スタッフのひとりごと
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ハラジョーな人生|1987年〜(2/3) 2009年06月18日

 

さて、見事に仕入先をなくした私。

でも注文は入ってくる。

ボーッとしているワケにもいかず、

2ヵ月後にドイツで行われるI.DS(international dental show)という

歯科材料の見本市を見に行きました。

1987年のことです。

なんと、そこでスイスのメーカーと取引できる話がついたのです。

嬉しさのあまり、ついでに観光でもしようと

ドイツやイタリアを4000キロも走破しました。 

 

そして、スイスとの取引にめどが立った私は調子に乗り、

その秋には会社を株式会社に

(名前はパシフィック・デンタル・リサーチの頭文字をとってP.D.R.)したのです。 

 

(株)P.D.R.は、スイスから仕入れたダイヤモンドバーをきっかけに、

その後もマスクやグローブなど取扱商品を少しずつ増やしていきました。

取扱商品を増やし、ダイレクトメールを発送する。

この繰り返しが5年ほど続きました。

 

そして、1992年。

当時は、全国的に通販をしている同業は3社ありました。

彼らとの差別化を図るため、

他がイヤがって取り扱っていない製品を扱うことにしました。

 

そのひとつが石膏です。

石膏はカサが張るは重いはで、通販には不向きに違いありません。

でも、他がやっていないのですから、売れるに決まっている。

「医療用具製造業」という国の許可もとり、歯科用石膏を開発したところ、ヨミ通りしっかり売れました。

しかも、加工工場を増設して販売にもテコ入れしました。

私なりに勝負を賭けたのです。

 

そのころからです。

これまでの出来事がウソのように会社がうまくまわり始めたのは。

 

年商がようやく1億円を超えました。

お客様からは安いし品質も良いと言われるようになりました。

不景気で、歯医者さんも価格に敏感になってきたようでした。

不景気のおかげで売上が上がったなんて不謹慎ですが、

私、不景気ありがとうと言いたい気持ちでした。
 

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ハラジョーな人生|1987年〜(3/3) 2009年06月18日

 

国内のメーカーも私たちの存在を無視できなくなってきたようで、

この頃には製品を売ってくれるようになりました。

問屋からの圧力を受けながらも

「P.D.R.さんは売ってくれるから」と言ってくれたのです。

メーカーさん、それは正しい選択だ。

 

1万件の顧客を持つまでになりました。

「午後2時までのご注文は当日発送」を売りにしていた私たち。

手作業ではテンテコマイしてしまいますから、受注管理システムを導入しました。

商品管理・顧客管理はバッチリこれでOK。

金払いの悪いお客さんもバッチリわかるシステムにしましたから、

支払方法は商品代金引換のみから、郵便振込や自動引落しなど

後払いも受けられるようになりました。

 

当時のポリシーは「売れるものしか扱わない」でした。

だから、取扱い品目は100種類しかありませんでした。

たぶん、日本一取扱い品目が少ない材料屋だったでしょう。

 

ダイレクトメールだけでなく、FAXでの案内も始めました。

「こんな商品も始めました」というタイムリーな製品情報はもちろん、

新しい技術の紹介なども載った広報物を顧客に送信したかったのです。

この広報物づくり、カリスマを目ざしていた頃の修行や、

業界紙に記事を書いていた頃の知識がとても役に立っています。
 

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ハラジョーな人生|1995年〜 2009年06月18日

 

私も35歳になりました。

独立して10年目、1994年の5月期はようやく会社らしくなり、売り上げも3億円に。

来年の売り上げも4億円を見込めました。

この頃からでしょうか、シアワセを感じ始めたのは。

頑張ってきた甲斐があったなあ、と。

 

ただ、妻にはずいぶんとキツかったろうし、子供も寝顔しか見られなかった。

両親にも心配かけました。ここから一生懸命恩返しをしていきました。

毎晩、子供と一緒に入るオフロがいちばんの楽しみになりました。

・・なんて言うと「まるくなったなぁ」と思われるかも知れませんね。

 

この頃の社員は、私と妻と、中途採用の男性が2人、パートから社員に昇格した女性3人、

あとはパートさん20人。合計で27人です。男は私を含めて3人です。

 

そして、はじめての大きな求人広告をだしました。

誰かが辞めそうだとか、目が回るほど忙しいとか、

特別な事情があったわけでなく・・

ただ、私自身もう一度本当にやりたいことを見つめ直したい。

地に足つけてこの仕事を考えれば、もっと面白いことができるのじゃないか。

そう思ったのです。

 

これといった特別な経験や能力は一切要求しませんでした。

「とにかく何かに打ち込みたい」という気持ちさえあれば十分だったのです。

 

新入社員に刺激を受けながら、

また明日に向けていろいろなことをやっていけたらウレシイ。

そう思って声を掛けました。

 

海外メーカーの開拓ですか?いいですよ。一緒にやりましょう。

面白い仕事をしましょう。そう思って。

 

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おわりに|2017年

「ハランバンジョー」というのは、求人広告についていたキャッチコピーです。

採用支援会社の社長さんが、当時流行っていたテレビ番組からとってつけてくれたようです。

今になると、この程度の経験で「ハランバンジョー」というのは大変おこがましいのですが。

私自身は、自分の人生が波乱万丈だなんて考えたこともなく、

その時、その時を一生懸命すごしていただけでした。

いまでも眉間にシワを寄せて悩んだり考えこんだりすることもありますが、

少しでも楽しく毎日をすごせるように、少しでも世の中の

お役に立てるようにと努力を続けています。

 

この時の広告を見て入社してきた谷川あかねの物語はこちら
 

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