11月の1冊

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は毎月恒例の書籍紹介をさせていただきます。

 

今月、紹介させて頂く本は、マーカス・バッキンガムによる「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」という本です。上司から紹介され、読んでみたら面白かったので、ここでも取り上げさせていただきました。

 

この本では、短所を克服する事に力を入れるより、自分の強みや長所を知り、それを徹底的に伸ばしていく。そうする事で人生が楽しく、豊かになるという事が、繰り返し主張されています。

 

そのためには、まず自分の長所を知らないと話になりません。ただ、自分の長所をどうやって知って良いかわからない。という私のような方のために、この本と連動した自分の強み発見のwebサイトがあり、質問に答えていく事で、34ある資質のうちから自分の資質5つが解析されます。

※ただし、この本を買わないと資質を知るためのIDが手に入らない

 

これによると、私の5つの資質は「着想」「最上志向」「収集心」「親密性」「適応性」である事がわかりました。資質の名前だけを読むとサッパリ意味がわかりませんが、例えば「収集心」と「親密性」という2つの要素を例に考えると

『休日は家にじっとしていられず、誰かと会う事が多い』

という私の行動パターンの理由がわかりました。

 

つまり、色々な情報を集める事に価値を感じ(収集心)、知り合った人間をより深く知り、自分を知ってもらう事に喜びを感じる(親密性)特性を持っているので、そういった行動になるのだそうです。自分で意識していなかったので、上司に指摘されて初めて気付きました。

 

この本が指す、才能とは「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」の事で、一般的に言う「長所」とは意味合いが違います。しかし、自分の才能を知る事、知ってもらう事で、お互いの理解が深まり、コミュケーションが円滑になる気がしますので、私の様に自分の事がよくわからないという方は、是非手にとって読んでみてください。