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2024年1月Vol.130 サクッと小噺 2024年02月15日

※小噺は過去分を随時アップしております。内容に時差がある場合もありますが、是非ご覧ください。

《大寒》

私は大寒が好きです。いえいえ、寒いのが好きというわけではなく、「大寒の次が立春」という二十四節気の並びと、「最も寒い時期が、冬の真ん中ではなく、冬の最後に来る」という順序が好きです。
寒さに震えていても「次は立春」と思えば耐えられるし、「もっとも寒い時期は、春の直前」という現象は、人生にも反映できて励まされるからです。
二十四節気において、冬は立冬(りっとう)〜小雪(しょうせつ)〜大雪(たいせつ)〜冬至(とうじ)〜小寒(しょうかん)〜大寒(だいかん)に分けられます。立冬の始まりは例年だいたい11月7日頃で、大寒の終わりは2月3日頃です。この3ヶ月間の冬において、寒さのピークが真ん中ではなく最後というのが、そしてその後には春が立つというのが、季節のなんとも粋な計らいだなぁ〜と思うんです。
この大寒から立春への変化を、人生にも当てはめて考えると、励みになりませんか。
辛い時、「今は人生の大寒。次は立春」と考えることができたら、幾分ラクになりそうです。
大寒の次は春爛漫(はるらんまん)、ではない、というところがまた良いのです。
大寒の次はあくまで立春で、春が立つだけです。立春はまだかなり寒いです。二十四節気では立春のあとに、雨水(うすい)〜啓蟄(けいちつ)〜春分(しゅんぶん)と続きますが、雨水は雪が雨に変わる頃で、啓蟄は虫が冬ごもりの虫が地中から顔を出す頃で、春分は昼と夜の長さが同じになる頃です。
つまり、立春時点ではまだ雪も降るし、虫は冬ごもり中だし、昼より夜の方が長いということです。それでも、少しずつ少しずつ、気づかない程少しずつ、春の気配が地表を覆い始める・・・それが立春です。
人生において、大寒のあとに春爛漫が訪れるなんて言われたら「そんなに甘くないよ」と思います。
でも、大寒のあとに立春・・・まだ寒いけど少しずつ春に向かっていく時期・・・が来ると言われたら、信じられます。実際、私はまだ36年しか生きていませんが、今までの人生で「あれは辛かった」という事を思い起こすと、大寒のあとに立春、というのは実感と合うんです。

今年の大寒の終わりは2月3日。2月4日からは立春です。
皆様にとって良い春が来ますように!

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友人の結婚式 2024年02月15日

こんにちは!品質管理課のウカです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

先日、大学時代からの友人の結婚式に参列してきました。
結婚式への参列は今回が初めてで、数日前から何だかソワソワ。
前日は、まるで遠足が楽しみな小学生かのように中々寝付けず、当日は美容院でのヘアセット中にご祝儀袋を家に忘れたことに気づき大パニック。
式場が地元の奈良で、実家へ帰省していたため、弟に美容院まで持ってきてもらいました。

そんなこんなで会場に着くと一緒に参列する友人たちの姿が。
みんなの顔を見てホッとしたのも束の間、チャペルへ移動を促されてまたソワソワ。
しばらくすると新郎、そして友人である新婦の入場。
目の前で幸せに満ちた笑顔を浮かべる彼女は本当に綺麗で、社会人になっても仲良くしている彼女とのたくさんの思い出が頭に浮かび涙が止まりませんでした。

その日の夜、感動を家族に伝えていると
「お母さんハワイ行きたいから、あんたはハワイで挙げてな!」とコテコテ関西人の母。
そして「いや〜どんな式にしようかな〜」とちゃっかり考える私。
そんな気の早すぎる妄想をしてしまうくらい素敵な結婚式でした。

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