意味だと私は思います。

 

私の中で「意味のある服」の例を挙げると、"FilMelange(フィルメランジェ)"という日本製の服が、まず思い浮かびます。 このブランドは洋服好きの間では有名で、主にオーガニックコットンを使用したTシャツやスウェット、パーカー、靴下などの綿製品を製造・販売しています。デザインはベーシックなものが多く、派手さはありませんが、徹底的な着心地の追及による「着る事の充足感、快適さ」が高く評価されています。

 

品質の良さだけでなく、私がFilMelangeを着る意味は「Made in Nihon」という理念への共感です。 「Made in Nihon」とはFilMelangeが掲げるコンセプトの一つで、技術者の高齢化や海外生産の増加に伴い、次々と閉鎖されている日本の被服生産地、世界最高レベルの技術を守るため、撚糸から縫製まで、全て日本の職人による生産に拘る事を意味しています。

 

logo_r2_c2.gif景気の悪化、慢性的なデフレも伴い、近年は安価なファストファッションが世間でもてはやされていますが、日本の被服生産地、日本の職人さんにとっては良くないニュースです。私は自分が出来る範囲で自分が好きなものを守りたい。そういう人間だと思われたいので、私はFilMelangeを着ます。

詳しく見る

大人も絵本 2010年04月13日

51KVfescA4L.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は個人的にハマっている絵本について書きたいと思います。  

 

今回、ご紹介させていただくのは宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」です。この名作も色々なバージョンが出ていますが、私が購入したものは、昨年末発売された清川あさみさんが絵を担当したバージョン。右の表紙の様に、清川あさみさんがビーズや布、クリスタルなどを用いて表現した宇宙、銀河は宮沢賢治の言葉を更にイメージ豊かなものにしています。

 

母親が宮沢賢治のファンだったので、小さい頃「銀河鉄道の夜」もよく読んでもらった記憶はありますが、正直なところ内容は全然覚えていません。おそらく、話が難しかったか、興味が持てなかったので、記憶に残らなかったのだと思います。それが、今では自分から「銀河鉄道の夜」を買って、母に面白さを語り出す様になりました。大人になって良さが分かる様になったのかもしれません。 

 

先日、1歳の子供がいる友人宅に遊びに行く機会があったので、この本の面白さを共有したいと思い、赤ちゃんにプレゼントしました。赤ちゃんに、まだ文章の良さはわからなくても、絵の美しさは楽しんでもらえるはず。と思っていましたが、むしろ両親の方がハマったようで喜んでくれました。大人になって読む絵本は子供の頃より、面白く感じるので、また面白い本を探しにいこうと思います。

詳しく見る

再会 2010年04月06日

こんにちは、PDR米澤です。

今回は幼馴染みとの再会について書きたいと思います。

 

つい一昨日の話なのですが、天気も良く桜も満開だったので、昼間は地元の友人と花見をしていました。夕方前に解散して、帰り道に知人の洋服屋に寄り、高城剛の「オーガニック革命」をネタに話し込んでいると、系列のレディースショップの店長さんから、声をかけられました。

 

会わせたい人がいるという事で、店に入ってみると、奇麗な女性がいました。展開として「コレは紹介というやつか!!」と淡い期待が膨らみましたが、どうも違う様子。残念…

 

ただ、よく見てみると奇麗な女性はどこか見覚えがある気もする。話を聞いてみると、小さい頃よく遊んでもらっていた、ナオミお姉ちゃんだった事が発覚。私が6歳の頃引っ越してしまい、年も5歳離れていたので、会う機会が全くありませんでした。なんと約20年ぶりの再会!!

 

ナオミちゃんが隣の店に顔を出している私を見て「もしかしたら彰太クンじゃない?」とスタッフの方に聞いた事から、今回の再会に至った訳ですが、5歳6歳だった当時に見上げていたナオミちゃんを見下ろして話すのは不思議な感覚でした。大人になってから会ったナオミちゃんは当時の記憶と変わらず、奇麗で優しいお姉さんのままで、嬉しかったです。

 

ナオミちゃんはトリマーとして独立して、1人で生計を立てているという話を聞いて、お互い大人になったんだなと実感しつつ、僕も頑張ろうと思った1日でした。

詳しく見る