価値観180度大転換。
スイッチ押され
バリキャリモードに?
商品部 販売企画課 アシスタントマネジャー
A.K.
2018年入社(中途)
2020年入社(中途) 商学部 卒
新卒で大手金融系企業に入社。1年目から好成績を残すも、今思えばビギナーズラックだったのかも? 仕事ができると思っていたが、P.D.R.では基礎の基礎からダメ出しの連続。周囲の仲間に刺激を受け、カッコ悪いままでは終われない!と一念発起する。
それなりに働いていればいずれカッコいいビジネスパーソンになれると甘く見ていました。英語だって喋れるし、本気出せばやれる男だと思うし。
なぜ過去形なのか? P.D.R.に入社したからです。研修期間からいつも僕1人だけ怒られていました。というより呆れられていたのかもしれません。「あのね……スケジュールを立てたことはある?」って。ええ、昔から宿題はギリギリでもやらない、諦めて翌日に出すタイプでした。見兼ねた上司から「このままだと試用期間を越えられないよ」とピシャリ。もしかしたら自分は、社会人としてダメダメなのかもしれない。背筋が急に伸びました。こうして僕のP.D.R.物語が幕を開けたのです。
最初の配属はコールセンターでしたが、そこで意外にも海外出張への切符を掴みます。先輩社員が海外出張するので、英語の通訳を頼まれたのです。ここで得意を発揮するぞ!と挑みました。……が、先輩の商談を訳しながら驚きが止まりません。品質の改良ポイント、日本到着までのリードタイム。 1歳しか年齢が違わないのに、この人の場の流れを変えるような交渉力は何なんだ? 自分の未熟さを思い知ることになったのです。
工場見学でも先輩は止まりません。なぜこの仕様にしている? この製造ラインにはどんな意図が? どうしたらそこまで疑問が思いつくのか、と思うほどの質問攻め。商品に直接関係が無いことまで聞き込んでいます。でも僕は帰国後に理解したのです。その細かいツッコミで得た情報が、商品の改良ポイントを見出す材料になったり、商品を販売する際のアピールポイントに繋がっているということに。一体この先輩はどこを見ているんだ、何を考えているんだ? この貴重な機会、見聞きしたことから1ミリでも多く吸収しなければと危機感すら覚えました。
その先輩を含め年の近い社員が多いのですが、僕はみんなに刺激を受けています。この人たちが頑張っているなら自分もやらないわけにはいきません。自分のはるか上にいる人たちですが、少しずつ一緒に仕事の話ができるようになり、目標を分かち合える瞬間も増えてきました。かと思えば自分が何とか捻り出した案のさらに上をいく案をスッと出されて悔しくなったり。休日に買い物に行った時には商品棚を観察することも増えました。こうして一緒に売上アップに向かっていく、そんな日々が、苦ではなく楽しいのです。仕事をするってこういうことなのでしょうか。今日もまた「まだそんなところで悩んどるのか?」と社長につつかれる僕ですが。皆さん見ていてください。伸びしろしかない男ってことですからね。
シニアマネジャー G.N.
COMMENT
その「先輩」って僕のことでしょ? ちょっと褒めすぎですね。照れます。
メーカーとの商談時に考えるのは「お客様に良い商品を届けるにはどうすべきか」だけ。その為にはなんだってします。コロナ禍で世界中の物流が混乱している時、どんな航路、どの港経由で運ぶのが最適か情報収集しました。結果、コンテナ輸送に詳しくなれました。メーカーは良い商品を作るのは得意ですが、自分達の製造の仕組みをアピールするのは意外と苦手。だから根掘り葉掘り聞きます。彼らにとっては当然ゆえにその凄さを自覚していないこともあります。良い仕組みがあるなら良い商品が作れるということ。その根拠を探すのです。それって物流や品質管理の仕事じゃん! と言っていては良い仕事はできません。
あるメーカーで供給不安があり、あなたはその工場で3日間製造の手伝いをしてくれましたね。先方の内情にまで詳しくなって帰ってきた時は驚きました。数ヶ月後の状況を見立ててくれたおかげでお客様にも最善を尽くすことができました。あなたにも、目標達成のためにどんな役でもこなす商品担当としてのマインドが備わっていると思いましたよ。頼りにしているので、一緒に会社を盛り上げていきましょう。