見送る側のきもち

私には4歳上の兄と、5歳下の弟がいます。
弟が今年の3月に大学を卒業し、
5月にオーストラリア留学に旅立ちました。

将来は海外の綺麗な海に潜るダイバーになりたいとのことで、
英語も話せて、ダイビングもできるということで、
オーストラリアを選んだようです。

実は、弟も私も大学等の関係で実家(愛知県)を離れていたため、
一緒に住んでいたのは10年前が最後です。

なので、私がよく知る弟は、中学1年生でほぼ止まっています(笑)。
当時、高校3年生の姉からしたら、中学1年生の弟は
それはそれは頼りない、危なっかしい存在でした。

その弟が一人で海外だなんて、まあ大変!
というのが正直な私の気持ちでした。
しかし、留学の準備やら資金繰りやら将来ビジョンやらを聞いてみると、
どうやら、私よりもしっかりとした大人に育っていたようです(笑)。

安心しつつも、空港まで見送った際は、
やはり心配と寂しさでいっぱいでした。

その時、見送られる側よりも見送る側の方が
意外とタフさが必要なのかもしれないなと感じました。

 

私は東京にある大学に進学し、在学中に1年間カナダに留学したので、
いつも見送られる側にいました。

家族は、毎回笑顔で見送ってくれたので
気がついていませんでしたが、
内心では、きっと不安や心配でいっぱいだっただろう思うと、
なんだか胸が熱くなりました。

分かっているつもりでも
その立場にならないと、本当には分からないものですね。

弟には、夢に向かって頑張ってほしいなと思います。

(写真は、昨年兄弟3人でシュノーケリングをしたときのものです。
弟が10メートルぐらい潜って撮ってくれました。)

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