軍艦島

こんにちは。

今回のブログは棚橋が担当します。

先週の連休に九州へいってきました。

 

ちょうど九州へ行く前に、テレビで長崎県の軍艦島(端島)が世界遺産に申請されたというニュースを見て、日本にもこういう無人島になってしまった場所があるんだと、興味がわき軍艦島に行くことにしました。

 

軍艦島は、正式には端島(はしま)といい、明治のころから海底炭鉱として栄え、日本の近代化を大きく支え、その外観が軍艦に似ている事から軍艦島と呼ばれるようになったそうです。

 


 

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当日はツアーに申し込み、元島民で炭鉱で働いていた方がガイドしてくれました。

炭鉱まで暗闇のなか柵のないエレベーターで2分、600m降り、そこからまたトロッコで400m下ると、やっと作業場。

気温35度、湿度90以上。頼るのはヘッドライトの灯りのみ。

僕の想像を絶する環境で、命がけで労働していたことがとても伝わってきました。

 

ツアーが終わるころには、この小さな島が日本の近代化を大きく支えていたんだという思いと、自分が働いている環境がいかに恵まれているかを感じました。

 

また、今回、軍艦島で初めて目にした廃墟に衝撃を受けました。

中国など色々な場所に行っていますが、軍艦島では何とも言い表せられない気持ちになりました。

ツアーで自分が知ったのはほんの一部分です。

今後とも軍艦島のことを注目していこうと思いました。