5月の1冊

courrier067m.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例の独断と偏見に基づいた書籍紹介をさせていただきます。

 

今回、ご紹介させていただく本はCOURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)という雑誌です。フランスのCourrier International(クーリエ・アンテナシオナル)という雑誌の提携誌で、外国メディアの記事を日本に紹介する「国際ニュースのセレクトショップ」というコンセプト。「世界は日本をどう見ているのか?」「海外のニュースを外国メディアはどう報じているのか」という視点で各国メディアから選ばれたニュースは、興味深いものが多く、よく読んでいます。 

 

私が最新号で興味深いと思ったのはアメリカのFast Companyという経済誌(アメリカ版の日経ビジネスの様なもの?)による「新時代のエクセレントカンパニーBEST50」という記事。記事のタイトル通りFast Comapnyが考える、革新的な事業を行っている企業ベスト50社が紹介されていましたが、日本の企業はユニクロのファーストリテイリング(41位)1社のみ…

 

革新性と業績は必ずしも比例するものではないかもしれませんが、この記事で日本の企業が1社しか掲載されていなかった事に私は寂しさを覚えました。隣国では中国がHuawei(5位)、Alibaba(29位)、Huayi Brothers(42位)の3社。台湾がHTC(31位)1社。韓国がSamsung(36位)1社ランクイン。ちなみに上位はFacebook, Amazon, Apple, Google, Huawei, First Solar, PG&E, Novartis, Walmart, HP…という並びでした。

 

日本の企業もよくわからない事ばかりですが、知らない海外の企業が多く、日本の企業に対する評価が適正かどうかもよくわかりませんでした。日本の企業のよさを知るためにも、海外の企業の事も少しずつ調べていこうと思います。