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海外工場に明日行く必要があるなら、迷わず行きます。 「その商品らしさ」を守るのが僕の仕事です。
海外工場に明日行く必要があるなら、迷わず行きます。 「その商品らしさ」を守るのが僕の仕事です。

S.I.さん

品質管理課

2023年入社(中途) 外国語学部 卒

新卒で旅行会社に入社。法人営業を担当し自ら添乗するなど、活躍していたのだけれど・・・コロナ禍で思うように働けなくなったことをきっかけに退職。オーストラリアでワーキングホリデーを経験し帰国。面接で社長が面白そうだったから!と、あまり深く考えずに、P.D.R.の一員になった。

入社して3週間目。 僕はマレーシアにいました。

話の発端は入社して2週間目。まだ新入社員研修を受けていたころです。社員全員に一人一人インタビューをするという新人研修でのミッションを与えられた僕は、商品部の先輩社員と一緒にランチを食べに行き、どんな仕事をしているのかなど、思いつく限り色んな質問をして、ちょっと打ち解けて(?)帰ってきました。自席に戻るためその先輩と一緒に会社の階段を登っていたとき、急に「マレーシア出張に行くか?」と聞かれました。
反射的に「行きます!」と答えると、先輩は「おお、わかった。来週空けとけよ」と言いました。

ん?これは本気なのか?僕は英語が得意ですと面接でアピールしたし、前職の観光業も仕事で海外に行きたかったから選んだし、海外出張には行きたいけれど、こんなに早くチャンスが来るもの?・・・にわかに信じられませんでした。

そして翌週。僕は本当にマレーシアに出張しました。階段で声をかけてくれた先輩とではなく、なぜか違う先輩2人と一緒でした。
早朝5:00にマレーシアの空港に着いて、そのまま朝8:00からグローブ(ゴム手袋)工場を訪問。先輩方は製造し終わった商品を検品しつつ、工場の人と品質について何やら真剣に議論し続けています。結局工場を出たのは夜9:00でした。僕はオロオロして言われたことをやっていただけでしたが、立ったまま寝れそうなくらい疲れ果てていました。でも、そのハードさが嫌ではなくて、1つの商品を良くしたいという熱意を感じて、自分もいつか先輩たちのようにやれるようになりたいと思ったのです。

「その商品が、その商品らしいか」も、大事な品質なんだ。

研修期間が終わった僕は、商品部ではなくて薬事品質管理部に配属が決まり、グローブの品質担当になりました。
品質管理は未知の世界で、引張試験、ピンホール検査、厚さの測定など、様々な検査を覚えました。中でも一番驚いたし手強かったのが「らしさ検品」。簡単に言うと、その商品らしいかどうかを触覚・嗅覚・視覚など人の感覚でも判断するのです。

例えばニトリル製のグローブは、パッと見たらどれも白くて薄い手袋で同じに見えます。でも、手を入れるときの感触、滑り具合、弾力など、商品によって違うのです。お客様は、その商品の特長を気に入ってくださっているので、いつもと同じ使い心地であるか、チェックします。
最初は全く違いがわからなかった僕に、品質管理の上司は、一日一問、グローブ当てクイズを出してくれました。毎日毎日クイズに答え、だいぶ違いがわかるようになってきたころ、16品番を全部並べて、どれがどの商品か言い当てられるか挑戦しました。結果は・・・正解14品番、不正解2品番!悔しい。全問正解に向けてさらに特訓中です。

マレーシア出張は、その後も商品部の先輩と一緒に行っています。でも、初めての出張のときとは違います。現地で商品を検品するときは、もちろん品質管理の僕が主戦力です。
商品が規格内かチェックするのですが、もし規格外だった場合は大変です。再検査して合格になることもありますし、時には輸入をストップすることもあります。こういった判断や交渉はまだ先輩を頼ってしまいますが、近い将来には自分ができるように目指しています。と言いつつ、出張するときは毎回「一発合格しますように!」と祈っています。
「自分の家族に使ってもらいたいものを」って、堂々とカタログに書けるって素敵じゃないですか?そのために、僕は今日もグローブの検品をし続けます!

公開日:2025年1月30日

薬事課 Y.T.

Y.T.さん
薬事課

メッセージ

毎朝大きな声で朝礼を仕切るS.Iさん、人と関わるのが大好きで、どんな仕事でもチャンスがあればまずは挑戦してみたいと言って元気に駆け回っていますね。


グローブの品質担当となって数週間後、実はラテックスとニトリルの違いもよく分からないまま過ごしていると聞いてびっくり!これはイカン、特訓だ!そうやって始めた利き酒ならぬ利きグローブチャレンジ。今ではグローブのちょっとした違いにも敏感に気付けるようになってきました。
つい最近では品質チェックのために海外の工場を訪問した際、品質基準は満たしていたのですが「らしさ」が不十分だったため、急遽予定を延長し、たった一人で工場に残り孤軍奮闘。英語の通じない現地工場員さんを相手に頑張りましたね。良い結果を得て帰国したS.Iさんは自信をつけた頼もしい姿に成長していました。
まだまだ伸びしろたっぷり。目指せグローブマイスター。