バブルは過ぎ

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は最近のJリーグについて思う事を書きたいと思います。

 

今年で18年目を迎えたサッカーJリーグですが、スタート当初バブル真っ盛りで、スポンサー企業の羽振りがよく、億単位の大枚をはたいて世界中から一流選手をかき集めていた時期と比べると、昨今の経済事情に比例して予算規模がかなり縮小しています。

それに伴い、「世代交代」という大義名分のもと、年俸の高いベテラン選手がクビになりやすい傾向が近年顕著です。

 

クラブを運営していくため、人件費を削減する事はもっとも手っ取り早いコスト削減でしょう。ただ、ファンや選手の事が軽視されているようにも思います。

 

先日、私が好きな横浜Fマリノスの松田選手も所属するクラブから解雇通告を受けました。マリノス一筋16年で日本代表でも活躍していた松田選手はMr.マリノスとも言える存在で、マリノス松田として最後となった試合では、彼の解雇に反対する数千人のサポーターが試合終了後もスタジアムに座り込み。試合終了から6時間に松田との再契約を求める請願書を球団社長に提出して、なんとか収束するという事件もありました。

 

松田選手がサッカーを愛している、クラブを愛している、ファンを愛しているからこそ、ファンもそれに応えていると思うので、 そうした選手が大事にされる様になって欲しいものです。