Feel The Difference

こんにちは、PDR米澤です。

今回は、一昨日初めて存在を知ったBlu-spec CDについて書きたいと思います。

 

公式サイトには

 

『Blu-spec CD™は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Disc™の素材と製造技術を応用して開発した高品質CDです。お手持ちのCDプレーヤーで再生可能です。Bule Laser Diode(ブルーレーザーダイオード)~半導体レーザーカッティングによる極微細加工でマスターテープクオリティを忠実に再現することに成功。Blu-ray Disc様に開発された高分子ポリカーボネート採用によりジッター(ノイズ)の原因を低減、収録された一音一音を最大限鮮明に再生』

 

と説明されていました。

 

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技術的な事はさっぱりわかりませんが、要するに普通のCDプレーヤーで再生できる高音質CDだそうです。ただ、聴いてみないと何とも言えないので、父親が買ってきた"Feel The Difference"という普通のCDとBlu-spec CD™の2枚に全く同じ楽曲が収録されたアルバムを聴いてみると、明らかに音質が違う!!臨場感、音のリアリティ、再現性が従来のCDとは全く別モノ。

 

 収録されている曲は聴いた事があるジャズのスタンダードナンバーばかりでしたが、別の曲に思える程音質が良かったので、定番の曲も新しく蘇って聴こえました。こうした新技術の登場は音質を追求する層(オーディオマニア。アナログ派)とそうでない層(ダウンロード派)の棲み分けが進んでいる事を実感します。おそらく、ウチの父親の様なオーディオマニアは一度Blu-spec CD™を聴いてしまうと、既に持っているCDもBlu-spec CD™で買い直すのではないでしょうか?

 

惜しむらくは、Sonyお得意の独自技術のため、Sony以外のレコード会社では採用されていない事。ただ、音質自体は素晴らしいので、興味がある方は一度騙されたと思って聴いてみてください。