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営繕日記「壁の防音処理加工」 2019年09月26日

※スタッフの名前が、ニックネームに変わりました。

こんにちは。山男Tです。
今回は壁の防音処理についてです。

P.D.R.には休憩室が完備されています。休憩室は主に従業員の休憩やランチタイムには食事の場所として使用されています。壁を挟んでミーティングルームがあり、ここでは様々な打ち合わせをします。打ち合わせがランチタイムに重なると、休憩室の話し声がミーティングルームにも聞こえてしまうことがあります。壁の厚さは15㎝くらいありますが、壁の中は空洞です。この壁を壊して新しい壁を作るのは、素人ではできないので、今ある壁を利用して防音処理をしました。


 
(写真右側の壁と、写真には写っていないですがその右側の壁を、防音の壁にします)

 

ホームセンターに行くと、防音加工方法が展示してありました。
そこには、既存の壁に①吸音ウール、②遮音シート、③石こうボードの順番で施すとありました。

各材料の価格は、吸音ウール以外は安価です。
今回施工する壁は幅:11m高:2.6mと大きく、吸音ウールを使用するとだいぶ高価になってしまうため、代替素材を探しました。ホームセンターの防音コーナーには発泡スチロールも販売されており、防音に効果があるようです。であれば、建材用の断熱材も使えるのではと考え、断熱用発泡スチロールの「スタイロフォーム」(こっちのほうが安価なので)を使用することにしました。

 

施工方法と材料が決まったので、防音工事開始です。
まず天井裏(天井裏も施工しないと、防音効果が低いため)の防音から始めます。P.D.R.の社屋は倉庫を改築して使用しています。天井を外すと、よく倉庫などでみられる「折版葺き」(金属のナミナミの屋根)の屋根があります。


 
屋根と天井の間は何もない状態なので、壁の延長線上スタイロフォームを設置し、折版葺きのナミナミの部分だけは吸音ウールで埋め、その上に遮音シートを張りました。黒いのが遮音シートです。

天井裏の防音処理は簡易的ですが、これで終了です。

 

続いて壁の処理に入ります。
1800×910×40㎜のスタイロフォームの大きさに合わせて「根太(ネダ)」材の枠を既存の壁に設置し、スタイロフォームを固定していきます。根太とスタイロフォームの間にできた小さな隙間は吸音ウールで埋めていきます。その上から遮音シートをはります。

遮音シートを張っただけではまだまだ防音効果は低い状態なので、この上から石膏ボードを張っていきます。

石こうボードを張るとかなり防音効果が得られ、休憩室で大きな音量で音楽を流しても、ミーティングルーム側ではほとんど聞こえませんでした。

よしよし。
防音は成功しました。
次に見た目が悪いので、壁紙を貼って綺麗に仕上げていきます。

石こうボードは文字通り石こうでできています。ビスを打ち込み過ぎるとすぐに割れてしまします。写真のように見た目はかなり汚いです。


 
従業員の皆が本当にきれいになるのか心配そうにしていました。でも、ご安心を。割れた石こうボードも次の処理できれいに治るのです。

石こうボードの継ぎ目部分や、割れてしまった部分に壁用の「パテ」を塗ります。このパテは石こうと似たようなもので、水と粉末で作ります。歯科用の石こうだと硬化後、壁紙が張れないのですが、壁用のパテは壁紙が張れます。


 
一見ますます汚らしくなり、皆が心配しています。
「これで終わりですか?」と質問を何度も受けました。
「大丈夫、ちゃんと綺麗になるから」…内心大丈夫かな、と心の中でつぶやきました。
(ホームセンターで見本を見たとはいえ、私も実際にやるのは初めてだったので。)

 

後日注文した壁紙が届きました。
最近の壁紙は裏面に糊が最初からついているので、非常に簡単に張れます。まず、小さな壁から張っていきます。壁紙は同じ制作のカトケンチョイスです。目指したのは北欧の雰囲気。

いい感じですね。少し壁紙が浮いていますが、後から直るので、気にせず進みます。


 
一面が終了しました。
なかなかきれいに張れています。ちなみに、壁紙を張るのは人生で2回目。以前も会社の壁紙を制作の女性スタッフと一緒に張ったのですが、彼女は、細かい作業が得意なので、協力しながら綺麗に張ることができました。

 

つぎは大きな面の壁紙張りです。
もう一面は白色の壁紙。
ほんとはこの大きな壁を白色、グリーン、ピンクの3色に色分けたかったのです。理由は、動画撮影スタジオに兼用できるスペースにしたかったからです。

白色:通常の撮影時のバックに使用
グリーン:クロマキー撮影(人物以外のバックを合成処理で消すときに使用する撮影方法)時に使用
ピンク:何かわかりませんが、撮影でテンションを高めた時のバックに使用
しかし、「オシャレにしたい」という総務にこの要望は却下され、白色の壁紙1色になりました。残念…


 
11mくらいの壁に壁紙を張るのですが、3時間くらいで作業は終えられます。
非常に簡単なので、皆さんも是非お試しください。医院様の雰囲気を少しだけ変えたい!などの時には思い出してください。


 
壁紙を張り終えると、部屋の中が一気に明るくなり、皆が「きれ~い」「プロみたい」と声をかけてくれます。

おいおい、つい先日まで「きれいになるんですか~?」と心配してたのは誰?

最後に、このままでは掲示物などを張るときや、何かネジを入れなくてはならないとき、どこに「根太(木)」が入っているか判らないので(石こうボードにネジを打ち込んでもネジは効きません)、目印のために横に1本木材を設置します。

 
完成しました。早速、この壁の前で撮影!

 
こんな壁の活用もできます。
あ~壁紙、他の色もほしかったな~。

 

撮影した動画はこちら
ちなみに動画の撮影も私がしています。ぜひご覧ください。

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息子と東京旅 2019年09月24日

※スタッフの名前が、ニックネームに変わりました。

 

こんにちは!
紙コップ担当のコウです。
先日、主人と母と1歳になったばかりの息子を連れて、
東京へ遊びに行きました。

息子は初めての長距離移動、
さらに家以外の場所で二泊もする予定だったので
少し心配していましたが、終始ハイテンションで楽しんでくれました。

そんな息子の旅先で印象に残った行動を書きたいと思います。

 

・初めての電車
電車が近づくと指をさして「あ!あ!」と大興奮。
家のおもちゃと同じ形をしていると気付いたのでしょうか?
電車の中に入っても、
すべてを目に焼き付けようと一生懸命周りを見渡していました。

 

・エレベータのボタンは僕が押す!
東京では電車移動なので、
ベビーカーで一日に10回ほどエレベータに乗りました。
ボタンを押すことを覚えた息子は、
最初は赤色の「緊急時呼び出し」を押そうとしましたが、
少しずつ「これを押して」と指示が分かるようになりました。

 

初めての東京でしたが、
結局息子が興味をもったポイントは意外と身近なものでした。
でも、少しは非日常を味わってもらえたと思います。
これからも時々一緒に旅行をしたいです。

私の母と息子、浅草での一枚

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地元の夏旅 2019年09月17日

※スタッフの名前がニックネームに変わりました。

 

こんにちは。
販売企画のこまちゃんです。

夏になると、
中学時代の友人と旅行に行くのが恒例になっているのですが、
年齢が上がるにつれ、なかなか予定が合わなくなってきました。
今年は今までで一番近くの旅先、地元の滋賀県米原に決まりました。

 

久々に会える友人と、
とにかくいっぱいおしゃべりしたらそれで充分と思っていたので、
観光には何も期待していなかったのですが、
訪れた「ローザンベリー多和田」が
予想外にすごく楽しかったのでご紹介します。

 

ローザンベリー多和田は、
米原駅から車で15分ほどの所にある、イングリッシュガーデンが美しい施設です。
残念ながら今回は真夏のためバラは咲いていませんでしたが、
春はバラとラベンダーがすごくきれいだそうです。

室内外の什器は本物のイギリスのアンティークを使っていて、
しかも購入できるように値札がついていました。
アンティーク好きな私としては心躍りました。

そして、「米原にこんな素敵な施設が・・・!」と一番驚いたのは、
イギリスアニメの「ひつじのショーン」の家です。
最近オープンしたそうですが、
アニメの世界がそのまま現実になったような施設で、
米原の自然を背景に、本当のイギリスにいるみたいでした。
(イギリスに行ったことはないので勝手なイメージですが)

私も友達も展示物のあまりの可愛さにショーンの虜に。
絶対グッズを買って帰ろう!とショップをのぞくと、
なんと羊毛フェルト作り体験なるものが。
迷わずショーンのマスコットをみんなで作りました。

あーだこーだ言いながら真剣に羊毛をチクチクする時間は
とても楽しかったです。
出来上がりも各々「うちの子が一番かわいい」とご満悦でした。
なんだか学生時代に戻ったようで、
会うだけで気持ちが当時に戻れる友人は、
とっても貴重だなと改めて思いました。

 

来年はどこへ行けるかな。どこへ行っても楽しいだろうな。

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夏バテ防止 2019年09月05日

※スタッフの名前がニックネームに変わりました。

 

物流担当のまっつんです。
ある金曜日の夜に、大学時代からの友人たちと
ニンニクもりもりの焼肉に行ってきました。

知る人ぞ知る、名古屋の名店、馬力屋さん。
名物は「ニンニクさがり」です。

東京に住んでいるメンバーも帰省したらここ!な、
一度食べたらやみつきの味。

赤ちょうちんが出迎えてくれるお店の雰囲気も独特で、
くせになります。

翌日の土曜日、私は出勤でしたが、
電話でのご注文受付なのでお客様の迷惑にはなりません!
安心してニンニクを楽しみました(同僚のみんな、ゴメンナサイ)。

この調子でスタミナを回復しながら、
残暑を乗り切っていきたいと思います。

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ノリクライム 2019年09月03日

※スタッフの名前が、ニックネームに変わりました。

 

商品企画のくのっちです。
先日、乗鞍岳を自転車で登ってきました。
自転車で登ることのできる日本一高い場所です。

乗鞍の頂上に向かうエコーラインはマイカー規制が行われており、
バス、タクシー、自転車そして徒歩しか通行できないようになっています。

トレーニングをしたり、景色を楽しみながらのんびり登ったりと、
色々な楽しみ方ができるこのコースは、
自転車乗りにとってとても人気があります。

自転車乗りはこのコースを走ることを、
親しみを込めて(畏怖の念を抱いて?単に語呂がいいから?)
「ノリクライム」と呼んでいます。

 

そこで、普段から一緒に走っている仲間が集まり、
総勢50名くらいで乗鞍の麓のバスセンターから出発して、
頂上付近の畳平まで約20kmの道のりを登り続けました。

 

20kmといっても平坦な道ではなく、
乗鞍岳頂上に向かう激坂が延々と続きます。
ヘアピンの度に訪れる急勾配、ペダルが前に踏めません。

2時間近く登っていると、
次第に森林限界に達し、一気に視界が開けます。
それまでの疲労が見事に吹き飛ぶ絶景です。

今回で3回目のノリクライムですが、
毎回この景色と感動を味わいに来ているといっても過言ではありません。
そこから30分くらいで頂上畳平に到着です。

年に一度のビッグイベント。
登った直後は、「来年はもっと楽に登りたい!」と
トレーニングに励もうと決意するのですが、
仕事を終え家に帰るとすぐ缶ビールに手が伸びてしまいます。
この季節、ビールの誘惑には勝てませんね。

こうやって来年のノリクライムもまた過酷になることでしょう。

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