暑中見舞ノーカット版

暑中お見舞い申しあげます。

 

ピーディーアール“季節のお便り担当”加藤です。
毎日暑い日が続きますね。
皆様、いかがお過ごしですか。

 

今年も皆様に夏のご挨拶を差しあげる季節がやってまいりました。
今回の暑中見舞も、弊社社長の仲谷が執筆しました。

 

今回も、執筆を依頼した数日後には私の手元に原稿がやってきました。
ここから苦心して文章をはがきサイズに収めるのですが、ようやく“まぁこれくらいの量ならなんとかはがきに収まるだろう”と思える量になった後、仲谷が“どうしても追記したいことができたから、原稿返して”と言うのです。

 

原稿を仲谷に渡し、戻ってきた文を見て…。

 

仲谷は、同じ年代の男性同様、○○○ギャグ…、いえ、言葉遊びが大好きです。
時折ある社長のお話、新年会、日常の会話など、折に触れてそれは時折登場し、場の雰囲気を大いに盛り上げます。

 

さてここで問題です。
今回の文章、仲谷の一番のこだわりポイントはどこだと思われますか?
ヒントは・・・IDSの開催場所!

 

ブログでは、はがきに収めきれなかった暑中見舞ノーカット版をお届けいたします。
ちょっと長いですが、最後まで読んでいただけましたら幸いです。

 

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暑中見舞い申しあげます。

 

私は外国語が話せないので不都合も多いです。
ですから出張の時は、男性社員がいれば同部屋を希望します。
妻から「相手が気を使ってかわいそうだからやめなさい」と言われますので、毎回本人に確認するのですが、皆が私との同部屋は嬉しいと答えてくれるので問題はありません。

 

今年3月に、ドイツ・ケルンのIDS(インターナショナルデンタルショー)に英語と中国語の話せる社員と一緒に行ってきました。
私はどちらも話せませんので、何かやらかして「こんなことするのはどこのドイツだ?」と言われても気にならないお気楽君です。

 

今回はその時同部屋だった清水君の話です。
総勢6名の出張チームはそれぞれスーツケースを持って混んだ電車に乗りました。
私と清水君以外は女性です。
若い男子の清水君は通路に立ち、他のメンバーは二階建て電車の一階に散らばりながら座りました。
それを確認して、清水君は二階への通路部の広い場所へ移動し姿が見えなくなりました。

 

飲みかけのワインボトルを片手に酔っ払いが通路の奥からヨロヨロ歩いてきます。
歩きながら、女性の顔をじっくりみたり話し掛けたりしています。
皆、無視です。
しかし女性に余りに近付きジロジロ見すぎると、周りの関係のない男性が酔っ払いをたしなめます。

 

弊社の女性社員櫻井も顔を近付けられ、話しかけられましたが、知らん顔していました。
別の女性社員池尾は、櫻井に何かあればすぐ立ち上がれるようにして、離れた席から心配そうに様子を見ていました。
櫻井の隣の会社員風西洋人の男性が酔っ払いに何か言ってくれました。
少し離れた席の学生風アジア人の男性も何か言ってくれました。
酔っ払いは大きな声でその男性達に捨て台詞を吐き歩いて行ってしまいました。
良かった良かった。
彼らが酔っ払いに何と言ってくださったのか、酔っ払いが何と言ったのかも分かりません。
私は櫻井をかばってくれた男性達に会釈しただけでした。

 

電車を降り清水君に「変な酔っ払いいたけど、知ってた?」と聞いたら、彼はケロン(ケルン)っとしてこう答えました。
「僕はハグされてほっぺたスリスリされました。あいつの髭、痛かったです」
この車両の中で清水君が一番お気に召したようです。
さすが色白清水君。

 

清水君は1人で下を向いて耐えたそうです。
うちの清水君に近づくのはどこのドイツだ。

 

私と清水君の同部屋って、このまま続けてると問題かもしれません。

 

あったかいのか寒いのか分からない話で失礼しました。
暑さはまだまだ続きます。
ご自愛ください。

 

株式会社ピーディーアール 代表取締役 仲谷公司
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