2014年3月号Vol.21

春眠不覺曉 (読み:春眠(しゅんみん)暁を覚えず) (意味:春はよく眠っちゃうから、夜明けに気づかない)
處處聞啼鳥 (読み:処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く) (意味:目覚めてみると、鳥の声が聞こえる)
夜来風雨聲 (読み:夜来(やらい)風雨の声) (意味:そういえば、昨夜は風の音が強かった) 
花落知多少 (読み:花落つること知んぬ多少ぞ) (意味:せっかくの花がどれほど落ちたかしら)  
                                       孟浩然

 

 

こんにちは、サクライです。上の漢詩をご存知の方は多いのではないでしょうか? 中学校の国語の時間、私が最初に触れた漢詩です。想像してください―…春の朝、布団の中でまどろんでいます。あぁ鳥が鳴いているから、いい天気だろうなぁ。
そういえば昨夜は風が強かったから、花が落ちているだろうなぁ。布団の中で目をつぶったまま、外の景色を想う。そうやって外に想いを馳せつつも、なかなか布団から出られない。そんな春の朝です。

 

さて、先日ラジオで知ったのですが、春は血圧が下がるそうです。気温の上昇に伴い、閉じていた毛穴や血管が開き、その反動で血圧が下がるとか。低血圧は朝が苦手ですから、「春眠不覺曉」は医学的に説明できるって事ですね。そう考えると、
情緒もへったくれもないけど…。

 

私サクライはヒドイ低血圧です。健康診断を受けたら、上が80~下が40でした。ドクターには「毎日ダルイでしょ。辛いねぇ」と言われますが、ずっとこの体で生きているので比較のしようがありません。この体調が標準だと思っています。毎朝、
「死にそう…」と思いながら起きていますが、それが当たり前だと思っています。血圧が上がれば、人生が一回り明るくなるのでしょうか。

 

よく食べます。よく寝てます。よく運動してます。ストレスもありません。いったい何が悪いのでしょう?

 

血圧が低いということは、心臓のポンプが弱いということでしょうか? 心臓の筋肉はどうやって鍛えればよいのでしょう。
ジムのお兄さんに「胸じゃなくて心臓の筋肉を鍛えたいんです」と相談したら断わられてしまいました。「うちのジムでは対応してませんねぇ…」 筋肉のプロでも解決法がわからないなんて、状況は深刻です。

話は変わりますが、私はあまり緊張しません。人前で話す、目上の方に異議申し立てをする、ハッタリをかます、変な物を食べる、一人で未知の場所に行く…わりと平気です。度胸があるんだと思っていました。20才を越えてから恋にドキドキしません。好きな人と一緒にいてワクワクしたりホッとする事はありますが、トキメキ☆ドキドキはありません。
恋愛にトキメキよりも安らぎを求めるタイプなんだと思っていました。

 

でも健康診断で気づきました。私が緊張しないのは度胸があるからではありません。恋にドキドキしないのは安らぎを求めるタイプだからでもありません。心臓に、心拍数を上げるだけの筋力がないのです。
まだ26才なのに、こんな悲しいことがあるでしょうか。

低血圧を治す方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかご一報ください・・・。

 

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この小噺は、2012/6弊社の社員ブログに掲載された文章を直したものです。
P.D.R.のHPでは、私サクライ含め、数名の社員が順番にブログを書いています。
私が好きなのはコミュニケーションセンターの芳野の回です。仕事の息抜きに、ちょっとのぞきにきてくださいな♪
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