イベント隊長竹内第2弾!

ピーディーアールの賄い担当(?)、制作の竹内がお届けします。

 

5月6月DMに同封の「P.D.R.REVIEW(東日本大震災から2年東北被災地の歯科医院様、技工所様の今)」でご紹介した「ふかひれ濃縮スープ」の試食会を、4月某日に社内で行いました。

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2月には鯨カレーと醤油ドレッシングの試食会を行ったわけですが、カレーはライスと合わせるだけで簡単なランチが出来上がります。

「ふかひれスープとライスだけでランチにする?」

私は絶対に嫌でした。他にコロッケ等があれば立派なランチメニューになりますが、それじゃふかひれスープが主役にならないじゃん!!

制作部署内で色々話し合った結果、“ふかひれあんかけ天津飯”に決定しました。

ふかひれスープには、もともととろみがついています。

水少なめで作れば、そのまま天津飯の“あん”として使用可能です。

 

卵を焼き上げるのに、キャンプ用のツーバーナー(ホワイトガソリン燃料:竹内私物)を使用します。

卵は一人あたり2個で、合計140個。ネギ2束、カニかまぼこ10パック。すべてを細かく刻み、卵と合わせます。

その中に塩コショウ、中華ダシを適量混ぜ、バーナーに火を入れて一気に卵を焼き上げていきます。

卵をごはんの上にのせ、あんをかければ完成。

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ピーディーアールでは12時からと13時からに分けて昼休憩をとっています。

だいたい半々で休憩をとりますので、1回で40人前の卵を焼き上げるわけです。

12時休憩の従業員の卵を無事焼き上げ、2回目の準備をしている間に、我々制作部も自分たちで卵を焼き食事をしました。

すっかり1回目の食事配善が終了した達成感と、あまりの旨さに話が盛り上がります。

時計を見るとすでに12時50分。やばい、次の方たちの準備ができていない。気を抜き過ぎました。

あわてて準備に取り掛かりましたが、時すでに遅く、卵の焼き上げを待つ長蛇の列ができてしまっています。

バーナーの火力を強くします。

ご存じの方は多いと思いますが、ホワイトガソリンタイプのキャンプ用のツーバーナーはかなりの火力があり、

中華料理店の炎と同等の火力が出せます。

火力を上げたことで、フライパンから熱せられた油の白煙が出始め、卵が心地よく焼かれていきます。

「よし、この調子だとすぐに列は短くなる!!」と思った瞬間です。

社内の火災報知機がけたたましく「ジリリリリー!!!」と鳴り響きました。

さすがというべき大音量、お電話でご注文いただいていたお客様にも電話越しに聞こえてしまったようで、大変ご迷惑をおかけしました。

あわてて社屋から出て、表の駐車場の地面にバーナーを置き、体操座りの姿勢で調理再開!!

卵の焼きあがりを待つ従業員も皆表の駐車場に並びます。

ピーディーアールの所在地は住宅街の中。人通りもそれなりにあります。

通りすがりの人たちは、「あの人たちなにしてるんだろう?」と不思議に思ったに違いありません。

 

残り2人分になった時でした。今度は卵が足らない!!あわてて自転車に飛び乗り、近くのスーパーで卵を購入し、調理再開すると、今度はバーナーのガソリン切れ。

カセットガスを使用し、卓上コンロで2人分を焼くことになりましたが、火力が弱く、ほとんどスクランブルエッグ状態。

だいぶ予定外のアクシデントが発生しましたが、なんとか無事に全従業員にふかひれあんかけ天津飯を供給することができ、皆から「おいしかった!」と高評価を受けました。

 

その日の午後(試食会から1時間後)、皆さんにお届けしているピーディーアール新聞を制作部の川合が書き終えていました。

ネタはもちろん(?)試食会と火災報知機騒動。

商品企画の櫻井に「川合、新聞ネタと原稿作るの早いな~」と話したところ、

櫻井が「きっと火災報知機の件は予測済だったんじゃない?」と一言。

ん~恐るべし、川合の未来予測新聞。

ふかひれスープはお客さまからも大変好評で、1件で100個ご購入してくださる医院様もいらっしゃいました。

被災地支援のために定価で仕入れて定価で販売しております。ぜひ皆さまもご賞味ください。