魚介アレルギーだなんて

こんにちは。本日は紙コップ担当の趙航がお送りします。
みなさんはお盆休みをいかがお過ごしでしたか。私は1年ぶりに中国の実家に帰り、夜は17℃とエアコンの必要がない涼しい一週間を過ごしました。

休み中、楽しいこともいっぱいあったのですが、今回実家に帰った時にとてもショックだったことがあります。それは自分がアレルギーだと言われたことです。

私は今年の4月からおへそ周りに湿疹を繰り返し、薬を塗ってもなかなか治りません。とても痒いので掻いていたら、色素が沈着して肌が明らかに黒くなってしまいました。
実家に帰った時に母に「こんなに黒かったらお嫁に行けないよ!」と言われ、病院に連れていかれました。
病院でアレルギーの血液検査をしたところ、海の魚介が最大6点中5点(ひどいアレルギー)、川の魚介とカニが最大6点中2点(たくさん摂取するとアレルギー反応が出る)でした。

 

学生時代に研究室でラテックスグローブを毎日長時間はめて実験をしていたら手が痒くなりました。実験用マウスに噛まれて蕁麻疹が出て、それ以降素手でマウスを触ると手が痒くもなります。でもそれは非日常的なことなので、アレルギーになってもしょうがないとあきらめが付きます。まさか食べ物でアレルギーになるなんて思ってもいませんでした。

 

だって私は中国育ちです。環境がきれいなほどアレルギーになりやすいと言われますが、私が育った環境は決してきれいではありません。家の近くの小さな森を走り回り、そこらへんで転がっている知らない果実を適当に口に入れていました。ワンちゃんと一緒にも寝ていました。夏休み中はおばあちゃん家の近所の豚や牛にしょっちゅう餌やりをしていました。そんな私が魚介アレルギーだなんて!

 

食物アレルギーと環境は関係ないかもしれませんが、気持ちでは納得できません。
だって私は魚介が大好きです。北海道でカニづくしのコースを食べた時涙が出そうだったんです。人生の最終日はカニみその甲羅焼きとブリの刺身とマトンの蒸し餃子を食べたいです。魚介のおいしさを知ってしまった私が魚介アレルギーだなんて、これからの長い人生はかわいそう過ぎる!おへそ周りが黒くなって皆に「腹黒」って言われるより、魚介アレルギーだと言われた方がずっとショックです…。
親戚の娘さんが卵アレルギーで、ケーキの話をしている時の顔は隣で見ているだけで心が痛かったのですが、今になってその気持ちがよ~く分かります(泣)。

 

どうやってでも魚介を食べられるようにしたいと思います。湿疹が治ったらお医者さんと相談します!