正しい「ブラボー」

こんにちは。
購買配送課の松山です。

先日、大学時代のオーケストラ仲間に誘われ、
ヴァイオリンとコントラバスという
珍しいデュオのコンサートに行ってきました。
アメリカ人男性のヴァイオリン奏者、
日本人女性のコントラバス奏者のデュオで、
子どもの頃にヴァイオリンを習っていたことがあり、
大学のオケではコントラバスを弾いていたわたしに
もってこいな(?)二人組。
 
オペラの楽曲をメインに、
音の高低差を生かしたアレンジでとてもかっこよかったです。
老後に室内楽(※1)を趣味にできたら素敵だなあ、
などと妄想しながら楽しみました。
 ※1 室内楽:小編成(2~9人程度)で
     1パートを1人の奏者が受けもつ重奏形態の器楽合奏曲

プログラムの曲がすべて終わり、大きな拍手の中、
観客の誰かが「ブラーヴァ(ブラボー)!!」と叫びました。
昨年イタリア留学していたイタリアかぶれのわたしは、
「なかなかいい発音。しかし、間違ってるよ…もしくはわざとかなあ??」
と思ってしまいました。

なぜなら、
ブラーヴォ!(Bravo!)=男性ひとりに向けて
ブラーヴァ!(Brava!)=女性ひとりに向けて
ブラーヴィ!(Bravi!)=複数に向けて
 
の賞賛なのです。
 
ですから、ブラーヴァ!と言ってしまうと、
暗にヴァイオリンの男性に対し「お前はダメだった」
ということになってしまいます!
 
わたしがイタリアで通っていた靴の学校でも、
先生がわたしを褒めるときは「Brava!」、
男性のクラスメートには「Bravo!」、
クラス全体を褒めるときには「Bravi!」と言ってくれていました。
 
ちなみにそれぞれの最上級が、
「Bravissima」「Bravissimo」「Bravissimi」となります。
オペラ鑑賞などの機会に、使い分けてみてください。
 
この記事を書いたのをきっかけに、
数年ぶりにマイ楽器を引っ張り出してチューニングしました!
少し前までは結婚式の余興をよく頼まれて弾いていましたが、
最近はそんなお年頃も過ぎてしまい…何を弾こうかな〜。

以上、イタリアかぶれ松山のイタリア語ウンチクでした。

この記事を
書いた人

おすすめ商品

1年歯ブラシ アニィ1

毎月忘れず交換できる便利な1年歯ブラシ!子どものいる友人にちょっとしたプレゼントとして渡すと、とても喜ばれます!