サクライのサクッと小噺
STAFF BLOG

2017年9月Vol.62 サクッと小噺 2018年04月06日

※小噺は過去分を随時アップしております。内容に時差がある場合もありますが、是非ご覧ください。

 

空が高くなって秋の気配を感じる今日この頃、いかがお過ごしですか?

サクッと小噺のサクライです。

 

先日はじめて屋久島に行ってきました。縄文杉まで歩きましたよ!もののけ姫のモデル地も行きましたよ!でも、もっとも印象深かったのは宮之浦岳です。死ぬかと思いました。

 

宮之浦岳は九州で1番高い山です。穂高や剱岳のような険山ではありませんが、それでも日本百名山では最高難易度にランク付けされています。私は素人のくせに、恐れ多くも宮之浦岳に挑んでしまいました。

 

「ぜんぜん大丈夫だよ~」と言う体力バカ自慢な旦那に騙されて・・・

(彼は宮之浦岳の経験者です)。

 

結論から言うと、私は13時間かかりました。

 

○最初の4kmは急な登りが続きます。

 木の根や岩が複雑に絡み合っていてものすごく歩きづらい!

 土や空気は乾燥しているエリアです。風の音、鳥の声がよく聞こえます。

○そのあと2kmはところどころで水が湧いていて、

 苔がむしている湿ったエリアです。

 土と苔の匂いが強くて、とても気持ちがイイです。

○標高1700mから森林限界です。木が無いので視界がパァーッと開けて、

 まわりの山の峰々が一望できる絶景エリアです。しかし紫外線は強烈で、

 日焼け止めを塗っていても、長袖でも、肌がじりじり焼かれます。

 

上記のように、宮之浦岳はいろんな表情を持つ面白い山だったのですが、登頂したとき私は絶望していました。だって山頂まで6時間かかったんです!これから同じ道を下らなければいけないんです!それまでの私の登山経験はMAX往復6時間なのに・・・。もはや青い空も、緑の大地も、遠くに見える海も、楽しむ余裕はありません。

 

泣きそう~(というか、ちょっと泣きました)。

復路は、体力も精神もギリギリです。ギリギリの中で、自分の小ささをひしひしと感じました。カンカンと照りつける太陽は憎いけど、太陽のおかげで私が休む木陰も育つのです。岩を滑りやすくする流水は憎いけど、水のおかげで途中で水分補給ができるし、湯を沸かしてカップ麺も食べられるのです。地面を歩きにくくする木の根は憎いけど、木のおかげで流水が飲めるほど澄んでいるのです。

 

地球のシステムは巨大で、
私はその中で「たまたま生かしてもらっている」のだとよく分かりました。

私は「自力で生きている」のではなく、
「太陽や水や木に生かされている」のだと。

 

さて、なんとか無事に下山して、翌々日に日常に戻りました。その時の自分の“気持ち”がとても興味深かったんです!好きな会社や家庭でも、旅行から戻った直後はちょっと憂鬱なこともありますよね? 今までは私もそうだったのですが、屋久島から戻った私の胸中は「憂鬱」ではなく「感謝」でした。自分が生かされている事への感謝です。仕事にも家事にも感謝をもって向き合える・・・わたし悟っちゃった?!

 

 

悟りの境地は半月しか続きませんでしたが、
なかなか興味深い心理状態でした。

 

これは山の力・・・・?
気になるので、近いうちにまた山に行きたいと思います。

 

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2017年8月Vol.61 サクッと小噺 2018年03月06日

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「お腹まわりの皮下脂肪が多すぎるね」

がーん!!!

こんにちは、お腹まわりの皮下脂肪が多すぎると発覚したサクライです。自宅の体重計がどーにも信用できなかったので、正しく測ってもらうために近所のジムに行ってきました。1000円で詳しく体内測定してくれるんです。そして私の結果を見た瞬間に、ジムのおっちゃんが一言。

 

 お 「お姉さんロードバイクやってるね?」
 サ 「なんで分かるんですか?!」
 お 「脚は筋肉が多くて脂肪が少ないのに、腹回りにやたら皮下脂肪が多い。
    脚を激しく動かしながら、胴体は動かしていないカラダだ。
   ロードバイカーの典型。」

 

ロードバイクは前傾姿勢なので体幹はそこそこ鍛えられますが、お腹を揺らす事はありません。そしておっちゃん曰く、皮下脂肪は揺らさないと燃えないそうです。つまりロードバイクは、腹部の筋肉はつくけど脂肪は燃えない → 筋肉と脂肪で腹まわりがどんどん太くなってしまうんです。そうか、ロードバイクを始めてウエストが太くなった気がしていたけど、気のせいじゃなかったのか・・・。

 

 サ 「ロードバイクを頑張るほどお腹がでるなんて、納得できない!」
 お 「皮下脂肪は揺らさないと燃えないよ。走りなさい。」
 サ 「歩くんじゃダメですか?」
 お 「手足に脂肪があれば歩くのも良いけど、
    キミの場合は歩いても効果ないよ。走りなさい。」
 サ 「お菓子をやめたら?」
 お 「食事制限は内臓脂肪には効果大だけど、皮下脂肪には効果が薄いよ。
   走りなさい。」

 

あー、もう仕方ない。走りますよ、走ればいいんでしょっ!!
そんなわけで週に二回、5kmほど走っています。
でもお腹にまったく変化は見られません。
相変わらず下腹はポンと突き出ていて、けっこうな量の脂肪が指でつまめます。
あぁ、道のりは険しい・・・。

それにしても体内測定って面白いですね! 一口に「脂肪を減らす」といっても、人によって効率的な方法は違うわけです。アナタの問題は内臓脂肪か、それとも皮下脂肪か?アナタがしぼるべきは腹か、それとも手足か? 問題がわかると適切な対処法も分かります。ダイエットに興味のある方はオススメですよ!体内測定。

さて、

私の腹は「とにかく走れ」です。
今年中にみなさんに良い報告ができるように頑張ります。

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2017年7月Vol.60 サクッと小噺 2018年02月15日

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こんにちは、サクッと小噺のサクライです。
もうすぐお盆ですが、帰郷の予定はありますか? 私はお盆は帰りませんが、ゴールデンウィークは帰りました。福島の祖母を日帰り訪問。車で往復13時間・・・。つらかった。本当につらかったです。そんな渋滞の中で生まれた究極の暇つぶしをお話しします。登場人物は、サクライ・母・妹、の三人です。

渋滞で車が進まず、つまらないラジオを聞きながら、三人のストレスがMAXに達した車内にて―

 私(ブチッとラジオを消す)「ラジオ、戦力外通告」
 母「仕方ない。自力でこの状況を乗り切ろう」
 妹「じゃあ歌しりとり!」

歌しりとりは妹が考えたゲームです。説明するより例を聞いていただく方が分かると思うので、実際の回答を紹介しますね。それでは、しりとりの“り”からスタートです!

 私「しりとり、り… ♪(フィンガー5 恋のダイヤル6700)リンリンリリン~
   明日は卒業式だからこれが最後のチャンスだよ ~君のテレフォンナン
   バー6700 ワオ!!」
 妹「ワオ、オ… ♪(ゴスペル)oh happy day, when Jesus washed,
   ~oh happy day!」
 母「day、でい… ♪(THE BOOM 島唄)でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が
   来た~」

このように、前者の最後の音または単語に繋がるように、歌でしりとりを続けます。前者の最後が“day”なら“イ”または“デイ”で繋げます。音(イ)でも良いのですが、単語(デイ)の方が、より高度な技として称賛を浴びます。なお、歌を止める箇所は自由です。

また、勝敗には関係ありませんがマナーとして、
合いの手を入れて盛り上げます。

  私「♪明日は卒業式だから」→母・妹「ヘイヘイ!」
  私「♪これが最後のチャンスだよ」→母・妹「イェイイェイ!」
   ―と、いうふうに。

バカバカしい…と呆れたそこのアナタ、一度でいいからやってみてください。
なかなか難しいんですよ。
歌しりとりに出てくる言葉はいたって単純です。よって語彙力はあまり問われません。必要なのは、記憶を掘り起こす力です。ほしい音/単語を求めて、記憶を深く深く潜っていきます。そして突然、小学生時代に聴いていたアルバムの小曲を、パッと思いだしたりするのです。これ脳トレになるかも?!

渋滞中、脳はドロンと溶け始めます。そこに負荷をかけて脳をムリヤリ活性化させる、それが歌しりとりです。
脳がハイになって大いに盛り上がります。ただし副作用も大きくて・・・

 

翌朝―
  妹「まだ脳が熱い・・・仕事でもこんなに頭を酷使した事ないわ~」
  私「受験翌日のような燃え尽き感があるね・・・」
  母「アタマイタイヨ~」
副作用にはちょっと難がありますが、脳が熱くなっていく感覚は気持ちイイですし、3時間は潰せますよ。
お盆の渋滞に巻き込まれたら、試してみてはいかがでしょうか?
 
 

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2017年5月Vol.58 2017年09月06日

こんにちは、サクッと小噺のサクライです。先月は「運動会がイヤだった」という話をしましたが、運動すべてが嫌いだった訳ではありません。マラソン大会は好きでした。長く泳ぐのも好きでした。長時間1人で取り組む事なら好きなんです。

マイペースで粘着質な性格に合います。

ランニング、スイミングときて、そして1年前からはサイクリング(ロードバイク)にハマっています。先日、3時間ノンストップで走り続ける耐久レースに挑戦しました。レースは一周5.1kmのアップダウンの激しいコースを借り切って行います。

おかげで、止まることなく走り続ける事ができます。普通の道では、信号や工事や一時停止やらで頻繁に止まりますよね。

これが無いのが耐久レースです。そんな大会で愉快な人達をたくさん見つけたので、ちょっと彼らの話をさせてください。

【スーパーかっこいい先頭集団】
表彰台を狙う先頭集団は、平均40km/h、下り道は70km/hで走っています。3時間で私は計8回抜かれましたが、私を追い抜く時がカッコいいんです!! 

彼らが後方から近づいてくると、シャーッという音がだんだん大きくなっていきます。鋭い音です。私は邪魔にならないようにギリギリまで端によります。そして私の横スレスレを、彼らは目にも止まらぬ速さで駆け抜けていきます。この臨場感は観客では味わえません。同じコースを走っているからこそ味わえるトキメキです。

もう~、かっこいい~♡

【ミニベロまんまるおじさん】
出場車に規定はありませんが、95%はロードバイクです。4%はクロスバイク、1%がママチャリ他など。

その中に、1人ミニベロで走る太ったおじさんがいました。いやいやミニベロで耐久はキツイでしょ!そもそも何故アナタがミニベロを買ったの?!オシャレ女子のイメージが強いミニベロを何故・・・? おじさんはパンパンに膨らんだナップザックを背負っていました。いったい何が入ってるの~?!

【ナマハゲ】
長髪のお兄さんが髪を縛らずにレースに出ていました。ロードバイクは髪がなびく・・・なんてスピードではありません。髪、乱れまくりです。彼はガタイが良くて、サドルの位置が低すぎるのかガニ股気味で、その姿がナマハゲに見えてきて・・・。髪は邪魔だし、サドルが低すぎると足が疲れます。「髪まとめなよ!サドル上げなよ!ラクになるから!!」と言ってやりたかった・・・。

5.1kmのコースをぐるぐる回り続けるので、こんな愉快な人達と何度もすれ違います。

彼らのおかげで飽きる事もなく、楽しい楽しい3時間でした。かっこいい人も、不思議な人も、変な人も、私にとっては愛しい自転車ライダー仲間です。また会える日を楽しみにしています。

    

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2017年4月Vol57 2017年09月05日


こんにちは、サクッと小話のサクライです。青葉が眩しい季節ですね。そういえば、最近の運動会は5~6月が多いってご存知ですが?私の頃は10月だったので、クラス替え直後に運動会なんて不思議な感じがしますが・・・。

サクライは運動会に良い思い出がありません。─というか、学校行事の中で1番キライでした。どうせ運動音痴だからでしょ?─えぇ、そうですよ、そうですが、それだけではないんです。今月はそんな胸の内を聞いてください。もしアナタが「勉強はできるけど運動はできない」子供時代を過ごしていたら、共感していただけるかもしれません。

私は「勉強はできるけど運動はできない」子供でした。勉強ができると普段から目立ってしまうので、運動会でも周りの期待は高いです。しかしそこで私が見せるしたいに、「勉強はできるくせに役立たずめ」と皆が白けた目を向けます。その時の恥ずかしさと情けなさといったらもう・・・。

あぁ、どうして運動はあるのにテスト会はないんだろう。テストもクラス対抗戦になれば、私は稼ぎ頭としてクラスメートに感謝してもらえるのに。誰かが100m走で1位になればクラス中が喜ぶのに、私がテストで100点取っても誰も喜んではくれない。運動神経は「クラスの宝」としてチヤホヤされるのに、勉学は「利己的な力」と見なされる。だって運動会は団体戦だけどテストは個人戦だから!

私の小さな胸は痛みます。ズキズキ。

小学生の頃からずっとそう思っていたけど、言えないんですよね~。「勉強はできるけど運動はできない」は嫌味に聞こえるからです。ところが逆に「勉強はできないけど運動はできる」は爽やかに聞こえるって知っていますか?たとえば就活の面談で、「ずっと野球一筋で、勉強はあんまり・・・。えへへ」なら、爽やか・根性・チームプレー・素直などの印象が得られます。でも「勉強はできますが、運動はあんまり・・・」だと、暗い・弱い・個人主義・理屈っぽいなどの印象になるわけです。─なんでだよ!不公平だっ!!

たまに運動会をしている学校の脇を通り過ぎる事があります。そんな時、徒競争でどんじりを走る子供達に、私はひっそりエールを送ります。「がんばれ、一生懸命やれば十分だよ!」と。そして彼らが大人になって運動会から解放された時、私のように「自分の好きな事を好きなペースでやれるなら、運動も悪くない」と思えたらいいなぁ─と説に願います。本当に心からそう願います。

 

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2017年3月Vol56 2017年09月04日

こんにちは、サクッと小噺のサクライです。先日、博物館に遊びに行って、そこでヒトの進化について係員さんのお話を聞いてきました。アウストラロピテクスとか、ホモ・エレクトスとか、聞いた事ありますよね? そして最後に栄えた種族がネアンデルタール人とホモ・サピエンスです。脳容量は同じくらい・・・いや、ネアンデルタール人の方がちょっと大きいかな。しかし生き残って、我々の祖先になったのはホモ・サピエンスです。なぜホモ・サピエンスが勝ったのか?係員さんが教えてくれた理由がビックリなんです!
(※ホモ・サピエンスが残った理由は諸説あって、係員さんが教えてくれたのはその中の一説に過ぎません・・・有力らしいですが。)

ホモ・サピエンスが生き残った理由、それは・・・・・・顎です。ネアンデルタール人よりホモ・サピエンスの方が顎が少し前に出ていて、それによって発音できる音が増えたそうです。音が増えた=より複雑なコミュニケーションができる=他個体との情報のやりとりが増えた事が、生き残った理由という事です。情報を交換すれば、1人の経験が10人にも100人にも活かせますものね。

最強のサバイバル術は“しゃべり”か!!!!コレけっこう衝撃でした。

たしかに周りを見渡すと、よくしゃべる人=よく情報発信する人は、他の人から情報を得る機会も多いらしく、美味しい店や良い病院をよく知っています。「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、時代によっては死活問題ですよ!

男性より女性の方がよくしゃべる、青年/老年より壮年/中年の方がよくしゃべると思うのですが、これにも理由があるのでしょうか? サクライの個人的な考えでは・・・男性より女性の方が身体能力が劣るぶん、必要にかられてコミュニケーション力が増した? 青年/老年に比べて壮年/中年は社会の基盤になっているぶん、家族や友人以外とも話すことが多くてコミュニケーション力が増した? ―という仮説を立てたのですが、いかがでしょうか。

せっかく顎が出ていても、歯がなくなったら上手く話せません。
最強のサバイバル術を維持するためにも、歯を大切にしたいですね!
(今月の小噺は珍しくキレイにまとまりました 笑)

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2017年2月Vol.55 2017年05月01日

こんにちは、サクッと小噺のサクライです。ようやく春ですね。マフラーをとって、コートを脱いで、春服を買いに行きた~い!(私は寒がりで、3月までコートを着ています) ウキウキと財布の紐が緩んでしまう今日この頃です。

・・・ところで、買い物をすると「緩んでいるのは財布の紐じゃなくて、私の頭だ」と思う事がよくあるのですが、ちょっと私の話を聞いてください。コレって私だけですか?

私、支払いが上手くできないんです。たとえば1296円の買い物をして、ぴったり出せないけど釣銭をジャラジャラもらうのはイヤ―という時は、1596円や(釣銭300円)や2006円(釣銭710円)を出しますよね。

私もそのように計算してお金を渡しているつもりなのですが、だいたい間違っています。千円札を出さずに、296円だけ出してパチンと財布を閉めるのはまだ良いほうで(レジの人に「あの・・・足りません」と言われる)、1583円(釣銭287円)や2002円(釣銭706円)など、トンチンカンな金額を渡してしまう事が多いんです。

店員さんの反応は人それぞれで、2002円受け取って706円のお釣りをくれる方もいます。
しかし混乱して、ただ黙ってお金を見つめている人もいます。申し訳ない。

お店にも他のお客様にも迷惑です。そこで、できるだけカードで払う事にしました。これで問題解決・・・かと思いきや、クレジットカードの代わりに保険証を出したり、図書館カードを出したり、バンクカードを出してしまいます。

財布の中に沢山のカードが入っている訳ではありません。それなのに、その中から適切な1枚を取りだす事ができないなんて・・・。

カードが間違っている事に店員さんがすぐ気づいてくれると良いのですが、わりと気づきません。機械を何度通しても読み込まなくて(当たり前だ)、だんだん焦っていく人が多いです。途中で「あれ?これ違うカードですね」と気づいた時の脱力感。

もっとヒドイ時は、「これください」と商品をカウンターに置いて、財布を開かずにニコニコ待っている事もあります。

店員さんが困ったように「お、お支払いは・・・?」と声をかけてくれて、私は慌てて財布を開きます。
ようやく支払いを済ませて、お礼を言って、最後は商品を持たずに去ってしまうというマヌケっぷり。

サクライあほじゃん!P.D.R.大丈夫か!-と心配になった方がいらっしゃったらご安心ください。大丈夫です。
あほじゃないスタッフが沢山います。その人達に支えられているので、仕事はなんとか大丈夫です。

・・・ところで恐ろしいことに、私は学生時代バックパッカ―でした。言葉の通じない国々を1人で貧乏旅行していました。世界は良い人ばかりではありません。こちらが多く支払ってしまったり、買った物を置いてきてしまったり、そういう時に教えてくれる国ばかりではありません。自分で気づいていないだけで、私はいろんな国のいろんなレジで、お金や商品を失っているような気がします。こわいなぁ。

 

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2017年1月Vol.54 2017年04月03日

 

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こんにちは、サクライです。暦の上では春とはいえまだまだ寒いですね~。最近の週末は本当に辛いです。鼻水を垂らして、指先を真っ赤にして、足指なんて麻痺しちゃいながら、懸命にロードバイクをこいでいます。

実は昨年夏からロードバイクを始めまして。「気分転換になれば~」と軽い気持ちで始めたのですが、魅力にズブズブとハマってしまって、今では気分転換なんてものではありません。超真剣に取り組んでいます。ロードバイクに乗った事ありますか?自転車とは全然ちがうんですよ! まず姿勢が違うので、首と腕と背中が痛いです。次にスピードが違うので、緊張感が違います。私は初乗り直後に気絶しました。しかも痙攣していたそうです(夫が一緒だったので大事には至っていません)。そのくらいキツイんです。しかし目覚めると「もう1度こぎたい」と思ってしまうロードバイクの不思議…。

 

ところで、皆様も車でロードバイクの横を通り過ぎる事があると思うのですが、その時はどうか優しくしてあげてください。あの時、ロードバイク走者は大変な恐怖の中にいるんです。

 

ロードバイクは歩道は走れません。私でさえ時速25km(夫は時速35km)出るので歩行者にぶつかったら大怪我をさせてしまいます。しかし、路肩を走るのはめちゃめちゃ怖いです。吹けば飛ぶようなロードバイクの脇をびゅんびゅん通り過ぎていく車の群れは、大きくて速くて重量感たっぷりで…車は凶器だという事が身にしみて分かります。
「私はいつ死んでもおかしくない」という、普段は忘れている事実に気づかされます。もう、象の大群の隣を走るインパラになった気分です。

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路肩(車道と歩道の境目)がロードバイクの居場所なのですが、ロードバイクの繊細なタイヤにとって、この場所は過酷です。コンクリートの処理が雑で凸凹している事があります。小さな段差がある事も多いです。マンホールの蓋もあります。こういった凸凹や段差や蓋に、ロードバイクのタイヤは弾き飛ばされてしまうんです。もし車道側に飛んだら…?下手したら命はありません。

 

たまに「もっと歩道側に寄れ~」と圧をかけてくる車がありますが、それにビビって障害(凸凹、段差、蓋など)を踏んでしまうと悲惨なことになるので踏ん張っています。初めは怖くて涙ぐんでいましたが最近は泣きません。怖いけど泣きません。体だけでなく心も強くなってきました(笑)。

 

私はもとの運動能力が低いので、伸びしろは大きいです。いつか皆様に「ロードバイクで○○まで行きました」なんて、楽しい報告をしたいと思います!!
 

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2016年12月Vol.53 2017年02月27日

こんにちは、サクライです。皆様は良い年のスタートは切れましたか?私は先週末に熱田神宮に初詣をしてステキな30才になれるよう祈願してきました。「コイツは30にもなってこんなアホなこと書いてるのか」と言わず、温かく見守っていただけると嬉しいです。2.png

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さて、先日シルク・ドゥ・ソレイユのTOTEMを見てきたのですが…とんでもなかったです。「すごい」を通り越して「おかしい」、「感動」を通り越して「驚愕」、「夢みたい」を通り越して「悪夢みたい」でした。―あぁ、こんな風に書くと悪かったように聞こえますね。そうじゃないんです、すごく良かったです。
ただ理解可能なレベルを超えているので、結果的に、驚愕の変な夢を見ていたような気分になるんです。

 

シルク・ドゥ・ソレイユはカナダに本部を置くサーカス団で、たまに日本公演もしてくれます。サーカスなのに動物がいない珍しいサーカス団です。彼らは人間だけで演じます。人間の中にある動物性を発揮しているそうですが、もはや人間にも動物にも見えません。人間にしては飛び跳ねすぎるし、動物にしてはセクシーすぎます。もはや新しい生き物です。

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チケットは1万円程度…ミュージカルやオペラと同じくらいですね。ただ、サーカスらしくテントで開催するために会場が狭く、演者がとても近いです。「この距離感で1万円はお得」と思います。しかし目にするものが不思議すぎて、詳細を記憶にとどめる事ができません。ミュージカルやオペラなら鑑賞後に脳内リピートして何日間も浸れるのにシルク・ドゥ・ソレイユの記憶は断片的で、全体を通して思い出す事ができません。「脳内リピートできないのに1万円は損」とも思います。本当に、変な夢を見ていたようなんです。

 

首を吊った状態でグルグル回ったり、命綱ナシで宙を高く舞ったり、座布団を足で延々と回し続けたり…いくら仕事だからといって、よくこんな事ができますよね?―私の仕事ってラクだなぁ。シルク・ドゥ・ソレイユのような大したことはできませんが、今年も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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2016年11月Vol.52 2017年01月20日

こんにちは、サクライです。もう今年も終わりですね。毎年この時期になると、私は「今年の1冊」を選んで勝手に表彰しています(今年出版された本ではなく、私が今年読んだ本の中から選びます)。受賞した本を目の前に置いてパチパチパチ…と拍手をするだけの、ささやかな1人表彰式です。でも今年は、この場をお借りして表彰式を行いたいと思います。

 

えー、では改めまして…Ladies and gentlemen, I proudly present this years my best book!!
内田樹の『疲れすぎて眠れぬ夜のために』!!!( 2 0 0 3年 角川出版)

 

内田先生は私が好きな哲学者の1人で、「私の今年の1冊」の常連でもあります。今までも内田先生にはハッとさせられる事が多かったのですが、今年はこの本に救っていただいたんです。― 今年の5月、私はうまく眠れなくなりました。昼もぼんやり、夜もぼんやり、寝てるんだか起きてるんだか分からない状態が続いて、けっこうキツかったんです。

そんな時に出会った『疲れすぎて眠れぬ夜のために』。

 

これは睡眠についての本ではありません。多様なトピックスのエッセイ本です。ただ、「肩に力が入っている人」を読者像に据えているように思います。「ラクにしなよ」と言っているように感じます。

 

いろんなトピックスがある中で、私が救われたのは「利己主義」の話です。

たとえばムカついて人を殺す若者を「自己中だ」と非難する声があるけど、これは真の意味で利己的とは言えない。一瞬のむかつきを解消するために、そのあと長期間の拘束を受けるなんて、間尺に合わない取引だ。「未来の自分」より「今のむかつき」を優先する―これは利己的というよりも、利すべき「己」が異常に縮まった状態といえる。

ここまでは「私は違うもん」と思って読んでいました。問題はこの後です。

 

頑張りすぎる若者も、「己」が極端に縮んでいるという点では、むかつく若者と同じだ。彼らは自分を「私として承認する部分」と「承認しない部分」に分けて、承認する部分だけを「本当の私」と見なす。承認しない部分は、心であっても体であっても、承認する部分のために滅私奉公する事が求められる。でも、「私」って、本来もっと広大なものではないのか。

これはガツンと来ました。たとえば仕事中に頭が痛くなると、私は頭に向かって「いいから働け」と命令していました。たとえば夕飯の支度ができないほど疲れていても、私は体に向かって「旦那が帰ってくるまでにご飯を作ろう」と言い聞かせていました。つまり、「バリバリ働く私」や「良妻な私」を優先させて、「頭痛の私」や「疲れた私」は無視してきたんです。どの私も、平等に私だったのに。

 

この事に気づいてから、とてもラクになりました。「働く私」と「頭痛の私」の声を両方とも聞いて、「良妻な私」と「疲れた私」の声を両方とも聞いて、妥協点を探すようになったからです。頑張るのは大事だけど、適切に休むことも同じくらい大事だと、内田先生は教えてくれました。おかげで肩の力が抜けたのか、今ではぐっすり眠れる日々を過ごしています。

 

いろいろあったけど良い年でした。1年間お世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 

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