3年がかりの金継ぎ

こんにちは、販売企画のコマちゃんです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

ずっとやりかけだった金継ぎ※を、昨年ようやく完成させることが出来ました!
※金継ぎとは欠けたり割れたりした器を、漆を使って修復する伝統的な技法のことです。

割れた器のまま放置すること1年、金継ぎキットと書籍を購入してやり方を眺めること半年、いったん取り掛かったものの、道具(ただのカッターの刃)が家になくてさらに放置すること1年以上。
おも〜い腰を昨年11月にようやくあげて、年末に完成させました!

金継ぎした器は合計6点。
割れも欠けも症例色々で良い練習になりました。

大まかな流れは、
①漆で接着、もしくは欠けたパーツを漆で補う
②漆で防水
③仕上げに金粉を蒔いて化粧をして完成
です。

金継ぎという名前ですが、使うのは殆どが漆なんですよね。
流れは単純なのですが、下処理があったり、工程によって漆に何を混ぜるかが複雑だったり、何度も漆を塗り重ねては削っての繰り返しだったりと、面倒くさがり屋な私にとっては大変な手間でした。

でもプロにやってもらうとなると、とんでもない費用がかかります。
買い直したほうが安いです。
費用を抑えた分仕上がりも素人ですが、愛着のある器ばかりだったのでがんばりました。
特に難しかったのが急須の蓋です。

粉々に割れてしまった上に、欠けたパーツもあったので1番仕上がりが心配でしたが、くっついた時は感動しました。

金継ぎした器は漆器と同様デリケートに扱わなくてはいけないので、面倒ですが手洗いしないといけません。
器を選ぶ基準は食洗機OKかどうか、なんならNGでもつい食洗機で洗ってみちゃう私ですが…
もう一度金継ぎする手間を思えば、手洗いくらいは目をつぶろうと思います。

(大げさですが)ずっと自分では出来ないと思っていたことがやり遂げられ、
お正月には良い気持ちで、継いだ器でお屠蘇をいただけました。

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