ITドラフト会議

こんにちは。
今回はシステムの長谷川が、最新のネット上での話題についてお送りしたいと思います。

 

みなさんは、プロ野球選手をスカウトするためのドラフト会議はご存知だと思いますが、ITドラフト会議というものがあることをご存知でしょうか?
今年の春に第1回目、つい先日第2回目が開催され、ネット上ではちょっとした話題になっているんですよ。

 

しくみは野球のドラフト会議と同じ。
参加している企業がITに特化した優秀な学生を指名し、複数企業から指名があると、抽選になります。
運営しているのはライフイズテック株式会社という会社で、ドラフトに今回参加した企業は下記の7社。どこも現在のIT業界を牽引している企業です。
・SQUARE ENIX
・YAHOO JAPAN
・Microsfot
・コロプラ
・CyberAgent
・DeNA
・cookpad

 

このITドラフト会議について、ネット上では賛否両論がありますが、私は大賛成です。
運営会社の考え方に共感しました。

 

そもそも、このITドラフト会議は「IT業界にも、プロ野球のようなヒーローを生みだす仕組みをつくりたい!」という志から始まったそうです。

 

プロ野球のドラフト会議は、成長の過程がストーリー化されているうえに、会議自体がエンターテイメント性を持っています。
一人ひとりが様々な思いをもって野球に打ち込み、全力で苦難を乗り越えていく様子、皆で固唾をのんで見守る指名の瞬間、その後契約に至るまでの様々なドラマ。
同じ要素を取り入れれば、現代社会の中で必要不可欠となっているIT業界でも、イチローや錦織圭のような世界で活躍するヒーローが生まれてもおかしくないはずです。

 

日本の技術力や頭脳なら、現在IT業界で偉人とよばれる人達の中に日本人がもっとたくさんいてもいいのではないかと思います。
そのため、IT業界でヒーローを生みだし、次なるヒーローたちの目標となる仕組みを創ろうとするこのイベントに感銘を受けたのです。

 

運営会社のライフイズテックという会社は、ITの人材を育成することを目的として、数々のIT教育プログラムやワークショップを行っています。
たった12人の社員が、様々な大学や名だたるIT企業から協賛や協力をもらい、「創造する力とつくる技術を育てるキャンプ」には、これまでのべ8000人の中学生・高校生が参加したそうです。
未来のIT業界を考えて支えている素晴らしい会社だなと思ったので、今回紹介させて頂きました。
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