父と相撲

こんにちは。商品部のジンシャンです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

先日、父から誘いがあり、父と弟と私の三人で大相撲名古屋場所を観に行きました。
幼い頃の私と弟にとっての相撲とは、夕方に父が相撲のテレビ中継を観ているがために観たいアニメが観られないという、憎き相手でした。
大人になってもその印象が変わることはなく、今回の誘いについて、「親父の誘いだし、相撲はあまりわからないけど雰囲気を楽しもう。」くらいにしか思っていませんでした。

ところが、いざ現地に行ってみると、会場周辺はとても賑わっており、いるだけで楽しくなるような空間でした。取組が始まると、筋肉と筋肉、骨と骨のぶつかる音が直接聞こえたり、場内の歓声の迫力もあり、生で観戦する楽しさを体感できました。自分からはおそらく一生行くことのなかった名古屋場所の素晴らしさを教えてくれた父に感謝です。

相撲観戦をしながら、子供の頃によく父と腕相撲をしたことを思い出しました。幼い頃は弟と2人がかりでも勝てなかったのが、やがて1対1で挑むようになり、いつ父に勝てるのか?を弟と競うようになりました。弟は高校生くらいで父に勝てたのですが、腕力の無い私はとうとう父には勝てないままでした。最後に挑んだのは大学生のときだったと思いますが、「このまま俺が衰えて勝てるようになるのを待つのはやめてくれよ!」と言われたのを覚えています。

腕力には自信の無い私ですが、今度息子と腕相撲してみようかな、自分は何歳で息子に負けるのかな、と思いました。負けた時、嬉しいのか、悲しいのか。その時が来るのを楽しみに待とうと思います。

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